浮世絵学04/外題(光悦謡本)1609(慶長14)光悦(筆)、宗達(画)、素庵(板元)/光悦謡本、さねもり、遊や、猩々 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) http://www.ukiyo-e.co.jp/53281
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酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人)   

=浮世絵学*0/御案内 浮世絵・酒井好古堂 Sakai Kohkodou Gallery:Entrance 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) Japanese Traditional Woodblock Prints   http://www.ukiyo-e.co.jp/16738

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酒井 雁高(がんこう)(浮世絵・酒井好古堂) 浮世絵鑑定家 📞 Phone 03-3591-4678

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光悦謡本を添付する。表紙、裏表紙の意匠を美術品として鑑賞する。のみならず、謡の本文および木活字の組方にも注意を払う必要がある。

=浮世絵学04/外題(図説光悦謡本)1970(昭和50)表章+江島伊兵衛/図説光悦謡本、有秀堂 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) http://www.ukiyo-e.co.jp/53281

=浮世絵学04/外題(謡曲)1919(大正8)丸岡 桂(1878-1919)/古今謡曲解題 謡曲_五十音順 1624項目 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂) http://www.ukiyo-e.co.jp/1589

落款:光悦(謡本文) 表紙、裏表紙の雲母(きらら)意匠は宗達

 本阿弥光悦(1558-1637) ほんあみ こうえつ

 俵屋宗達(1560s−1640s)たわらや そうだつ

 角倉素庵(1571-1632) すみのくら そあん  *角倉舩で貿易

刊年:1609(慶長14)

判型形態:大本 24x18cm 鳥の子、粘葉装(でっちょうそう) 

 *ただし、見開き四枚を中で折り、糸で綴じる。従って、左右の丁数は前半と後半で別の版面となる。

 *絵入り狂歌本は、胡蝶装、つまり大横一枚づつ、二つ折りにして、折り目の外側に一センチ程度に糊を付けて貼り合わせ、表紙を付す。

外題:猩々(しょうじょう)

板元:素庵(そあん) *資金を出した

内題: -

出典: 1975日本古典文学会

1975表章/光悦謡本解題によると

1 江戸初期刊行の古活字版の謡本

2 活字書体がいわゆる光悦流(肥痩の差が顕著)である。

3 本の大きさが大版の半紙本(竪24センチ、横18センチ)である。

4 無いようが江戸初期の観世流の、やや特異な本文・節付を持っている。

5 表紙また料紙に雲母(きらら)模様が刷られていること。

木活字は、片面七行、一行十三字詰で謡曲本文を刷り、本文の右にシテ・ワキなどの役名や、上哥、ロンギなどの小段名、及び節付のゴマなどを別行で刷る。大半は一字一活字であるが、一字が二活字分、連続活字、五字連続で四活字分の長さのものもある。

猩々 九月 

シテ(猩々)

ワキ(高風) こうふう

(所)潯陽 しんよう

五番目(切)

 

(雁註)光悦謡本は、專ら、表紙と裏表紙が表意されるが、その本文、料紙も素晴らしい。七行、十三字詰め。これは、一字、二字また三字など連続文字の木活字(きかつじ)を新たに製作に刊行した。キリシタン版の影響と考えている。

この特装本は、粘葉装(でっちょうそう)で、料紙を三枚重ねて、中央で綴じている。裏も表も版面として使用する。従って、狂歌入絵本のような大横を法帖のように張り合わせたものとは違っている。

 

 

(雁註)前塲(まえば)が略されて、後塲(のちば)だけ。

 

遊や(ゆや)

 

三番目 三月

シテ 熊野(ゆや)

ツレ 朝顔

ワキ 平宗盛

トモ 太刀持

(雁註)遊や、いわゆる熊野(ゆや)である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(雁註)唐草十字で古くからあるらしいが、やはりキリシタンではないか。

 

(雁註)さねも里、實盛。

前シテ(老翁)

後シテ(齋藤實盛)

ワキ(僧)

ワキツレ(従僧)

修羅物(しゅらもの)で殊に位の重きもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何か御気付きの点があれば御教示ください。

酒井 雁高(がんこう) 浮世絵・酒井好古堂主人 学芸員 curator 

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