浮世絵学01/落款(偽筆ほくさゐ)肉筆浮世絵_ほくさゐ/北齋(1760-1849)/潮干狩図_大阪市立美術館  酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) http://www.ukiyo-e.co.jp/61189
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1982-04-29現在(2022-05-25更新) 

浮世絵学:ukiyo-e study  浮世絵鑑定(肉筆浮世絵、錦絵):judge

SAKAI_gankow, curator, professional adviser of ukiyo-e

酒井 雁高(がんこう)(浮世絵・酒井好古堂主人) 

*学芸員 *浮世絵鑑定家 📞 Phone 03-3591-4678(東京・有楽町)

酒井 邦男(くにお)  酒井好古堂・副代表    *学芸員     *浮世絵鑑定家

100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14(東京・有楽町 帝国ホテルタワー前) 

日本最古の浮世絵専門店

1803葵衛(齋藤秋圃)/葵氏艶譜


御案内

G浮世絵学00 御案内 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

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複製・復刻

R浮世絵学00/複製・復刻 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

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*1946、私、酒井雁高(がんこう)、(戸籍名、信夫のぶお)は、酒井藤吉、酒井十九子の次男として生まれた。生まれた時から、浮世絵に囲まれ、浮世絵博物館に組み込まれていたように思う。1966、兄・正一(しょういち)が冬山のスキー事故で死亡。いきなり、私に役目が廻ってきた。それにしても、子供が先に亡くなるとは、両親の悲しみは察して、余りある。母は、閉じこもったきり、黙ったままの父に、何も話すことが出来なかったという。

*1967、私は大学の経済学部を卒業し、すぐ文学部国文科へ学士入学。何とか、源氏物語など、各種日本文学、江戸文学も多少、学ぶことが出来、変体仮名なども読めるようになった。http://www.ukiyo-e.co.jp/wp-admin/edit-comments.php

*1982年以来、浮世絵博物館と一緒に過ごしてきた。博物館が女房替わりをしてくれたのかも知れない。

*それでは子供、というと、これら浮世絵学、1,172項目であろうか。一所(浮世絵学)懸命、学問としての浮世絵学を成長させてきたつもりである。今後も、御支援、御指導を賜りたい。2021-06-20酒井雁高・識

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日本で最古の浮世絵専門店。幕末の開明思想家・佐久間象山(1811-1864)(しょうざん)が、酒井義好(1810-1869)*よしたか の書齋を「好古堂」と命名しました。1982、酒井藤吉(とうきち)・十九子(とくこ)、酒井貞助(ていすけ)・富美江(ふみえ)、酒井泉三郎(せんざぶろう)・美代子(みよこ)らは、好古堂蒐集品を基として、父祖の地、松本市郊外に、日本浮世絵博物館を創立しました。

父・藤吉が亡くなってから、酒井信夫・雁高(がんこう)、そして酒井邦男が継承し、世界各地で65回の浮世絵展覧会を開催して今日に至っています。皆様のご指導ご鞭撻を御願い致します。

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 *Sakai Kohkodou Gallery  酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) Japanese Traditional Woodblock Prints  

SAKAI_gankow, curator, professional adviser of ukiyo-e

2022 SAKAI, gankow   酒井雁高

 

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この潮干狩図、偽筆、真っ赤なというか真っ茶色の妙な海の色、偽筆!

2012北齋ー風景・美人・奇想、大阪市立美術館

潮干狩図 重要文化財  *重要文化財が偽筆ならば、恥晒しである。

絹本 54.3x86.3cm

*部分である。左の遠方に、富士山が見えている。

本図は戦前に重要美術品に指定され、平成九年(1997)には北齋の作品として初めて重要文化財に指定された云々。(図版54、図録p277)

しかし、海は真っ茶色で、真っ赤な偽筆である。

これまで、誰も、偽筆と指摘しなかったが、不審な描写である。一体、何時、誰が重要美術品、重要文化財に指定したか。その責任は重大である。

浮世絵学に沿って、記述する。

1 落款:「葛飾北齋」[亀毛蛇足]

 「北齋」の署名だけでは、何をしたか分からない。必ず、「画」、「筆」、「書」など、無ければならない。

2 刊年:肉筆であるが、成立年は、文化十年(1813) 印章の欠け具合から、文化十年頃の制作。しかし、模印であるから、論外。

3 判型形態:肉筆であるが、大きな横幅。通常は寺社へ寄進する。しかし、江戸期に全く記録がなく、画歴を遡(さかのぼ)れない。恐らく昭和初期に偽作されたものであろう。

4 外題:潮干狩図 これだけの大幅ならば、外題が無いこと事態、不審である。浮世絵師・北齋は、寺社などの願主から依頼されて描くわけである。必ず、依頼の記録があるはずである。

5 版元:肉筆のため、対象外

6 内題:外題だけで、内題は含まれていない。

偽筆者は、絵半切(図版49潮干狩り)(図版50潮干狩、別図)を参照して、偽筆を描いたことは間違いない。しかし、偽作者、かなり彼方此方、偽作している。

図版50 かつしか北齋画 

図版50は、1963東京国立博物館3-3707、に掲載されている。とすると、東博の作品は、1913V&I/EJ5-183に掲載されていたものであろうか。いま、V&I図録がないので、確認できないが、そう考えると、昭和初期に偽筆された可能性が高まってくる。

図版49 宗理画

稲垣進一・大人(たいじん)によると、茶色の海は全く変である。そして、女性の綿烏帽子のような被り物も、全く江戸の庶民女性の風俗に合っていない。通常、埃(ほこり)、塵(ちり)よけの手拭を被り物として使っている。そして何より、後ろに立っている男、この左足が妙な位置にあり、遠近感が全く不自然であると。

稲垣大人、浮世絵を収集し、常に鑑賞眼を養っておられる。以前に見た時、海の色は不自然だと思ったが、それほど疑問に思わなかった。しかし、色々、鑑賞を弘め、深めていく内に、これは、やはり妙だと結論している。

云われて見ると、この男、貝殻を入れた籠を頭の上に揚げているが、これも不審な動きである。全く、頭上に揚げる意味がない。

ネットで、この図の説明はあったが、図版なし。やはり、色々な方々から疑問を提出され、それに対して真摯に答えることが出来なかったからであろうか。

何か御気付きの点があれば、御教示ください。

酒井 雁高(がんこう) 学芸員 curator 

浮世絵・酒井好古堂   日本最古の浮世絵専門店

[浮世絵学]文化藝術懇話会  浮世絵鑑定家
100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14

電話03-3591-4678  携帯090-8171-7668

 



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