浮世絵学04/外題(文化藝術懇話会17)清水勲 G.ビゴー 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) http://www.ukiyo-e.co.jp/3368
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1982-04-29現在(2020-07-01更新) 浮世絵学:ukiyo-e study  浮世絵鑑定:judge

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酒井 雁高(がんこう)(浮世絵・酒井好古堂主人) *学芸員  *浮世絵鑑定家 📞 Phone 03-3591-4678

酒井 邦男(くにお)  酒井好古堂・副代表    *学芸員        *浮世絵鑑定家

100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14(東京・有楽町 帝国ホテルタワー前) 日本最古の浮世絵専門店

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 *Sakai Kohkodou Gallery  酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) Japanese Traditional Woodblock Prints   

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 *The BEST Japanese Traditional Woodblock Prints, Handmade reproduction (adm. by JUM) 

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本年掉尾(「ちょうび」、慣用音「とうび」)の懇話会、大盛会の内に終了。

フランスの画家・ビゴーが、明治世相を巧みにユーモラスに捕らえて、描いている。

教科書などにも紹介されている明治日本の西欧に追いつけ、追い越せの背伸びしたソーデスカ氏が皮肉に描かれている。

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日本がロシアに対して威嚇。後ろでイギリスなどが止めている。

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朝鮮半島を廻る攻防。左が日本、右が中国。橋の中央にロシア

IMG - バージョン 2

表面だけ西洋化しても、それは猿真似。民衆が血を流して勝ち取った民主主義が必要。

官僚が威張り、官尊民卑が日本では悪弊として定着してしまった。

このような画像は、報道写真では出来ない。イラスト、クロッキ(漫画、素描)

だから、出来る。ユーモラスで、皮肉たっぷりな日本の政治、世相を描いた。

これらの漫画は、ビゴー以外、誰にも出来なかった。そのため、明治官憲に睨まれた。

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ソウデスカ氏が、西欧の列強の倶楽部に入ろうとしている状況を風刺している。

洋服を来て、下駄を履いている。洋服の後ろの裾は尾の意か。

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京都では問題にならなかったが、東京では慌てて裸婦の腰に布を巻き付けた。

明治官憲は、江戸の笑い絵を知らなかったに違いない。笑い絵は裸婦のデッサンでもある。

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清水勲先生、峰八州子女史、松田敦(つとむ)氏

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講演中の清水勲先生

IMG_0002 - バージョン 7            近代ニッポン

清水先生は、90冊以上の本を著作されている。寒いので、ビールを飲み、あっと云う間に食べてしまった。

テーブルに多くの御馳走が配膳されていた。「ビゴーの150年」を読んでみよう。この本は、思想史を含む硬い本であるが、

清水先生のビゴー研究の集大成でもある。なかなか入手できない。

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清水勲、渡邉葵、松田敦(つとむ)田村ゆり、稲垣進一

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寒さで、参加予定の方で、来ることができなかった。また、早退した方もいらした。部屋が       寒いので、発砲ワインを飲んで、暖めた。

講演会の終わりころになり、やっと暖かくなった。

IMG_0083        これは木版の味を生かした影絵を制作した作品。銅版画に附録として付いているものもあるという。

ユーモアのトバエは、部数が少ない、清水先生はヨーロッパで入手したという。TOBA-YEの全作品を所蔵しているのは

清水先生だけだという。数点は見ることが出来るが、全作品は殆ど知られていない

清水先生によると、ビゴーは日本の進路をアングロサクソンに習えと云っていたが、結果、プロシャの制度を取り入れてしまった。

またビゴーは、西洋人に珍しく、反カソリック、反宗教、反体制であったと云う。これはパリコミューンを体験したからである。

*パリコミューン 1870年フランスがプロイセンとの戦いで敗れ、パリ民衆が体制政府に反抗して樹立した自治政権。Commune de Parisと云う。

1871.3.18から5.28まで72日間続いた。政府軍との激しい戦いののち崩壊。民衆の連帯として、マルクスは現代革命の原型として重視して、最初の労働者政権として高く評価した。フランスは歴史的に見ても、現代でも左翼、労働者、アナーキズム(無政府支持)が強く、反資本主義的運動が盛んである。イタリアでも、地下鉄など労働者がストライキをしばしば行っている。また西欧では、よく消防、警察など公務員がストライキを行うことがある。

2014BIGOT:chronology ←清水先生の諸本を整理し、制作(雁高)

酒井 雁高(がんこう) 学芸員 curator

浮世絵・酒井好古堂   [HP: ukiyo-e.co.jp]

文化藝術懇話会

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