浮世絵学04/外題(謡曲)1919(大正8)丸岡 桂(1878-1919)/古今謡曲解題 謡曲_五十音順 1624項目 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂) http://www.ukiyo-e.co.jp/1589
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1982-04-29現在(2020-07-01更新) 浮世絵学:ukiyo-e study  浮世絵鑑定:judge

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酒井 雁高(がんこう)(浮世絵・酒井好古堂主人) *学芸員  *浮世絵鑑定家 📞 Phone 03-3591-4678

酒井 邦男(くにお)  酒井好古堂・副代表    *学芸員        *浮世絵鑑定家

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 *Sakai Kohkodou Gallery  酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) Japanese Traditional Woodblock Prints    

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#1919丸岡 桂(1878-1919)/古今謡曲解題 

*謡曲(ようきょく)は、観阿弥(1333-1384)、世阿弥(1363c-1443c)*かんなみ、ぜあみ が大成した

足利義満(1358-1408)が猿楽(さるがく*)の観阿弥、世阿弥らを後援した。*義満は金閣寺を造り、北山文化を創出した。

*世阿弥の自筆原本は、カタカナ書き。*明治以後、「猿」(さる)の字を嫌い、能楽。当時は、申樂(さるがく)。つまり、天と地の霊気を一つにして、神(かみ)になる意。

*鳥養宗晣(-1600-1601-) 車屋本、金春流謡本を版行した。次に光悦本(木活字)。そして観世大夫暮閑の元和卯月本。

角倉(すみのくら)本、嵯峨本を後人が、光悦謡本(こうえつうたいぼん)と呼んだ。これら謡曲の原本を数多く収集し、聴取の誤認、誤字、誤音、假字の誤読など詳細に検討、整理した労作である。現在でも、これを凌駕する研究は出ていない。稀覯本(きこうぼん)のため、その存在すら知らない方も多いと思う。原本の解題を五十音順に整理して、見易くした。(2014.01.30現在、酒井雁高・識)

*一日の公演数は、南北朝まで四−五演目であったが、後、七番から十二番。江戸期には五番立(ごばんだて)が正式の番組となる。一つ、平均60-150分ほど掛かる。当時、朝から晩まで、大仕事であった。

一番目(神):脇(わき)能物はヨドミなく爽やかに *神靈の夢幻能、高砂、竹生島

二番目(男):きびきびと勇壮に *修羅物(しゅらもの)、屋島、清経

三番目(女):優美にしっとり *鬘(かずら)もの、優美な女性の霊、井筒、野宮、杜若(かきつばた)、熊野(ゆや)

四番目(狂):変化を尽して面白く 他の曲籍に属さない *後に劇化して歌舞伎 *求塚、三輪、三井寺、班女

五番目(鬼):手強く、足取り速く *夢幻能、融(とおる)、殺生石、紅葉狩、羅生門、石橋(しゃっきょう)、猩々 

*丸岡桂、光悦謡本を詳細に検討した結果、1609(慶長14)謡本は、整版にあらず。一字、また二字三字連続したる木活字を七行十三字詰めに組み合わせて印刷した。キリシタン版の平家物語、イソボ物語などの影響か。 1590 (天正18)、日本イエズス会が輸入した西洋活字印刷機により,1591 から1614 (慶長19) まで印刷された。鋳造活字もあるが、殆どは木活字である。

光悦は、曲名を表紙の外題紙に記して、本文を一枚の第一行より書いている。

1919丸岡桂/古今謡曲解題_五十音_1624項目

1919丸岡桂/古今謡曲解題_五十音_1624項目

*1984、複製本が刊行されたが、部数が少なく、入手できなかった。

1919(大正8)刊行の原本を所蔵していたので、謡曲の外題(げだい)を既に入力した。

謡曲は、室町時代の仮面劇、前塲(まえば)で前ジテ(主人公)が出現して、本体をほのめかして消える。

中入り、後塲(のちば)で、霊として再出現して、舞を舞う。いわば幽霊劇。神に変身するための、この能面、面(おもて)という。これが凄い。かなり象徴的な動きで、歌舞伎の説明的なものとは全く違う。舞台には、設(しつら)えはない。

 

解題目次

1 古文および古人

2 高僧聖賢

3 歌人及び俊秀

4 武人(*男)

5 仇討

6 世話巷談

7 美人(*女)

8 社寺神佛

9 天仙鬼畜(*鬼)

10 精魂(*植物、動物、雜)

11 雜(*四番目、*狂)*申楽とは神樂で、神を慰め、神の行為を代行して風月延年、寿福増長をはかる。いわゆる劇能、のちの歌舞伎劇に綱がっていく。

別記1 謡ひもの

別記2 異名と思はるる曲名

別記3 記録に損する不明の曲

別記4 誤字または誤音と思はるる曲名

別記4.1 行書草体の類似によりて誤り傳へられたりと見ゆるもの

別記4.2 假字の誤読によって誤り傳へたりと見ゆるもの

別記4.3 聴取の誤と思はるるもの

別記4.4 誤写と思はるるもの

別記5 脱字と思はるる曲名

別記5.1 二名を一つにしたりと思はるる曲名

別記5.2 謡曲以外の名の混入と思はるるもの

別記6 雜 *著者も後考に俟つとして、扱い、処理に困り、雜としたもの

附録

観世流謡本出版年譜

猿樂文庫藏書目録 *丸岡桂の収集した謡本など、関東大震災で失われたか

古今謡曲一覧

索引

跋 安藤東庵(-1920s)

 *観世清之(1849-1909) *きよし 

 1912(明治45)縮刷 解説参考謡本 揃3冊 *清之翁の手入本

解説 西野春雄(1943-  ) 

*1919(大正8)丸岡桂/古今謡曲解題。624頁に「謡曲解題(割書終)」とある。

*無理が祟ったのか、著者・丸岡 桂は42歳で亡くなっている。スペイン風邪が原因とも。

#1984(昭和59)丸岡桂/古今謡曲解題 *西野春雄(補)古今謡曲解題刊行会 

*西野本は、かなり分厚く、1919本に、624頁以降を追加してある。ただし、頁は新たに立項。

 

(雁註)1984(昭和59)西野春雄(補)/古今謡曲解題 

売捌元 檜書店 能樂書林 わんや書店

(雁註)増補版が刊行されたが、未だ増補を入力していない

1 大正4 観世流謡本出版年譜 丸岡 桂編

1.1 明治以前の出版 1-78

1.2 明治時代の出版 79-99

以下、附録

3 丸岡氏猿樂文庫藏書目録 1-17

4.1 古今謡曲一覧   1-54 

4.2 古今謡曲解題索引 55-91

・1930(昭和4)野々村戒三(1877-1973)/謡曲三百五十番集/日本名著全集 

・1944(昭和18)野上豊一郎(1883-1950)/能二百四十番_主題と構成、丸岡出版社 

・1987西野春雄+羽田 昶/新訂増補/能・謡曲事典、平凡社 *これは便利な事典である 

#2020-05.13、両書を合わせた謡曲を五十音に整理した。

#2020謡曲(ようきょく)/総目録_げだい五十音_2253項目

#2020謡曲(ようきょく)/総目録_五十音_1831項目

何か御気付きの点があれば御教示ください。

酒井 雁高(がんこう) 浮世絵・酒井好古堂主人 学芸員 curator 

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SAKAI_gankow,  curator,  professional adviser of ukiyo-e

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