浮世絵学04/外題(北齋漫画E02/二編)デジタル *全頁を影印で掲載 1814戴斗(たいと)/北齋漫画T02 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂) http://www.ukiyo-e.co.jp/20452
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2018-04-06現在(2019-01-10更新) [浮世絵学]       http://www.ukiyo-e.co.jp/20452

酒井雁高 浮世絵・酒井好古堂主人 

SAKAI_gankow,  curator,  professional adviser of ukiyo-e

◯1814傳神開手・北齋漫畫E02/二編 全  *本書は、永楽屋東四郎(東壁堂)、1817刊行である。

落款:戴斗(たいと)

刊年:1814(*年記なし)。1817(文化14)以降の刊行(巻末目録に北齋漫画全十冊が掲載)

判型形態:半紙本

外題(げだい):「傳神開手」の角書(つのがき)題簽(だいせん)。これが初版(また初印)である。

*表紙:黄色表紙 宝珠繋ぎの正面摺

*表紙(裏):なし 

(**目録に富嶽百景三編が掲載されている書籍は1849以降)

*扉(とびら):なし

版元:尾張東壁堂藏板目録 永楽屋東四郎

跋:京都書林、大坂書林、東都書林、尾陽書林 永楽屋東四郎 *永楽屋が版権を持って、他の書林は販売のみ

◎他の北齋漫画、下記で御覧になれます。

浮世絵学04/外題(北齋漫画*)デジタル *影印で全頁掲載 北齋、戴斗その他 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂) http://www.ukiyo-e.co.jp/34105

 

 

*                  (二編序文 六樹園主人) *狂歌名は宿屋飯盛

於のれ事さらに物めてするくせはあらねと 此さうし

の繪をうち見るより てうちたゝきて ふしあふき

阿さみおとろくこと おほかたならす さるハ野山をかける

けたもの 海川におよく魚 あるハ鳥 むし 樹草のた

ぐひ すへて こゝろゆくハかり きはことに かきなしたる けに

丹なき 上手の志ワさとそ見へたる 人のすかた繪は

わきておかし くらゐたかき人の優なる やまかつの

こちこちしき かうぬし(神主)の ゐやゐやしき 法師のたふ

とけなる はかせの志たりかほなる くすしのほ古らは

志き 阿そひの あたあたしき いろ古のみのすゝろ

なる こしたへぬ 老ひと はひゐさるみとり子 古し

かく男 くるまやるひと ふねこくをの古 馬のくち

とり めのと はらとり ちゆうけんをとこ  つふね こんかき(紺掻き)

ひはたふき はん志やう かち かはらつくり かへぬり あき人

おんやうし き古里 かつき女 すまひ(相撲)人 髪あくるさま

ゆひしさま おくるさま いぬるさま やうやう さまさまの

かたち けはひ さなから いきて はたらくかとそ おほゆる

古の繪師をたれそととふに 此ころの上手にす

める北齋の翁なりけり まことや 古のひとの繪を

もとむとて と古ろせう(狭う) つとふ人ハ こゝらのほしの

北辰にむかふことく はた かつしかわせの 田つらふく風に

なひくに ことならすとか おのれとしたけ ぼけひか

みて 物このみも 世人とハ うらうへなから たゝ此ぬし

の繪をしめれは 阿なめてた あなおかしと いつとて

も ゑみまけて もてはやし興すること なほよ古

も里たる人に たかはす さは わかうとゝおなし

こゝろなるハ またいたう老ぬにこそと せめて

たのもしき こゝちするも たくひなき繪にうち

見ほれて おもはす うかれまとふにやあらむ

六樹園主人

(雁註)宿屋飯盛、国学者・石川雅望(1753-1830)(78)(まさもち)、狂歌名は飯盛(めしもり)。

一      (雁註)原本の丁数、左下の漢数字

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(雁註)能面など、眼、鼻、口などの特徴、顔の表情を上手く表現している。

十一

 

十二

(雁註)玩具絵の尽(つ)くしの先駆か

 

 

十三

 

十四

 

 

十五

 

十六

 

十七

 

十八

 

十九

 

二十

(雁註)櫻の花弁、紅と薄紅、そして黄色も使っている。 なかなか鮮やかな印象だ。

廿一

 

廿二

 

廿三

 

廿四

 

廿五

 

廿六

 

廿七

 

廿八

(雁註)いわゆる鳥獣魚介に属さない虫(むし)を描いている。虹(にじ)も虫と考えたようだ。

 

廿九

 

丗*

 

二編(初版)(文化十二年 跋文) *以下、十編まで同文の跋

東都画工        北齋改葛飾戴斗[ふしのやま]

同 校合門人           魚屋北溪

_                斗圓樓北泉

尾陽名古屋校合門人        月光亭墨僊

_                東南西北雲

文化十二年      江戸日本橋四日市  竹川 藤兵衛

_   孟夏     同本石町十軒店   英屋 平吉

_          名古屋本町     永楽屋 東四郎

_          江戸麹町平川二丁目 角丸屋 甚助

 

◯二編 跋

尾張東壁堂藏板目録が附されている。これらが貴重な資料になる。

北齋漫画 全十冊が、刊行されている。十編の刊行、1819(文政2)年である。従って、本書は、1819年以降ということになる。

 

 

 

◎他の北齋漫画、下記で御覧になれます。

浮世絵学04/外題(北齋漫画*)デジタル *影印で全頁掲載 北齋、戴斗その他 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂) http://www.ukiyo-e.co.jp/34105        北齋漫画*

http://www.ukiyo-e.co.jp/31956       無版元   北齋漫画N01…N10と表記する

http://www.ukiyo-e.co.jp/21976       吉川弘文館 東壁堂 北齋漫画Y01…Y15 と表記

何か御気付きの点がございましたら、御連絡下さい。

よろしく御願い致します。

酒井 雁高(がんこう) 学芸員 curator [浮世絵学**]
浮世絵・酒井好古堂 [http://www.ukiyo-e.co.jp]
[浮世絵学]文化藝術懇話会  浮世絵鑑定家
100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14
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