浮世絵学01/落款(ちょうき)長喜 子興(しこう)2021-08-20長喜(ちょうき)/総目録 487項目 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂) http://www.ukiyo-e.co.jp/50160
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1982-04-29現在(2021-08-21更新) 浮世絵学:ukiyo-e study  浮世絵鑑定(肉筆浮世絵、錦絵):judge

SAKAI_gankow, curator, professional adviser of ukiyo-e

酒井 雁高(がんこう)(浮世絵・酒井好古堂主人) *学芸員 *浮世絵鑑定家 📞 Phone 03-3591-4678(東京・有楽町)

酒井 邦男(くにお)  酒井好古堂・副代表    *学芸員     *浮世絵鑑定家

100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14(東京・有楽町 帝国ホテルタワー前) 日本最古の浮世絵専門店

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 *The BEST Japanese Traditional Woodblock Prints, Handmade reproduction (adm. by JUM) 

日本浮世絵博物館・監修 *原画から忠実に複製・復刻現していて、尤も信頼の置けるもの。

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*浮世絵学 復刻・複製の紹介を含む1017の記事、画像が表示されている

*1946、私、酒井雁高(がんこう)、(戸籍名、信夫のぶお)は、酒井藤吉、酒井十九子の次男として生まれた。生まれた時から、浮世絵に囲まれ、浮世絵博物館に組み込まれていたように思う。1966、兄・正一(しょういち)が冬山のスキー事故で死亡。いきなり、私に役目が廻ってきた。それにしても、子供が先に亡くなるとは、両親の悲しみは察して、余りある。母は、閉じこもったきり、黙ったままの父に、何も話すことが出来なかったという。

*1967、私は大学の経済学部を卒業し、すぐ文学部国文科へ学士入学。何とか、源氏物語など、各種日本文学、江戸文学も多少、学ぶことが出来、変体仮名なども読めるようになった。

*1982年以来、浮世絵博物館と一緒に過ごしてきた。博物館が女房替わりをしてくれたのかも知れない。

*それでは子供、というと、これら浮世絵学、1002項目であろうか。全知全能を傾けて、学問としての浮世絵学を成長させてきたつもりである。今後も、御支援、御指導を賜りたい。2021-06-20酒井雁高・識

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日本で最古の浮世絵専門店。幕末の開明思想家・佐久間象山(1811-1864)(しょうざん)が、酒井義好(1810-1869)*よしたか の書齋を「好古堂」と命名しました。1982、酒井藤吉(とうきち)・十九子(とくこ)、酒井貞助(ていすけ)・富美江(ふみえ)、酒井泉三郎(せんざぶろう)・美代子(みよこ)らは、好古堂蒐集品を基として、父祖の地、松本市郊外に、日本浮世絵博物館を創立しました。

 

父・藤吉が亡くなってから、酒井信夫・雁高(がんこう)、そして酒井邦男が継承し、世界各地で65回の浮世絵展覧会を開催して今日に至っています。皆様のご指導ご鞭撻を御願い致します。

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 *Sakai Kohkodou Gallery  酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) Japanese Traditional Woodblock Prints  

SAKAI_gankow, curator, professional adviser of ukiyo-e

 

2018 SAKAI gankow

 

2020 SAKAI kunio

*現在、ファックスは使えません。

 

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〇長喜(ちょうき)/類考_

2021-07-14長喜(ちょうき)/伝記集成_4項目

 
 
(雁註)顔に競べて、やや、足腰が大きく描かれている。
しかし、子供のふっくらとした感じが、巧く表現されている。
 

長喜は俳諧も嗜(たしな)む。子興と同人。また花道にも造詣が深かったか。

榮松齋の齋号の由来は何処から来ているのか。子興についても同様である。

これらが判明すれば、師系その他、明らかになってくるだろう。

現時点では、手掛かりがない。

(雁註)1750s寶暦の俳書は未見である。版本の刊年の確かなるものを整理すると

1789(寛政1) 天下一面鏡梅鉢  *黄表紙

*この時点で、40歳と考えると、1749ころ、生まれたか 

(雁註)黄表紙は40歳過ぎでないと書けない。なお、この黄表紙は、定信を風刺した廉(かど)で、絶版を命じられている。

1809(文化6) 勿来關  *読本

長喜(1740s-1809)  *1740s 生まれ(推定) *石燕門下では哥麿より兄弟子か

石燕の弟子と云われているが確証はない。

石燕(1712-1788)(77) *せきえん 鳥山~ 

素外(1734-1823)(90) *そがい  谷~ 

喜三二(1735-1813) *きさんじ てがらおかもち 秋田藩江戸留守居役 黄表紙

*1777(安永6)親敵打腹□ 黄表紙、初作 42歳

重政(1739-1820)(82) *しげまさ 北尾~ 浮世絵の長老

春町(1744-1789) *恋川〜 はるまち 酒上不埒(ふらち)

*1775(安永4)金々先生栄花夢 洒落本を草双紙化 黄表紙の祖と称される。31歳の時の著作。 のち、自殺

参和(1744-1810)(67) *さんな  唐来~    

楚満人(1749ー1807)(59) *そまひと 南杣笑~   

谷峨(1750-1821)(54) *こくが  梅暮里~ 

重三郎(じゅうざぶろう) 蔦屋 1750-1797(48)

哥麿(1750s-1806)(50s) *53歳の享年、典拠不確定 本姓は「北川」 

清長(1752-1815)(64) (きよなが) 鳥居~

俊満(1757-1820)(64) (しゅんまん)窪~ *哥麿の遊仲間、

一九(1765-1831)(67) *いっく  十返舎~    じっぺんしゃ

馬琴(1767-1848)(82) *ばきん  曲亭~ 

虚呂利(1770s-1794-1803-)

和樽(1770s-1795-1822)

*大橋長喜、これは別人

〇長喜(ちょうき)/総目録 *榮松齋(えいしょうさい)、子興(しこう)、長喜(ちょうき)を含む

2021-07-14長喜(ちょうき)/総目録_487項目

2021-01-13長喜(ちょうき)/総目録_496項目

2021-01-10長喜(ちょうき)/総目録_487項目

*荒井清七/浮世絵大鏡で、長喜/無外題(芸妓、全身)商標(鶴+〇)す顔、見付けた。これまで未発見の作品、と思ったら、既に記録されていた。(野村直文さんよりのメール)

1 無外題まきぶみ 全8 (野村さんの確認)

2 内題 会話体と語句、二種で不統一

3 判型形態 全8の内、間2点、大6点 不統一

4 板元 商標(鶴+〇) 無版元もある(商標が削除されたか)

外題の記載がないので、板元で調べるより方法はない。似た作品があるが、同外題か判定し難い。

無外題、無内題の作品もあり、全体を把握し難い。同版元から外題、内題を推定して、全体を把握したい。

*石燕門とすると、哥麿と同門ということになり、同年代、つまり1750s前後に生まれたことになる。

1794(寛政6)長喜/柱絵(高島ひさ) 團扇に(四世松本幸四郎の山谷の肴屋五郎兵衛)の反転した図を描いている。他の絵師が冩樂の図柄を引用した例は、僅かに一九だけである。

*つまり、実際に売り出された團扇ではなく、意図的に反転した図を描いている。長喜は、何を意図したか。長喜は、俳人・子興と同人である。長喜は、冩樂、実ハ俳人・谷素外を知っていたことの証かも知れない。ただ、俳諧の巨匠なので、誰も何も言及しなかった。

*長喜は、大坂新町の藝子など多く描いている。板元は商標(鶴+〇)、むろん、江戸では売れない。上方(大坂)の藝子屋などから、依頼されて描いたに違いない。大坂出身であることを裏付けている。大首の黄潰しなど、実に鮮やかな美人画である。

・吉原にわかを描いている。これは妓楼ではなく藝者。大坂の藝妓でも同様であった。

つまり遊女ではなく、藝子を描いていることが特徴である。

*蒹葭堂(1736-1802)(67) (けんかどう)木村~

蒹葭堂(1736-1802)は、耳鳥齋(1740s-1780-1803-)(にちょうさい)について言及している。「あまりに真を描こうとして」云々。確か、冩樂と同様の鑑賞批評をしている。蜀山人(1749-1823)は、これら(あまりに真を描こうとして云々)を引用したか。

*忠臣藏の役者は、耳鳥齋(にちょうさい)(1750s-1780-1803-)、そして冩樂を思わせる顔の表情を描いている。

 

六段目の母の嘆き悲しむ姿。そして、売られていく、お軽が哀れである。気のせいか、駕舁なども、同情して、気の毒がっているように見える。その人間味が、実に上方淨瑠璃のように、リアルに描かれている。因みに本図は、全11、これまで全く紹介されたことがない。蔦屋十三郎「版」が反転して彫られている。また、遠近法も座敷は透視法であるが、遠くの風景は、やや微妙である。

*大坂新町の美人画を描いているので、長喜は大坂出身であることは間違いない。

*江戸の人は、「佃」(つくだ)と書き、「佃田」とは書かない。地名は固有ものものが多く、根生(ねお)いの人でないと、読み書きを間違える。

*「白木屋」で、「白機屋」ではない。これも江戸出身でないことを示している。

*大坂鰻谷出身の素外(1734-1823)は蔦屋重三郎(1750-1797)を支援するため、130枚余の役者絵を描き、蔦屋に与えた。蔦屋は身上半減闕所(けっしょ)になって苦しんでいた。蔦屋も、俳諧では素外門下、末端の弟子であった。

*近松など、上方浄瑠理、心中もので、女性が積極的である。長喜の絵にも、それらが見てとれる。

*闘鶏(とうけい)、これは江戸になく、上方の伝統である。

*柱絵、(無外題)・おかる 由良之助  *芝居では、お軽・勘平である。史実では、お軽は由良之助の愛人であった。これは、ひょっとすると上方(かみがた)大坂・京の人の常識であったのだろう。「おかると由良之助」の取り合わせは、めったにない。

*2020-11-07浮世絵研究者、収集家、科学者・野村直史さんより、増補訂正、追加など御指示を戴いた。また判型形態の判型について、間版(あいばん)でなく中版とのご指摘も。しかし、

法量の記されているものがあり、中判の最大値は、26.5x19.7。つまり、これより大きいものは、間版33.3x22.7(これも大中小あり)と考える必要がある。

〇子興(しこう)/総目録

2021-07-14子興(しこう)/総目録_104項目

*歳旦の春興帖など、連名で書かれているので、特定し難い。毎年、年賀として制作されている。いわば、仲間内の賀状。

1760s 寶暦の俳書も、実ハ歳旦帖。とすると、子興は1750s 以前に生まれていなければならない。

子興(しこう)を追求するには、やはり俳諧、大坂の談林派を詳細に調査する必要がある。

 

 

 

1938楢崎宗重宗重/長喜… 浮世絵界3-2

楢崎博士が、長喜に関する論文を書いておられる。

恐らく、長喜に関する尤も貴重な記録であろう。

原色浮世絵百科大事典にも、幾つか論文名が記載されている。

〇榮松齋(えいしょうさい) 総目録

2021-01-05榮松齋(長喜)/総目録_5項目

〇子興(しこう)

2021-04-14子興(しこう)/伝記集成_2項目

1802(享和2)三馬(1776-1822)(47)/稗史億説年代記(草稿本)

「子興改長喜画」 *子興=長喜、同一人であることが解る。版本では「子興曰名長喜画」とある。

唐突に、ここで改名を披露した理由は何であろうか。名曰、長喜ならば、本名は「ながき、ながきよ、ながのぶ、ながはる、ながひさ、ながゆき、ながよし」か。

版本の記述は、野村直史さまより、送付された。

何か御気付きの点があれば御教示ください。

酒井 雁高(がんこう) 浮世絵・酒井好古堂主人 学芸員 curator 

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100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14

電話03-3591-4678



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