浮世絵学01/落款(春章)しゅんしょう_春章/2016太田記念美術館 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) [HP: ukiyo-e.co.jp]
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浮世絵学01/落款(春章)しゅんしょう_春章/2016太田記念美術館 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) [HP: ukiyo-e.co.jp]

2016-07-24現在

酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) [HP: ukiyo-e.co.jp]

春章のモノグラフ展である。

しかし、200余点の内、春章は70点ほど、1/3で、残り2/3は春好、春英、春朗(後の北齋)であった。

役者絵を除いてあるので、その他、美人画の浮世絵は極めて少ない。

IMG_20160215_0001

春章は役者絵の春章であり、その他、武者画、相撲絵、美人画などはもともと少ない。

役者絵の紹介だけでは、細絵で、役名、役者も判明せず、同じような図版になって特定できない。

番号を付けて、区別するば別であるが、歌舞伎通でない限り、一般に外題(演目)は分からない。

理解できないと云って方が良いかも知れない。説明されても、複雑な筋立てが分からないのである。

春信 1725-1770(46)

春章 1726-1792(67)

*春章は春信がいなくなり、美人画の手本とする絵師を重政に振り替えた。

役者は文調(-1768-1773-)と分担して、1770(明和7)役者舞台扇を刊行している。

春章が49図、文調が57図である。文調の生没年が不明であるが、互角に役者を描いていることから、ほぼ同年代であろうか。

すると、文調は(1720s-1770s)ということになる。

重政 1739-1820(82)

春好、春英、春朗などを多く紹介してあった。

*役者大首の嚆矢は、春好である。

2016勝川春章/太田美術館

日野原健司学芸員が、役者画を除く、春章/総目録279点を制作して、図録末尾に掲載されている。

新藤茂氏の「役者似顔絵ー春信、春章、文調そして笠森お仙」は役者絵の考証から、刊年を特定した示唆に富む論文である。

いずれ、これらも入力するつもりである。

何か御気付きの点があれば、御教示ねがいたい。

酒井 雁高(がんこう) 学芸員 curator
浮世絵・酒井好古堂   [HP: ukiyo-e.co.jp]
[浮世絵学]文化藝術懇話会    浮世絵鑑定家
100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14
電話03-3591-4678 Fax03-3591-4678



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