浮世絵学04/外題(画師姓名冠字類鈔) 1835菅原洞齋(1772-1821) 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) [HP: ukiyo-e.co.jp]
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2016-03-02現在

酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) [HP: ukiyo-e.co.jp]

全13冊の写本(世外樓写)である。谷文晁(1763-1840)の妹婿であり、鑑定家であった洞齋(どうさい)の記録は重要である。

世外樓の写とあるが、誰だか不明。筆耕などプロの書体と違って、素人臭い文字の書き方である。

最近、春章の生没年も、本書によって明らかになった。

これまで1893関根只誠/名人忌辰録の享年(76)を採用していたが、実際より十六歳も年長になっていて、これでは合点が行かない。

只誠の記録は、出典が無いので、再確認のためのが確定できない。

享年(50)は虫喰いの漢数字から、五、つまり五十歳と判断できる(神谷勝広氏、指摘)。

従って、春章(1743-1792)(50)ということになり、素外(1734-1823)より10歳ほど年下で、旭朗井の齋号を与えられた。

洞齋の記録は、同時代のもので、信頼に足るものである。特に鑑定家として各分野に情報網を持っていたと想像される。

他の画師の生没年などが、明らかになることを願っている。

国会図書館は、一日も早く、デジタルで公開して、日本美術に貢献して欲しいものである。

また、本書と関連がある1810s-1820s観嵩月(1760s−1830)/画師冠字類考も、同様にデジタルで公開し、比較して、事実を確認したい。

雁高

酒井 雁高(がんこう) 学芸員 curator
浮世絵・酒井好古堂   [HP: ukiyo-e.co.jp]
[浮世絵学]文化藝術懇話会    浮世絵鑑定家
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