浮世絵学04/1774(安永3)しゅんしょう 春章/錦百人一首あつま織 外題(錦百人一首あつま織) 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) http://www.ukiyo-e.co.jp/46361
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1982-04-29現在(2021-09-23更新) 浮世絵学:ukiyo-e study  浮世絵鑑定(肉筆浮世絵、錦絵):judge

SAKAI_gankow, curator, professional adviser of ukiyo-e

酒井 雁高(がんこう)(浮世絵・酒井好古堂主人) *学芸員 *浮世絵鑑定家 📞 Phone 03-3591-4678(東京・有楽町)

酒井 邦男(くにお)  酒井好古堂・副代表    *学芸員     *浮世絵鑑定家

100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14(東京・有楽町 帝国ホテルタワー前) 日本最古の浮世絵専門店

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 *The BEST Japanese Traditional Woodblock Prints, Handmade reproduction (adm. by JUM) 

日本浮世絵博物館・監修 *原画から忠実に複製・復刻現していて、尤も信頼の置けるもの。

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*浮世絵学 復刻・複製の紹介を含む1017の記事、画像が表示されている

*1946、私、酒井雁高(がんこう)、(戸籍名、信夫のぶお)は、酒井藤吉、酒井十九子の次男として生まれた。生まれた時から、浮世絵に囲まれ、浮世絵博物館に組み込まれていたように思う。1966、兄・正一(しょういち)が冬山のスキー事故で死亡。いきなり、私に役目が廻ってきた。それにしても、子供が先に亡くなるとは、両親の悲しみは察して、余りある。母は、閉じこもったきり、黙ったままの父に、何も話すことが出来なかったという。

*1967、私は大学の経済学部を卒業し、すぐ文学部国文科へ学士入学。何とか、源氏物語など、各種日本文学、江戸文学も多少、学ぶことが出来、変体仮名なども読めるようになった。

*1982年以来、浮世絵博物館と一緒に過ごしてきた。博物館が女房替わりをしてくれたのかも知れない。

*それでは、子供というと、これら浮世絵学、1021項目であろうか。全知全能を傾けて、学問としての浮世絵学を成長させてきたつもりである。今後も、御支援、御指導を賜りたい。2021-06-20酒井雁高・識

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日本で最古の浮世絵専門店。幕末の開明思想家・佐久間象山(1811-1864)(しょうざん)が、酒井義好(1810-1869)*よしたか の書齋を「好古堂」と命名しました。1982、酒井藤吉(とうきち)・十九子(とくこ)、酒井貞助(ていすけ)・富美江(ふみえ)、酒井泉三郎(せんざぶろう)・美代子(みよこ)らは、好古堂蒐集品を基として、父祖の地、松本市郊外に、日本浮世絵博物館を創立しました。

 

父・藤吉が亡くなってから、酒井信夫・雁高(がんこう)、そして酒井邦男が継承し、世界各地で65回の浮世絵展覧会を開催して今日に至っています。皆様のご指導ご鞭撻を御願い致します。

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 *Sakai Kohkodou Gallery  酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) Japanese Traditional Woodblock Prints  

SAKAI_gankow, curator, professional adviser of ukiyo-e

 

2018 SAKAI gankow

 

2020 SAKAI kunio

*現在、ファックスは使えません。

 

http://www.ukiyo-e.co.jp/69501  ◀ 浮世絵学01/落款(えし)ひらがな五十音順 伝記集成+総目録 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)


⚪1774(安永3)春章/錦百人一首あつま織 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) http://www.ukiyo-e.co.jp/46361

浮世絵学に沿って記入する

1 落款:勝川春章於李林

2 刊年:安永3(1774) 春章、1774-1743=32歳

3 判型形態:大本(28.5x20.0cm)

4 外題:錦百人一首あつま織 *錦、あつま織の術語は明和の春信を受けている

5 板元:青山堂(雁金屋)

6 内題:百人一首

7 出典:http://www.ukiyo-e.co.jp/46361

*猨山(さやま)周暁(?-1792)が創始した書流。洒落本・古今三通伝(1782)に「狭山流で「筆ぶと」に書いてある」と引用されている。本書の8年後の出板。編者は猨山流の渡辺寛、画者は勝川春章。春章は猨山流の渡辺寛と懇意であったか。周暁は竜池、りょうち 。寛政4没とあるが出典不明、享年も不明。

大本(28.5x20.0cm)の立派な絵本で、しかも自序が付されている。他館の画像で見る限り、いきなり難波津から始まっていて、順序が違う諸本がある。画者が主か、編者が主か。浮世絵学では画者を先に採る。

本来は桐箱に入れられていたと思われる。題簽(「錦百人一首あつま織 全」)が剥がれて、欄外に虫喰いがあるが、その他は良好である。

袋綴の中に間紙(あいがみ)が補ってあり、また、所々、左右の絵が内側で重なる版面にも、間紙が折り込まれている。

最近、春章(1743-1792)(50)の享年五十歳が、「画師冠字類考」で明らかになったので、生年は1743と判明した。

李林は俳名で、やはり俳諧・談林派の宗匠・谷素外門である。これは多くの歳旦状に素外、春章の俳名が散見している。

本書は、1774(安永3)、春章32歳の作品である。

素外および門下の生没年を一覧にする

素外 1734-1823(90)

重政 1739-1820(82)

春章 1743-1792(50*) *春章は重政より、やや年下であるが、政演、政美よりは年長である *享年五十歳が判明

北齋 1760-1849(90) *北齋は、政演、政美と同年代、俳名は不明

政演 1761-1816(56) *京傳(きょうでん)

政美 1764-1824(61) *蕙齋(けいさい)

 

 

自序 *他のデジタル画像では、この自序が編者の後ろに配置されている。所々、判読できない語句がある。

百人一首の人物形容は世々の畫工其

おもむきを畫けるに今はた今様のい万

免閑し幾に写してよと書林青山

堂の需に應し天 秋の田の可理所女に

毫に採てよ◻️茂々志支乃百にはみ◻️

多禮と衣冠の正しからす地◻️の多之

可ならさる半 繪そら事の中の楚ら

 

◻️はの浮世な梨と見ゆるし給へかし

さ連婆 始に六歌仙のさ禮事に画そらて

いとく◻️遠解き 児女の眼をよろ古婆し

舞留もて阿そ飛ものと寸 畫ゝしぬ

やす久永き 婦堂都のとし

春待月 勝川春章於李林空燈下書

          [李林][春章之印]

[壽墨]

難波津あさかや万ハ手◻️◻️ふ人の

はしめならし こゝに京極黄門の

小くら山荘色紙のうたハものいひ

ならぶかなひ子乃すさびにもまたハ

手習ふ人のはしめにもなし侍りて

みな乃口にありといふ邊し ある日

 

青山堂と号して書をひさく人

この色紙哥の畫を袖にし來りて

画乃上にわか 猨山先生の筆を

もとむ 予も満た心をうつし絵乃

誠すくなしとはいかていハんと免て

侍るよりゆきてわか先生に乞へハ

先生さらに紫のゆるし色なる

かをはせな◻️くひたすらいなひ

乃ゝゐなとの◻️侍りけれハ口をつく

みのあちきなくもて帰りぬれと

青山堂志きりにこひもと免て

や万されハ◻️◻️ハさんこ◻️にはやくのとし

先生竹の葉のなさけて酔ふゆし

なから水くきの跡さきもたとたとし

 今れとあまた侍りけるを反古ともの

うちより見出て◻️か家にもてきぬ

とうてゝ見れハ幸ひにこの百是も

ましれハひとつけふたつえり出し

今る萬ゝに いつとなく十つゝ十になりぬ

是を古の画の◻️冠しめハいかゝ

あらんといへハ青山堂よ路こひに堪す

志かはあれとヮか先生のうけひか

さるをこゝろに満かせて

あたへんも古ゝろさし阿ま起に

似たれとも深く人のもとむるを

志ゐて心つよくもいら得かたくて

ミた李にこれをゆるしはへるなり

 

その事を志るして序と

なし侍るもつみさり所なく

安永三のとしはつ春

 さや万の人

  わたなへひ路し識

     [寛之印][字白栗人]

一 僧正遍昭…

 

 二  文屋康秀                                         ありハ羅のなりひら

 

 

 三 をのゝ小町                              宇治山の僧きせん

 

  一                                      大伴乃黒主

 一 1 天智天皇

 イチ 1 天智天皇

 二 3 柿本人麿                                      2 持統天皇

 三                                           4 山邊赤人

 

 三 5 猿丸太夫

 

 四 7 安倍仲麿                                   6 中納言家持

    五  9 小野小町                                 8 喜撰法師

 六 11 参議篁                                        10 蝉丸

 七 13 陽成院                                       12 僧正遍昭

 八  15 光孝天皇                                  14 河原左大臣(源融)

 九 17 在原業平朝臣                         16 中納言行平

 

 

 十 19 伊勢                                     18 藤原敏行朝臣

 十一 21 素性法師                                     20 元良親王

 

十二 23 大江千里                                   22 文屋康秀

十三 25 三條右大臣(藤原定方)                             24 菅家

十四 27 中納言兼輔                                    26 貞信公

十五 29 凡河内躬恒                                 28 源宗干朝臣

十六 31 坂上是則                                   30 壬生忠岑

十七 33 紀友則                                     32 春道列樹

十八  35 紀貫之                                  34 藤原興風

十九 37 文屋康秀                                36 藤原深養父

二十 39 参議等                                          38 右近

廿一 41 壬生忠見                                  40 平兼盛

廿二  43 権中納言敦忠                             42 清原元輔

 

廿三 45 謙徳公                                  44 中納言朝忠

 

廿四 47 恵慶法師                                46 曽祢好忠

 

廿五 49 大中臣能宣朝臣                           48 源重之

 

廿六 51 藤原実方朝臣                             50 藤原義孝

 

廿七 53 右大将道綱花                              52 藤原道信朝臣

廿八 55 大納言公任                               54 儀同三司母

廿九 57 紫式部                                   56 和泉式部

 三十 59 赤染衛門                             58 大貮三位

 

三十一 61 伊勢大輔                                 60 小式部内侍

 

三十二 63 ◻️左京大夫道雅                               62 清少納言

三十三 65 相模                                      64 権中納言定頼

三十四 67 周防内侍                              66 大僧正行尊

 

三十五 69 能因法師                               68 三條院

 

三十六 71 大納言経信                               70 良暹法師

 

三十七 73 権中納言匡房                                72 祐子内親王家紀伊

 

三十八 75 藤原基俊                                    74 源俊頼朝臣

 

三十九 77 崇徳院                           76 法性寺入道前関白太政大臣(藤原忠通)

 

四十 79 左京大夫顕輔                                78 源兼昌

四十一 81 後徳大寺左大臣(藤原実定)                    80 待賢門院堀川

 

四十二 83 皇太後宮大夫俊成                          82 道因法師

 

四十三 85 俊恵法師                              84 藤原清輔朝臣

 

四十四 87 寂蓮法師                                 86 西行法師

 

三十五 89 式子内親王                               88 皇嘉門院別當

 

三十六 91 後京極摂政前太政大臣(藤原良経)                 90 殷富門院大輔

 

四十七 93 鎌倉右大臣(源実朝)                              92 二條院讃岐

 

四十八  95 前大僧正慈圓                                 94 参議雅經

 

四十九 97 権中納言定家                           96 入道前太政大臣(西園寺公経)

 

五十 99 後鳥羽院                                     98 従二位家隆

                                              100 順徳院

 

(跋)

畫圖 武陽 李林勝川祐助藤春章

 彫刻 同  井上 新七郎

 安永四乙未孟昏 書林 同小石川傳通院前

              鳫金屋義助

 彩色摺 墨摺 両品出來

(雁註)彩色摺 墨摺 両品出来とある。やはり彩色摺が、華やかで繧繝縁(うんげんべり)も活きてくる。

 

 

 

何故か理由は不明だが、全体に青色を被ってしまった。

何か御気付きの点があれば御教示ください。

酒井 雁高(がんこう) 浮世絵・酒井好古堂主人 学芸員 curator 

浮世絵・酒井好古堂 浮世絵鑑定家 [浮世絵学] 検索 http://www.ukiyo-e.co.jp 

SAKAI_gankow,  curator,  professional adviser of ukiyo-e

文化藝術懇話会 

100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14

電話03-3591-4678



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