浮世絵学01/浮世絵の職人、工房(絵師、筆耕、彫師、摺師)酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)http://www.ukiyo-e.co.jp/81835
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1982-04-29現在(2021-11-27更新)浮世絵学: ukiyo-e study  浮世絵鑑定(肉筆浮世絵、錦絵):judge

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[落款][らっかん][刊年][西暦][版型形態][外題][げだい][板元][内題][ないだい]

 *検索できる

SAKAI_gankow, curator, professional adviser of ukiyo-e

酒井 雁高(がんこう)(浮世絵・酒井好古堂主人) *学芸員 *浮世絵鑑定家 📞 Phone 03-3591-4678(東京・有楽町)

酒井 邦男(くにお)  酒井好古堂・副代表    *学芸員     *浮世絵鑑定家

100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14(東京・有楽町 帝国ホテルタワー前) 

日本最古の浮世絵専門店

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 *The BEST Japanese Traditional Woodblock Prints, Handmade reproduction (adm. by JUM) 

日本浮世絵博物館・監修 *原画から忠実に複製・復刻現していて、尤も信頼の置けるもの。

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*1946、私、酒井雁高(がんこう)、(戸籍名、信夫のぶお)は、酒井藤吉、酒井十九子の次男として生まれた。生まれた時から、浮世絵に囲まれ、浮世絵博物館に組み込まれていたように思う。1966、兄・正一(しょういち)が冬山のスキー事故で死亡。いきなり、私に役目が廻ってきた。それにしても、子供が先に亡くなるとは、両親の悲しみは察して、余りある。母は、閉じこもったきり、黙ったままの父に、何も話すことが出来なかったという。

*1967、私は大学の経済学部を卒業し、すぐ文学部国文科へ学士入学。何とか、源氏物語など、各種日本文学、江戸文学も多少、学ぶことが出来、変体仮名なども読めるようになった。

*1982年以来、浮世絵博物館と一緒に過ごしてきた。博物館が女房替わりをしてくれたのかも知れない。

*それでは子供、というと、これら浮世絵学、1,099項目であろうか。一所懸命(一所は浮世絵学)、学問としての浮世絵学を成長させてきたつもりである。今後も、御支援、御指導を賜りたい。2021-06-20酒井雁高・識

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日本で最古の浮世絵専門店。幕末の開明思想家・佐久間象山(1811-1864)(しょうざん)が、酒井義好(1810-1869)*よしたか の書齋を「好古堂」と命名しました。1982、酒井藤吉(とうきち)・十九子(とくこ)、酒井貞助(ていすけ)・富美江(ふみえ)、酒井泉三郎(せんざぶろう)・美代子(みよこ)らは、好古堂蒐集品を基として、父祖の地、松本市郊外に、日本浮世絵博物館を創立しました。

父・藤吉が亡くなってから、酒井信夫・雁高(がんこう)、そして酒井邦男が継承し、世界各地で65回の浮世絵展覧会を開催して、今日に至っています。皆様のご指導ご鞭撻を御願い致します。

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 *Sakai Kohkodou Gallery  酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) Japanese Traditional Woodblock Prints  

SAKAI_gankow, curator, professional adviser of ukiyo-e

 

2018 SAKAI gankow

 

2020 SAKAI kunio

*現在、ファックスは使えません。

 

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浮世絵の職人<絵師(えし)、彫師(ほりし)、摺師(すりし)> 

(雁註)もっとも、実際の職人は男であるが、武骨な男では売れないので、女性に仕立てた。

1 落款:豊國画3

2 刊年:安政4巳(1857)

3 版型形態:大3

4 外題:今様見立・士農工商

5 板元:魚栄

6 内題:職人

 

A 絵師および絵師の弟子  *浮世絵でも多色摺の錦絵(にしきえ)を前提

稲垣進一さんと話していて、絵師、彫師、摺師に、それぞれ多くの弟子が助手として活躍

・筆耕(ひっこう)は、作者の詞書(ことばがき)、つまり読本(よみほん)、合巻(ごうかん)、また浮世絵の一枚絵*(いちまいえ)などの文字(の下書き)を浄書する。筆耕は板元に雇われていることが一般的であった。

*一枚絵:肉筆、版本に対して、落款、板元が刻記され、一枚で独立した絵の意。

・絵師の弟子は、分担して、絵の具を溶き、細かい調度品の図柄、人物の着物文様などを描いた。

敷き写し: 書画の上に薄い紙をのせて、透かして、かき写すこと。すきうつし。

(雁註)哥麿は「しき写し」をしないと明言している。私は、父・酒井藤吉や叔父ら(酒井貞助、酒井僊三郎)から聴いたが、明治の頃、酒井藤兵衛は、浮世絵師の暁齋に依頼して、原画をしき写しさせて、復刻板を造ったという。御礼に酒を御馳走、御土産に持っていって貰ったらしい。当時は、写真整版が未だ無かった。

   A 絵師(画稿)、作者(筆耕)B 彫師(板元)→ C 摺師(校合摺)

    敷き写し、清書、浄書   彫師の校正 → 校合摺、整版 

・絵師はザッと輪郭線で構図を描く。屋外、室内の調度品、人物の着物の詳細な図柄は描かない。

・吉田隆志(祖父・吉田博、父・吉田遠志)先生によると、祖父、父らは、苦労して自分で彫り上げていたと述べています。他の彫師に依頼しなかった。

・関岡扇令*(1957-  )さんより、校合摺(校正の校合摺)など、いろいろな点を修正して戴きました。先代にも昵懇になり、松本の日本浮世絵博物館へ千社札(せんしゃふだ)を見に来ています。天愚孔平(1733-1817)の千社札を見て、吃驚いていました。

 *三代目、彫師、東都納札睦会

*本名:裕介。父親から彫りを修得しないさいと云われ、大倉半兵衛に師事した。

まだ、私の理解不足で、かなり誤謬(ごびゅう)もあろうかと思います。徐々に、削除、加筆して、訂正していきます。

筆耕(ひっこう): 写字や清書で報酬を得ること。また、その人。文字を書写した。絵は絵師。
 
U浮世絵学01/落款(らっかん) 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)
 
U浮世絵学05/板元(はんもと) 屋号、略称、[商標]など 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)http://www.ukiyo-e.co.jp/81037
 
 A 絵師は、薄美濃紙や雁皮(がんぴ)に、輪郭線版下絵(はんしたえ)を描きます。
絵師は、一般的に、板元の依頼に応じて、墨一色で、ざっとした図柄、構図をを試作。
・筆耕は、主に文字を書く。外題(げだい)、内題など、詞書(ことばがき)の文字を書きます。
細部の浄書絵師の弟子らが、指示に従い、人物の着物の柄、調度品の文様など浄書する。
版下画は、画稿の下絵(したえ)。訂正する場合、紙を貼り、修正し、最終版下を完成させる。
絵師は、板元と協力して、最終版下を点検した後、彫師に渡します。
・筆耕は、絵師の画稿を精密に敷き写しして、最終板下を制作する。
    *これには異論もある。筆耕は文字だけで、画稿の絵に及ばないとする意見である。
    *しかし、画稿の絵は、かなり粗い素描であり、このままでは板下にならない。
    *即ち、筆耕は素描に、最小限の修正を加えると考えている。
 
B 彫師版木(櫻を使う)に糊を引き、板下(はんした)絵を裏返しにして貼る。
貼り付け(はりつけ)は、失敗が許されないので、慎重に貼る。
姫糊(ひめのり)、また生麩(しょうふ)糊*を溶く。 *こむぎ澱粉
手のひら、指の腹で糊を塗り付け、軽く叩(たた)くようにして均一に、板に貼り付ける
・1950s、薄美濃紙の版下を使わず、特殊のフィルムで、裏返しにして、板に貼り付けている。
・版下の墨線部分の両側を小刀で彫る(筋彫り)。フラスコに水を入れて、手元を明るくする。
墨線の外側の不要部分(地、ぢ)相間鐫(そうあいのみ)で浚(さら)う。
 *丸鐫(まるのみ)、平鐫(ひらのみ)、透き鐫*(すきのみ)
広い部分から細かな部分への順に浚って(削り去って)いく。
絵の具が溜まらないように、浅く、墨線を台形(角度)に彫ります。
彫師:浄書された校合摺から、色版を完成させます。
・彫師の弟子:頭(かしら)彫り、地墨(ぢずみ)板は親方。弟子は浚いや易しい色板を担当。
・主板おもはん(墨ぢずみ板)、裏に彫らない:板木は5枚。裏表で、10面ほど使う。

・大版竪絵でも、必ず横位置で作業をする。右下角に鍵見当、左下の中程に引き付け見当を施す。

 
C   摺師(すりし):墨板(主版おもはん)で、校合摺(きょうごうずり)を作る
C-1 校合摺(校正摺)この校正摺で、版の修正をする
C-2 校合摺(色板の版下):色分(いろわけ)
・薄美濃紙の板下に、絵師が、朱で色ざし、色の指定をする。
摺師は、色板の校合摺の場合板下の紙を湿(しめ)らせず、色板の数だけ摺る。彫師に渡す
・摺師の弟子:摺師の親方の絵の具を溶く
・礬砂(どうさ)を引く(紙に絵の具が滲(にじ)まないよう)、湿らす。英語でサイズ。
摺師は、湿らせた紙(礬水が引かれた)を少し舐めて、滲み具合を見ています。
・生紙(きがみ)では摺らない。ただし、校合摺を造る場合(薄美濃紙)は湿らさない。
・親方は、湿らした紙を前箱(まえばこ)で、湿り具合の安定した状態で管理する。
日(ひ)一杯(いっぱい)(朝から、晩までの意)色毎に200枚づつ、摺り上げる
・奉書の半切が大版(おおばん):摺り台は前に傾むけ、尻に蒲団を置き体重が掛かるようにする。
 一束(いっそく)は100枚。この半切で、倍、つまり200枚を単位として摺る。
見本摺(みほんずり)
清書されない生マ(なま)画稿、彫られず、画稿のままで残ったものも多くあった。
 
(彫道具)小刀(こがたな)、透鐫(すきのみ)、相間鐫(そうあいのみ)、罫引(けいびき)、駒透(こますき)、木槌(きづち)、玄能(げんのう)、木賊(とくさ)、見当鐫(けんとうのみ)
 
(彫り色々)毛割り(けわり)、コキ彫り(顔の輪郭線を細くする)、彫り崩す(彫りの出来が悪く、板木をダメにする)、頭彫り(かしらぼり、親方など最上級者が担当)、字彫り(筆耕彫り)、絵彫り、サビ彫り、割り物、胴彫り、無駄彫り。
 
(絵の具)
懸け合(かけあわせ)、地墨(ぢずみ)、艶墨(つやずみ)、紅(べに)、洋紅(ようこう)、朱(しゅ)、丹*(たん)、紅殻(べにがら)、鬱金(うこん)、雌黄(しおう)、棠梨(ずみ)、籐黄(しおう)、黄蘗(きはだ)、藍(あい)、藍紙**(あいがみ)、ベロ藍(ベロアイ)、紫(むらさき)、柿色(かきいろ)、草色(くさいろ)、丁子色(ちょうじいろ)、橙黄色(だいおういろ)、胡粉(ごふん)。
 *丹、酸化して黒く焼ける  **藍紙、露草の花の汁を和紙にしみこまた紙。うつしばな。
 
(参考書)

1877(明治10)高 鋭一/日本製品図説 錦絵、内務省

1929(昭和4)石井研堂/錦絵の彫と摺、芸艸堂

1962(昭和37)鈴木重三/日本版画便覧/日本版画美術全集別冊、講談社

1971(昭和46)吉田暎二.浮世絵事典、画文堂

1982原色浮世絵百科事典(3)様式、彫摺、板元。

・摺師 二代関岡扇令(1924-2010)が直接、詳細な技術を公開している。

 *他に安達豊久(1902-1982)、渡邊規*(1906-1993)、四代目大倉半兵衛(1920-1999)、二代関岡扇令(1924-2010)らから協力を得たと記載されている。 *ただす

何か御気付きの点があれば、御教示ください。

専門家でなく、一般の方々からの疑問、質問を丁寧、簡潔に解説したいので、徐々に削除、加筆、訂正をするつもりです。ぜひ、宜しく御協力ねがいます。

酒井 雁高(がんこう) 学芸員 curator 浮世絵鑑定家

1982-04-29現在(2021-03-03) 浮世絵学:ukiyo-e study  浮世絵鑑定(肉筆浮世絵、錦絵):judge

SAKAI_gankow, curator, professional adviser of ukiyo-e

酒井 雁高(がんこう)(浮世絵・酒井好古堂主人) *学芸員 *浮世絵鑑定家 

☎️ 03-3591-4678(東京・有楽町) E-mail: gankow@gmail.com

酒井 邦男(くにお)  酒井好古堂・副代表    *学芸員     *浮世絵鑑定家

100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14(東京・有楽町 帝国ホテルタワー前)日本最古の浮世絵専門店

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 *The BEST Japanese Traditional Woodblock Prints, Handmade reproduction (adm. by JUM) 

日本浮世絵博物館・監修 *原画から忠実に複製・復刻を再現していて、尤も信頼の置けるもの。

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