浮世絵学01/落款(廣重)ひろしげ_廣重/東海道五拾三次之内 保永堂版 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) [HP: ukiyo-e.co.jp]
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浮世絵学01/落款(廣重)ひろしげ_廣重/東海道五拾三次之内 保永堂版 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) [HP: ukiyo-e.co.jp]

2016-07-01現在

酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) [HP: ukiyo-e.co.jp]

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廣重(1797-1858)の出世作、保永堂版/東海道五拾三次之内は、現在では尤も貴重な作品である。

1834(天保五年)、保永堂単独で刊行された目録がある。しかし、保永堂は質屋であり、出版は素人のため、鶴喜の協力で刊行した。当初の草稿、定稿、その他、彫刻、摺刷など、数年間、要しただろうというのが先見の一致した考えであった。すると、当初の共同出版の初版作品は数年前、つまり1831-1832頃、発刊されていたことになる。しかも、初版の共同作品は極めて少なく、貴重である。版本の多くが、改元の正月に発刊されているので、浮世絵の東海道も恐らく1831(天保2)正月に売り出された可能性が高い。

出版は水ものである。保永堂は、東海道(1831以降)の大当たりに気を良くして、増刷を繰り返した。この結果、摺の劣悪な多くの作品を生産した。その後、次々と刊行したが、それほど甘くはない。1837(天保8)以降、倒産した。

1832-1833廣重/東海道五拾三次之内 *1831-1833

*1994酒井雁高/廣重図録(展覧会図録)、資料集成、年表(日本浮世絵学会)/岡山城天主閣ほか

何か御気付きの点があれば、御知らせ願いたい。

酒井 雁高(がんこう) 学芸員 curator

浮世絵・酒井好古堂   [HP: ukiyo-e.co.jp]

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