浮世絵の出来るまで

版下絵

絵師は版下絵を描きます。それは幕府の検印(改め印、極め印など)を受けます。

墨板を彫る

版下絵は裏返しにして桜の版木に貼られ、墨線が注意深く浮き彫りに彫られます。
「見当」という多色摺に必要な指標が右下の角(鍵見当)と左手前(引きつけ)の二ヶ所に付けられます。(他の色板も同様)

色指し

墨板は摺師に渡され、薄美濃紙の校合摺(きょうごうずり)が、色板に必要な枚数だけ作られます。絵師は朱で、それらの 校合摺に色指しをします。

色板を彫る

彫師は 校合摺を裏返しにして貼り、各々の色板を彫ります。

摺り

摺師は奉書という丈夫な紙を用意し、にじみ止めの礬水(どうさ)をひき、紙を湿らせてから、板に絵の具をつけ、上から紙を載せ、バレンでこすります。それから一色づつ順々に摺り上げ10〜20数回で完成されます。

 


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