浮世絵学04/1985山本七平(1921-1991)/人間としてみたブッダとキリスト、原書房 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)   http://www.ukiyo-e.co.jp/73509
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1982-04-29現在(2021-04-07) 浮世絵学:ukiyo-e study  浮世絵鑑定:judge

SAKAI_gankow, curator, professional adviser of ukiyo-e

酒井 雁高(がんこう)(浮世絵・酒井好古堂主人) *学芸員 *浮世絵鑑定家 📞 Phone 03-3591-4678(東京・有楽町)

酒井 邦男(くにお)  酒井好古堂・副代表    *学芸員     *浮世絵鑑定家

100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14(東京・有楽町 帝国ホテルタワー前) 日本最古の浮世絵専門店

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 *The BEST Japanese Traditional Woodblock Prints, Handmade reproduction (adm. by JUM) 

 

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日本で最古の浮世絵専門店。幕末の開明思想家・佐久間象山(1811-1864)(しょうざん)が、酒井義好(1810-1869)*よしたか の書齋を「好古堂」と命名しました。1982、酒井藤吉(とうきち)・十九子(とくこ)、酒井貞助(ていすけ)・富美江(ふみえ)、酒井泉三郎(せんざぶろう)・美代子(みよこ)らは、好古堂蒐集品を基として、父祖の地、松本市郊外に、日本浮世絵博物館を創立しました。

父・藤吉が亡くなってから、酒井信夫・雁高(がんこう)、そして酒井邦男が継承し、世界各地で65回の浮世絵展覧会を開催して今日に至っています。皆様のご指導ご鞭撻を御願い致します。

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 *Sakai Kohkodou Gallery  酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) Japanese Traditional Woodblock Prints   

SAKAI_gankow, curator, professional adviser of ukiyo-e

 

 

2020 SAKAI kunio

*現在、ファックスは使えません。

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〇1984山本七平(1921-1991)/人間としてみたブッダとキリスト、原書房 
書名、人間としてみたキリスト、これは面白い。キリストは救世主の意、名前はギリシャ語では、イエズス。
それぞれの専門家の対談で重要な指摘が話されて、記録されている。
 
浮世絵学04/外題(聖書の常識)1980山本七平/聖書の常識、講談社 
 
浮世絵学04/外題(旧約聖書物語)1984山本七平(1921-1991)/旧約聖書物語、三省堂(1988徳間文庫)   http://www.ukiyo-e.co.jp/73509
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・中村元/無原則の思想
・梅原猛/人間としてみたブッダとキリスト
・秦 剛平/ヘブライイズムとヘレニズム
・トマス・インモース/キリシタンと日本
・遠藤秀作、井上洋治/切支丹・殉教・日本人
・小室直樹/日本教としての法華経
 
〇中村元(1925-2019)/無原則の思想
325 ニケア信条 ローマ公認のキリスト教 *旧約の思想はギリシャ・ローマ圏、
東方のロシア圏に入り、ラテン圏でも違ってくる。
イスラエルでも、古い時代、祭政一致 ソロモン、王と祭司を兼ねている。
礼楽 礼儀と音楽 
 
太陽信仰
 
西洋では古い伝統に対してプロテストする形で新しいものが出てくる。
1232(貞永元年)貞永式目(御成敗式目) 北條泰時(1183-1242) 51カ条
 
カトリックでは火葬をしない 遺体を大事にする思想 ユダヤ教徒も火葬にしない
死んでいるのは眠っている。土葬にする。
 
火葬にすると、お骨(こつ)を大事にする 
死んだら死んだところに葬るので、お骨を持って帰るとか遺体を持って帰る習俗はない。
 
祖霊信仰 人間の霊魂が鳥の姿をして故郷の墓地にとまる
中国人は自分の先祖、同族だけを大事にする
 
輪廻思想 西洋にはない
 
死海文書が出たクムランでは南枕で埋めてある。最期の審判の時、神と對面できるように。
 
イスラエル、ユダヤ、マルキシズム、ファシズム みんなパラレル
 
革命 レボリューションを訳せなかったので、漢語の「革命」を使った
易姓革命で、姓を易えて 天命を革(あらた)めるだけで、制度は替わらない。矛盾を解消できない
 
旧約 天国も地獄もなく、死で終わり、永眠。
 
イランから入ってきたミトラス教、マニ教、
 
十字軍 1181、1209-1214、1226-1229 武力弾圧
 
ユダヤ 墓を宗教的対象にしてはいけない。偶像礼拝になる イスラムでは墓があってはいけない宗派もある
ユダヤの場合、墓をきちんと造る
 
いわゆる日本の墓参りというのはない
 
遊牧民 伝染病が怖いので、人、家畜が死ぬと、必ず移動する。
 
アラブ人は族内婚 いとこ同士の婚姻
 
同族が結集するのではなく、周囲にいるもの同士が集団安全保障をする。國一揆、国人一揆 古い形の一揆
中国では礼記、インドではダルマ・シャーストラ(法典)
 
あまり原則で喧しくやらない。斟酌さるべきか。常識が法律。
武家法は、元来の常識。慣習とか風習。
 
明恵(1173-1232)上人 栂尾 華厳宗の学僧
 
南アジアの伝統では、宗教というコトバがない 法、仏法
 
日本の自然法思想はナチュラルオーダーで、ナチュラルローとは違う
 
日本は、宗派仏教 釈迦、阿弥陀を祀ってある御堂より、その宗派の開祖の御堂が大きい
 
日本では、人と人の信頼関係で解決されることが多い。
 
身体刑 貞永式目、賭博常習犯の指を切る。私文書偽造、烙印をオデコに押す
中国では唐律のように縁坐法、一族が全部、連座する。
インドでは、身体を傷つける刑罰はない。死刑もない、何時までも拘禁しておく。
 
ユダヤ 旧約聖書では、法的に義が確立しなくてはいけない。心理的な救済感的な方法を一切、認めない。
同値弁済、盗んだ者の手を切る。また、同等の賠償金 アッシリアが一番、厳しかった
神との契約 七つのサクラメント(秘跡) 洗礼と聖餐(せいさん)が尤も重要とされている
乳製品と肉製品、食器を一緒にしてはならない 
 
者バット 安息日 金曜日の日没から土曜日の日没まで 火をつけてはいけない 火を消してもいけない
 
(山本)二十歳でマルクスのかぶれないのは馬鹿だけど、四十歳になってもかぶれているのはもっと馬鹿
 
蓮如(1415-1499)上人 ほかの神々や仏教を謗ったり軽んじたりしてはならない
 
鈴木正三(1579-1655) *しょうぞう
 
朱子学 林羅山 水戸学派 徳川斉昭(派閥で殺し合い) 排仏毀釈  
 
大日本史 北朝の扱いに困る その前に五人、北朝の天皇がいる。足利尊氏を叛臣に入れると、いまの天皇は偽帝の子孫で、臣下の出で、あってということになって… 安積澹泊(1656-1738)/論賛を著すが、ぼかしている。とうとう全部、削除
日本外史は、大日本史をアレンジして、通俗版を造った
 
〇梅原猛(1925-2019)/人間としてみたブッダとキリスト(72-107) 
ざっと摘要を記す。
前6世紀、イエスの先駆者、預言者第二イザヤ
第二イザヤ 550-529BC 、40-55章 53章、苦難の僕(しもべ)
釈迦(565-485BC)   (463-383BC) 仏教の創始者
孔子(552-479BC) 儒教の祖
ソクラテス(470-399BC) ギリシャの哲学者
イエス(7BC?-30AD?)イエス、ヤーウエ(イスラエルの神)は救いであるという意味のヘブライ語の人名のギリシャ語音訳。
(雁註)信仰上の人物で実在しない 
 
仏教的な文明圏 *文明という言葉が使われている。
 仏教は仏滅後、如是我聞、「私は、このように釈迦から聴いた」の意
 500年後に造られた経典を基本にした大乗仏教
 輪廻転生の世界
 旧石器時代から、人間は死んで天に行くんだという考えたが出てる。
(雁註)天(てん)の思想は、古代支那でも、遥か後代で、旧石器時代にはなかった。
 釈迦のしたことは、バラモン教に対する反証
 釈迦はバラモン階級の生まれでなかったことが大事 下層階級が自己主張
 カースト制の否定 人間平等
 日本の部民(べみん)、これはカースト的差別
 仏像はアーリア系からドラビダ系の顔になってくる。仏教→バラモン教→ヒンドウー教
 
 ブッダと竜樹(大乗経の祖) *2-3世紀、南インドのバラモン出身
 竜樹はインド的なものから離れる
 
 古代の律法どおりの生活は、実際に無理 律は殆どなくなる
 律を守ることが信仰がある意。しかし、その教団は大きくならない。
 
 仏教は現世利益と先祖供養 奈良時代、仏教教学が出来、理論も整えられたが、律というものは解らない
 戒律が必要だが、儀式が解らない。それで鑑真を招いて、戒壇を造った。
 
 仏教では苦は悪。どうやって脱却するか
 釈迦は道をひらくまで苦行したけれど、悟りを開いて牛乳呑んで、苦を克服した。
 苦行の像は日本では嫌われた。釈迦は、いつも楽しいそうにしていないといけない。
 涅槃像(ねはんぞう)、死ぬ時も楽しく死んでいく。微笑を浮かべて死んでいく。
 イエスが楽しそうにしている絵はあまりない。苦行イエス、殉教者像。イエスは悲劇。
 
キリスト教的な文化圏
 イエスとパウロで捕らえる
 聖典(カノン)と其他、聖典外。初代教父文書、典外所
 何年何月何日に十字架にかかった
 創造から終末までの世界
 ・ヤコブ系統:イエスの弟ヤコブを中心にエルサレムの神殿にいるヘブライオイ(アラム語を話すユダヤ人)
  66第一次ユダヤ反乱
  132第二ユダヤ反乱で壊滅 ディアスポラに合流 ユダヤ教とキリスト教は、このあたりで別方向へと向かう
  ユダヤ教
 ・パウロ系統:パウロを中心としたヘレニスタイ(ギリシャ語を話すユダヤ人) 
  キリスト教 
 
ユダヤ教
 タルムード(古い文書)では、キリスト教徒はミニーム(分派、異端の意)
 ユダヤ教徒からみると、キリスト教はユダヤ教の一種の異端
 イエス、ガリラヤ人(ガリル・ハゴイム)異教徒の地の意。
 正統的なヨハナン・ベン・ザッカイのような律法的ラビ(教師)ではなかった。
 パウロ、海外に移住したユダヤ人の子孫、いわばディアスポラの民
 ユダヤ教はイエスまでは認めるが、パウロは異端として絶対に認めない 
 ダニエル書では厳密な意味で来世はない。
 200BC 現世で戒律と律法どおり守っている人間が苦難を受けている。
 ユダヤ人は現世主義
 
イエスは、神の子を僭称したとして、十字架によって処刑されている。苦難の僕(しもべ)
 ダニエル書に記された人の子とされてくる。
(雁註)この人物は本当にイエスなのか。神ならば、処刑しても死なないはずだが。
 イエスは、神の国を説いている。
 ソクラテスは魂の不死を証明している。
 釈迦は、来世主義が崩壊して、もう一度、現世へ戻る。人間の死を、冷たく見つめている。透明な世界。
 
 創世記 第一章 第二章Jよりずっと後に出来た。
 前8世紀 第二章
 前550  第一章 バビロン捕囚末期
 
 90-95 ルカ、使徒行伝、ペテロ第一書 *イエスを苦難の僕(しもべ)と準えた
 
 霊 風と訳すべき
 
〇秦 剛平(1942-  )/ヘブライイズムとヘレニズム
ヨセフス/アピオーンへの反論 全2 *ヨセフス 1世紀のユダヤ人歴史家 ウイストン訳 
ヨセフス/ユダヤ戦記 全7
ヨセフス/ユダヤ古代誌 全20 いずれもギリシヤ語
(秦)ヨセフス(37-100c)によれば、人類の誕生からモーセの死まで、既に3000年の歴史があるらしい(笑)ほんまかいなと思いますよ
(山本)いまでも言うんですよ。ユダヤ人5000年の歴史をもっているなんてことを、彼らは平気でね。どんなに考えたって、史料として遡(さかのぼ)りうるのは、まあモーセまで、あとは解らない。モーセをラムセス2世(在位前1290-前1224頃)の時にすれば、紀元前1250年ごろが限度ですよね。エジプトやバビロニアを大先進国とすれば、せいぜい3000年の歴史ですよね。
*モーセ 前13世紀、古代イスラエル民族とその宗教を基礎づけたと伝えられる指導者。
 
・モーセ五書 ギリシヤ語へ 翻訳 前3世紀 その後、七十人訳聖書(セプテュアギンタ) *シナゴーグの礼拝、教育用
前621 ヨシヤ王 申命記革命 絶対なのは契約で、王であれ、何であれ、契約どおりにしなければならない。成文律法。
前444 バビロン捕囚から帰還して、第二神殿を建設
・契約を遵守、律法を守ること、そのことが神への信仰となる。
・日本人は、宗教法をもたない。ユダヤ教、イスラム教は、法、宗教法のため、理解できない。
・日本の貞永式目、宗教的要素は一切、なし。慣習法、先例を纏めただけ。
前150s  ミシュナ(条文集)が完成する。生活の手引き(マニュアル)。初婚は水曜日、再婚は木曜日と決められている。持参金は幾らと決まっている。
・神の像を造ることは出来ない。想像、表現することも出来ない。神を推測すること、瀆神(とくしん)ですらある。
・出エジプト記・第32章、黄金の小牛を鋳造した。(モーセがシナイの荒れ野で山に登り、神から律法を受けている間に)
・神殿内に、黄金のロバの頭が安置してあった。ユダヤ人に対する中傷。
・ローマの総督は、カイサリアに常駐しているが、エルサレムではない。 
・ユダヤ人は、キリスト教から迫害された話が多い。
・燔祭(はんさい)、雄牛を殺して、肝臓を取り出し、占って、後で、食べる。
後70 ユダヤ戦争が終り、神殿が破壊された。ザッカイの子・ヨハナンのユダヤ教。
・ヤブネー(ローマ人はヤムニアと呼ぶ)でトーラを勉強するため学校を建設。ローマ軍ウエスパシアヌスは許可した。一説に、ヤブネーに収容所があった。
・ティトスは赦免を与えるという条件で、投降を城外から呼びかけた。
・後97-98 ガマリエルの時、ローマもユダヤ人共同体(ディアスポラ、離散)の長として承認した。
・後132-135(第二次ユダヤ戦争)バル・コホバ ラビ・アキバがメシアとして担いだ人物。ローマの支配からの解放
・メシア パレスチナからローマ(異民族)支配から追い払ってくれる。
・イエスがキリスト(救世主)という考え方が、新約聖書で、何故でききたか。  
・キリスト教:パルテノス ルカ、マタイ *マルコ、ヨハネに無い。  
(雁註)前438 アテネ・パルテノン神殿の女神像(高さ10m)。原像は無い。
・新約は、論証文書ばかり。
・ラビ・イエス ガリラヤではパリサイ派のラビであった。
アグリッパ二世(後27-100)の演説:ローマとの戦争は無謀。宗教的特権を認めれば、ローマの総督がいても構わない。
・キリスト教徒の神罰説。伝統的な見方となる。   
・後90 エルサレム陥落後。離散のユダヤ人、小アジアの都市、アンチオキア、沿岸都市。ギリシャ語で、礼拝、伝道。
・ユダヤ戦記 ユダヤ古代誌(ヨセフス)→教会史(エウセビオス)
                    
〇トマス・インモース(1918-2001)/キリシタンと日本 *比較宗教学
・真言、天台、華厳、
・自前の法律、固有法。ナチュラルオーダー 四方拝
・神儒契合、神仏妙合 神儒仏は同じだ。神は各人の心のなかにいて、外にいない。個々、円成す。
・宗教は個人に関係ない。家に関係する。家の宗旨と違う。
・日本人は、あなたの宗教は? 何にもありません。あなたのお家の宗旨は? と問えば答える。
・天理教、神道十三派の一つ。掃除するのが大変。掃除するのが宗教の活動らしい。
・韓国、シャーマン。
・鈴木正三 一神教から暗示を受けて、一仏。 法皇に対して、天皇。
・平田篤胤 漢文聖書を読んでいた。
・シドッチ、白石 
・ネストリウス(景教) 修道院で品物と金を交換した。ある種の手形を発行した。 
 
〇遠藤秀作(1923-1996)、井上洋治*(1927-2014)/切支丹・殉教・日本人 *キリスト教神学
 
1816ギュツラフ訳/聖書 最初の日本語訳 ハジマリニ、カシコイモノ ゴザル。コノカシコイモノ ゴクラク トモニゴザル
*マカオで訳した。カミ、コトバもない。伊勢からマカオに漂流した少年たちから日本語を習った。
 
関根文之助/神の辞典 パンフレット
切支丹側では、カミを使わず、でうす。
 
日本人はデウスと大日如来を考えた。
人間を越えたたるものをゴッドという。日本のカミは、人間的なるものの拡大、人間的なるものの理想形。
 
ハビアン((1565-1620-)
1583(天正11)19歳で切支丹となる。
1586イエズス会に這入る
1592、ローマ字本、平家物語
1593イルマン(修道士)となった
1605(慶長10)ハビアン(1565-1620+)/妙貞問答
1606(慶長11)外人長上者に対する反感から、棄教した。
1620(元和6)ハビアン(1565-1620-)//破提宇子(はでうす) 
儒教、身体髪膚、これ父母に受く、敢て毀傷せざるは孝の始め 人倫のもと
 
殉教(じゅんきょう)、シャビエルが、いちばん日本人がキリスト教信者にならない理由の一つとして、わたしだけがパライソに行くというのは辛い。わたしのおとっさん、おっかさん、御先祖は別のところにいるというのは申し訳ない。
個人よりも、村の意識、集落意識。
(山本)殉教というのは証言。信仰告白。はっきり証言すれば殺されると分かっていてもするということ。
 
切支丹は他の宗教を罵詈(ばり)雑言して否定する。寺を焼く、仏像を毀す。傲慢である。
(遠藤)仏教が庶民的になったら浄土宗になったように、隠れ切支丹はマリア観音信仰になった。
吉田松陰は妹から、法華経を貰った。安心立命を得なさいと。私は、そんものいらん。
(山本)ルターのいう、ただ信仰のみ。カトリックの教義と教皇の権威に反対した闘争宣言。
明治になると親鸞みたいになる。人の救われるのは、ただ信仰のみによるので、行いによるのではない。だからロマ書は日本のプロテスタントの、ほんとに聖書でして…。内村鑑三の無教会。
 
〇小室直樹(1932-2010)/日本教としての法華経
・憲法違反 個別法違反
・中国では、統治の基本は法でなくて、徳。
・ユダヤ教、キリスト教、神との契約を守るというのが救済のための必要充分条件。それを教えているのが聖書(カノン)(根本規範)。
・仏教の救済は、悟ること。悟れさえすれば、あとは何をやっても自由。
・奈良時代の仏教は、健康を守る薬師如来、幸福を約束する観音信仰が主流。現世利益。
・日蓮は法華経だけが絶対である。天皇も將軍も問題としない。
・創価大学、日蓮学部を造らなかった。日蓮学部では就職先がない(笑)。
・カトリックの宗教法。日本には、ポープ(法皇)、セイント、ドグマ、カノン、いずれもない。
・プロテスタント、無限に細分化して、無数に教派ができて、最後に一人になってしまう。
・プロテスタント ルター、旧約の本文はヘブライ語 マソラ・テクスト
・カトリック セプトウアギンタが基本、ヴルガタが正典。
・(小室)浄土真宗 原則をみな外した。仏教ではない。
・前世の因果だから、輪廻の法則から外れられない。成仏できない。成仏のできない仏教。
(山本)輪廻の法則から外れることが成仏だという発想をしてはいけない。
 
・明治時代 プチジャン神父、隠れキリシタンの口伝を集めて訳し、隠れキリシタンはキリスト教ではない。
 

酒井 雁高(がんこう) 学芸員 curator 浮世絵鑑定家

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