◎浮世絵学04/外題(清親考)1975小林哥津(かつ)/清親考、素面の会(添田知道) 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)   http://www.ukiyo-e.co.jp/41704 
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1982-05-25現在(2019-09-02更新)  ✓検索 浮世絵学 ◯◯  http://www.ukiyo-e.co.jp/41704
酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人)   http://www.ukiyo-e.co.jp
SAKAI_gankow,  curator,  professional adviser of ukiyo-e
Sakai Kohkodou Gallery, the oldest gallery of ukiyo-e in Japan  

(雁註)驚いたこに、清親(きよちか)は本名、本姓は小林。師がなく、独自に銅版画、石版画を研究して、1876-1881(明治9-14)光線を採り入れ、これまでと全く違う新な浮世絵を開拓した。つまり、銅版画の光の当たる部分を線と点で表現した。これは当時の浮世絵景色画とは全く違った。枠外に英文が入り、外国向けに輸出されたようだ。しかし、日本では時期尚早、受け入れられなかった。

清親は東京名所の水彩画をスケッチ帖で描いていた。これを最初に見た大黒屋平吉が、1876(明治9)が外国向けに発刊した。

◎1969酒井藤吉(編)酒井コレクションII  清親 東京名所(とうけい)、日本浮世絵保存会(日本浮世絵博物館の前身)

*この図録に全93点、掲載されている。

◎1975小林哥津/清親考、素面の会 *1977吉田漱/最後の浮世絵師 小林清親、これに、殆ど(p.1-144)が転載されている。

*小林哥津さん、実に良い顔をしていらっしゃる。清親も全く、同じと考えて良い。

ここでは、それ以外の肉筆画帖(モノクロ)、親族の哥津への憶いをデジタルで掲載する。 

 

(雁註)哥津(78)さんの良い表情の写真

長女理子(1928- )まさこ 1959ルピカール・カミーユ(ふらんす)に嫁ぐ

次女喜子(1934- )ひさこ 1962柴田総一に嫁ぐ

海津松子(三男・道夫の妻)

在ブラジルの海津道男(三男)が14年ぶりに帰国、その時、撮影

きれぎれに 添田知道(1902- 1980)

「きのうは<おカネは大切>といふお話をしましたね。今日は、その<お金よりもっと大切なもの>、

といふお話ですよ–だれか、わかってゐる人は、–手をあげて」

「はいっ–」間髪を入れぬ手があがった。

「はい、では◯◯さん」

指された女の子が立ちあがるなり、

「–忠兵衛さんです」

古いことになるが、小林哥津さんと座談中に出てきた一齣である。

(雁註)これは素晴らしく記憶に遺る言葉だ。

 

(雁註)それにしても、この肉筆画帖は何処にあるのだろう。清親の三女の子息、菊野和夫が全画帖を複製すると計画していたが、急逝して、その後、画帖そのものの消息が分からない。何方か、ご存知の方があれば、お知らせ願いたい。

哥津子(1894-1974)(かつ)は清親の五女。娘が見て、感じた清親が、そのまま描き出されている。1911、雑誌青鞜の編集助手。戯曲、小説を書く。本書の草花の絵は、哥津が70歳過ぎてから描いたもの。

500部と少ない第一級の伝記である。迂闊なことに、本書を入手していなかった。浮世絵博物館の書棚にも無かったように思う。もっとも、あっても読んでいなかったのかも知れない。清親の実像が良く分かる貴重な親族の証言である。

1977吉田漱/最後の浮世絵師 小林清親、蝸牛社 *これは1975小林哥津/清親考、この外題替えである。貴重な清親の画像はない。また親族の哥津さんの追憶も削除されている。

清親(1847-1915)(69)

1847(弘化4)清親、生まれる

1853(嘉永6)芳子、生まれる

長女、狩野權柄氏に嫁した、

三女(夏子)、菊野源太郎氏に嫁した、

四女(哥津子)、小林祥作氏に嫁した *哥津は五女?

1912(明治45)夫人芳子没(58)

1915(大正4)清親、没(69)

何か御気付きの点があれば御教示ください。
酒井 雁高(がんこう) 浮世絵・酒井好古堂主人 学芸員 curator 
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