*浮世絵学00/1941小島烏水*(1873-1948)*うすい/浮世絵類考(序文)9968項目 ☎️03-3591-4678(東京・有楽町)落款、五十音 Biography of ukiyo-e artists 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) http://www.ukiyo-e.co.jp/1783
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1982-04-29現在(2024-03-19更新)

浮世絵学:ukiyo-e study  浮世絵鑑定(肉筆浮世絵、錦絵):judge1

SAKAI_gankow, curator, professional adviser of ukiyo-e

酒井 雁高(がんこう)(浮世絵・酒井好古堂主人)

*学芸員 *浮世絵鑑定家 📞 Phone 03-3591-4678(東京・有楽町)

酒井 邦男(くにお)  酒井好古堂・副代表    *学芸員     *浮世絵鑑定家

100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14(東京・有楽町 帝国ホテルタワー前) 

日本最古の浮世絵専門店

1803葵衛(齋藤秋圃)/葵氏艶譜


ALL浮世絵学 記事一覧    All articles and images of Ukiyo-eGaku

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G浮世絵学00 御案内 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)  Guide

http://www.ukiyo-e.co.jp/wp-admin/post.php?post=88214&action=edit&classic-editor

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R浮世絵学00/複製・復刻 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)http://www.ukiyo-e.co.jp/88211

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V浮世絵学 ミニ動画     Mini-film, about 5 minutes 

http://www.ukiyo-e.co.jp/92533     浮世絵学 ミニ動画 各種 


*1946、私、酒井雁高(がんこう)、(戸籍名、信夫のぶお)は、酒井藤吉、酒井十九子の次男として生まれた。生まれた時から、浮世絵に囲まれ、浮世絵博物館に組み込まれていたように思う。1966、兄・正一(しょういち)が冬山のスキー事故で死亡。いきなり、私に役目が廻ってきた。それにしても、子供が先に亡くなるとは、両親の悲しみは察して、余りある。母は、閉じこもったきり、黙ったままの父に、何も話すことが出来なかったという。

*1967、私は大学の経済学部を卒業し、すぐ文学部国文科へ学士入学。何とか、源氏物語など、各種日本文学、江戸文学も多少、学ぶことが出来、変体仮名なども読めるようになった。http://www.ukiyo-e.co.jp/wp-admin/edit-comments.php

*1982年以来、浮世絵博物館と一緒に過ごしてきた。博物館が女房替わりをしてくれたのかも知れない。

*それでは子供、というと、これら浮世絵学、1,366項目であろうか。一所(浮世絵学)懸命、学問としての浮世絵学を成長させてきたつもりである。今後も、御支援、御指導を賜りたい。2021-06-20酒井雁高・識

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日本で最古の浮世絵専門店。幕末の開明思想家・佐久間象山(1811-1864)(しょうざん)が、酒井義好(1810-1869)*よしたか の書齋を「好古堂」と命名しました。1982、酒井藤吉(とうきち)・十九子(とくこ)、酒井貞助(ていすけ)・富美江(ふみえ)、酒井泉三郎(せんざぶろう)・美代子(みよこ)らは、好古堂蒐集品を基として、父祖の地、松本市郊外に、日本浮世絵博物館を創立しました。

父・藤吉が亡くなってから、酒井信夫・雁高(がんこう)、そして酒井邦男が継承し、世界各地で65回の浮世絵展覧会を開催して今日に至っています。皆様のご指導ご鞭撻を御願い致します。

http://www.ukiyo-e.co.jp/wp-admin/edit.php       記事一覧

 *Sakai Kohkodou Gallery  酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) Japanese Traditional Woodblock Prints  

SAKAI_gankow, curator, professional adviser of ukiyo-e

2022 SAKAI, gankow   酒井雁高

2018 SAKAI gankow

 

 

2020 SAKAI kunio

 
*ファックス、使えません。
 
 
 

2023-10-05現在
・ウクライナの有志は、秘かに黒海の西からクリミアに上陸し、ウクライナの旗を立て、引き返す。
・黒海、上空を飛行機で飛んで黒海を見たが、とりわけ黒い海ではなかった。
・ローマ時代に入ると、この海域は「マレ・ネグルム(Mare Nigrum)」と呼ばれるようになりました。これはラテン語で「黒い海」を意味します。中世になると、この名前が各地で広まり、「黒海」という名前が定着しました。
・自然的な要因 黒海の水は、特に深い部分では酸素が少なく、黒く見えることがあります。これは、海底に堆積する有機物が分解される過程で酸素が消費されるためです。

・政治的な側面 黒海は、NATOとロシアの緊張が高まる場所でもあります。そのため、この海域は今後も国際的な関心を集めることが予想されているのです。

・黒海の名前には、古代から現代に至るまでさまざまな要因が影響していました。自然的な特性から文化的、歴史的な背景、さらには現代の経済や政治に至るまで、この海域は多面的な魅力を持っているのです。名前の由来を知ることで、黒海がどれほど多文化的で多様な影響を受けているのかがよくわかります。今後も、この神秘的な海域は多くの人々にとって重要な存在であり続けるでしょう。

2023-06-02現在
・ロシアのモスクワの住宅にドローンによる攻撃があった。反プーチン派か
・ウクライナは、モスクワ攻撃を否定している。
 
2022-10-18現在
・ウクライナ反撃 南部を奪還
・プーチン ロシア国内から辞任しろとの要求が彼方此方から出て、動きが取れない。

2022-03-23現在

ウクライナの子供、人々を助けろ!

ウクライナ、赤ちゃん、警官の父親を離れ離れになるので泣いて、父親の頭を打っている

 

ウクライナ、4歳の坊や、泣きながら歩いている。右手にペンギンの縫い包み、左手にチョコレート

twitter のURL、かなり長い Excruciating  酷く、悲しい苦しみ

https://news.sky.com/video/ukraine-war-weeping-boy-walks-into-poland-from-ukraine-12560299

https://www.freepressjournal.in/viral/watch-video-4-year-old-ukrainian-boy-cries-while-crossing-border-over-to-poland-netizens-worried

youtube 独自のチャンネルで、短い

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浮世絵学04/外題(萬物繪本大全圖)(版下画稿)[よしのやま]2021-09-30…2022

・BM大英博物館展示 Hokusai Exhibition, British Museum

・1828(文政12.09)前北齋爲一老人畫/萬物繪本大全圖(版下)展覧、図・無款、実ハ為齋(ゐさい)筆、爲一

・第三者が後代に書いた、絵師名、制作年、外題は、北齋自筆ではなく、不可

・よしのやま[印]、これは誤読、誤刻で、北齋爲一の「ふしのやま」[印] でなく、不可。

http://www.ukiyo-e.co.jp/81772

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★浮世絵類考 

2021-09-18浮世絵類考(うきよえるいこう)/綜目録_五十音_9968項目

2021-08-12落款(らっかん)/浮世絵類考_10.025項目

五十音順に配列 画家、書家、狂歌師、俳諧師、その他、落款の「ひらがな」順

 

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2018Winter

酒井好古堂(こうこどう)は、幕末の開明思想家・佐久間象山(1811-1864)(しょうざん)が象山より一つ上の酒井義好(よしたか)のための書齋号として、命名しました。日本で尤も古い浮世絵の老舗(しにせ)で、浮世絵の鑑定、復刻、研究などを行ってきました。

浮世絵学 U-FINAL     データベース

2024-01-28U-FINAL らっかん+出典_203,072項目

2024-01-29U-FINAL_出典_203,072項目

 

〇学術誌「浮世絵」、投稿者一覧ほか

藤懸静也(1881-1958)、渋井清(1899 – 1992)、楢崎宗重(1904-2001)、近藤市太郎(1910-1961)、菊地貞夫(1924-2001)など大学機関の方々が指導にあたるように移行した。

しかし、もともと浮世絵は、市井で醸成された。民間の私塾で学んだ人々が多かった。宮武外骨(大阪此花)、朝倉無声(東京此花)、酒井庄吉(好古堂版・雑誌浮世絵)、相塲七二(錦絵)、井上和雄(浮世絵之研究)、小島烏水ほか(浮世絵志)、坂戸哲舟(浮世絵芸術1)、藤懸静也(浮世絵界)、鈴木実(季刊浮世絵)、宮尾しげを(浮世絵芸術2)

1915(大正4)好古堂版・雑誌浮世絵は、当時の錚々たる研究者を動員し、浮世絵学の基礎を記録し、全55冊を編纂した。

[1941大曲駒村/浮世繪類考0a/01-06]

 浮世繪類考  全              小 島 烏 水 識 [大曲 駒村]

                序

 大正四年夏、余は酒井好古堂主人<酒井庄吉(1878-1942)>と相咨り、雜誌「浮世繪」を同堂より發行し、余自ら暫く編輯の任に當りたることあり。當時「浮世繪」に寄稿を賜はりたる故人今人は、殆ど斯道の権威を網羅したりと言ふも過ぎたりとは考へず、殊に故人に就いて言へば、

大槻如電、坪内逍遥、林若樹、橋口五葉、内藤鳴雪、淡島寒月、朝倉無聲、岡野知十、武岡豊太、野崎左文、關根默庵、星野朝陽、油井夫山、山中共古等の諸先生を舉ぐべく、微々たる薄名の小雜誌としては、空前の光輝として、出版と編輯に携はりたる者の、感謝に堪へざるところなりき。就中、林若樹氏は、最も多く寄稿せられたるが、さすがに珍藏の資料豊富なりしためか、今に及んで忘れ得ざる名篇尠からず、その最も重要なるものを選べば「浮世繪類考の底本を作れ」の一文と爲す。

要旨を摘記すれば、從來浮世繪を研究するに際し、畫工の傳記、系統、批判等に亘れる唯一の參考書たりし浮世繪類考の著者に就いて二説あり。即ち

・笹屋新七(邦教)なる者が、類考の本文を撰し、附録として同人の始系を追加せりと言ふ説と、

・類考の本文は、大田蜀山の原撰にして、附録の浮世繪始系のみが、笹屋新七の編となす説と、

並び行はる。同氏家藏の加藤曳尾庵が手抄せし浮世繪類考の跋文に依れば、蜀山人藏本を借摸したるものにて、類考が蜀山人の原撰なることを明らかにし、

尚ほ最初の浮世繪類考より、

・京傳の追考、

・三馬の補記、

・英泉の續浮世繪類考(私註、本書は无名翁随筆の別名あり、明治四十年刊行の、燕石十種第二編に収む)

・齋藤月岑の増補浮世繪類考(私註、明治二十四年刊行、温知叢書第四編に収む)

・龍田舎秋錦の新増補浮世繪類考(私註、明治二十二年に、單行本として刊行せらる)

に至る迄の間には、各人の補記混淆して、其間に脱文あり、誤記あり、彼此錯雜して判別に苦しむ。例へば、前述曳尾庵手寫本を以て、新増補浮世繪類考と比較するに、後者は誤謬多く一筆齋文調を、狂歌師岸文笑別名頭の光と混合し、寫樂の條には、他の流布本が、舉つて寫樂の行はれざりし所以を、俳優の眞實相を描かんと有らぬさまに寫したるに歸因せるに對し、寫樂筆力の雅趣愛すべきあるを認めたる、鑒要なる一行の追加ある如き相違あり、差し當り、從來唯一の引用書とせられたる浮世繪類考を、その原撰、曳尾庵の補記、京傳の追考、三馬補記等及びその他の新出本に至るまで、各本の底本を作ること、最も必要なりと信じ、茲に同好者に檄すと言ふにあり。

此一文は、洵に故人の卓見にして、類考の原撰者笹屋邦教説を打破し、大田蜀山と確定したる業蹟は、必ずしも故人の説を以て、最初のものとなすを得ざれども、底本問題の提唱は、浮世繪研究者の間に、大なる關心を喚起して、爾來今日に至るまで、浮世繪類考の善本を獲ることは、研究者間の忽せにせざる所なり。

・偶ま、昭和七年に、島田筑波氏校訂浮世繪類考曳尾庵本が、孚水畫房より翻刻せられしも、本書は三田村鳶魚氏が、昭和二年九月一日の午後、林若樹氏の藏本を借り、即夜寫畢せられたるものに依りたるものにして、三田村氏の寫本は、時間の制限上、充分校合の暇無かりしが如く、往々誤寫ある旨を、校訂者自らが指摘せり。即ちこの翻刻曳尾庵本は、原書よりの直接謄寫に非ざる上に、他の類考本を參考して聚合したるが故に、假令曳尾庵本の寫本を主としたるに相違なしとするも、是を以て直ちに曳尾庵本の正寫と言ふを得ず。

・次に、善本として酉山堂本なるもの、世に傳へらる。狩野亨吉博士、三田村鳶魚氏等の藏本なりと云ふ。余は未だその原書を閲覧せずと雖も「酉山堂浮世繪類考」と題する寫本を獲て、一見するに、これにも誤寫ありて安心ならず。例へば歌麿の住所に「久石三ノ町」とあれど、正しくは久右衛門町なるべく、又七十翁蜀山人の跋記の後に「右進産山東京傳手書本」とあれども、進産は追考の誤寫なること、言を俟たず。本書は、筆者の手蹟、美事にして、字劃も、いと明晰に、寫本としては理想に近し。且つ、上述の孚水ぶんこ浮世繪類考に、挿圖として挿入せられたる酉山堂本の一枚と對照するに筆蹟は正に同一にして、孰れが原本、孰れが寫本なるかの區別に苦しむ、即ち同一人の筆寫に出でたるものにして、無責任なる當推量の筆耕とは考へられず。換言すれば、原本通りを、忠實に寫したるものと信ぜられるだけに、酉山堂原本なるものゝ正確性に就いて、一點の疑ひなしとせず。

思ふに「浮世繪類考」の善本としては、蜀山の自筆本、或はその舊藏本に依らざる可らざるものならむが、余は未だ蜀山が、果して類考、附録、追考等の三部を纏めて、その全部又は一部を自筆したるものなりやを審らかにせず。舊藏本にしても、年月の隔たりは、その存否、又は眞贋を明白にするに惱まざるを得ず。要するに、浮世繪類考は、結局寫本に依らざるべからず。寫本なるものは、傳寫に次ぐに傳寫を以てし、その間、時代の推移に從つて増補を加へられ、粗より密に入る傾向あり。それも、正確の資料に據りたるものならば、却って嘉(よ)みすべきものならむも、あられもなき道聽塗説などを書き加へ、(例へば二代豊國が、恩師初代豊國の寡婦に入夫して、二代目の名を冐せりといふが如き、弱冠薄命の故人をして、久しく地下に冤(えん)を泣かしむ)又寫字の上にも、魯魚の誤を重ね、玉石混淆の鵺本となりたるもの、比々皆然りと言ふも過言に非ず。

余は浮世繪類考の研究者にあらず。然れども、往々古書展覧會及びその他に於て、觸目の類考寫本を入手することあり、おのづから貧弱なる一蒐集を成せり。その中、藏因の判明せるものを拾へば、曰く

・椎園本(椎園は、蜂屋茂橘の號なり、天保年間の人、寫本椎の實筆九十巻あり、帝國圖書館に藏せらると聞く)故角田竹冷の藏本にして「竹冷挿架」なる長方形の朱印あり、本文の鼈頭(べっとう)に、椎園の書き入れあり、跋文に言ふ、「右一本旦過■(草冠+合+廾)主人藏書を借模す、南畝翁所藏の原本を模せしもの也と主人言へり、天保五年甲午夏椎園」と。曰く

・野中本、跋文の後に、天保十三年壬寅五月、蘭女史寫とあり、野中完一といへる人の藏印あり。曰く

・仙寓庵本、天保十二年八月百樹京山方にて、藏書借受寫者也とあり、伊香保仙寓庵の藏印あり。曰く

・森文庫藏本、文久三癸亥季仲冬石川一正寫之とあり。曰く

・林忠正藏本、押印あり、序文に柳亭種彦記、跋文に「山東百樹翁が編せし類考に、おのれ、僅見聞にふれて、一ツ二ツを書加へしのみ、尚同志の補正を乞、明治十三年一月柳亭主人」とあれど、柳亭種彦の名に就いては疑惑あり、百樹翁とは京傳の弟、山東京山のことにして、京山自編の類考本ありとは考へられざれど、本文中には、新増補の採るべきものあり、一概に捨てられず。其他の諸寫本には、藏印なく、特に記すべきものなし。外に、

・飯島虚心の浮世繪年表あり、扉に明治二十四年十月虚心堂として、花押めきたるものあり、浮世繪年表と大書すれど、自筆なるや否やを知らず、明治の浮世繪師までを補筆す。多少の新發見あれど、誤謬なお亦存す。以上の諸寫本は、要するに天保以後のものにして、

・新増補本の參考としては用ふべし、浮世繪類考の底本としては推すを得ず。

最も善き底本を作る方法如何。須らく諸家愛藏の浮世繪類考善本を、翻刻又は忠實なる寫本に複製して世に弘布すべし。而して彼是對校檢討の勞を執るべし。前述の

・孚水ぶんこ曳尾庵本、及び

・寫本酉山堂本の如きは、恐らくはこの要求に應じて立てるものなるべし。

今茲に、友人大曲駒村君は、川柳研究家の第一人者にして、又浮世繪研究の先覺者なり。浮世繪類考の底本問題に潜心すること多年にして、君に愛玩の二善本あり。同君執筆の文中に述べられる如く、

・松平確堂公の舊藏本、及び

・荒尾本の二部とす。同君は、その中の松平本を選び、底本の一種として、敢然翻刻の擧に出でらる。勞多くして功少なきは、この種の刊行者が、經驗するところなれど、それをしも、忍ぶに非ざれば、研鑽の途開けざるなり、同君の勇敬すべし。

問題は、君自ら言へる如く、本書が果して底本たり得る程の善本なるや否やに在り。把つて一讀、二讀、三讀、大曲君幸ひに眼識あり、從來の諸刊行本、及び信用さるべき傳寫本の間に介在して、善本を以て呼ばるゝに躊躇せず。今のところ、何の浮世繪類考か、是れ最善本なるやを決定し能はざるに於て、最も優良なる一本なるを疑はず。

現今、浮世繪の研究大に進みたるは、曩日の談に非ず。然れども、浮世繪研究書の祖先本「類考」の底本を完成せずしては、根柢に空虚を感ずるを奈何。大曲君の、松平本を提げて立つや、宜矣(むべなり)。

  昭和十三年歳末

                   小 島 烏 水  識

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(雁註)故人であるが、生没年順に整理した。基本的に浮世絵の第一級資料は、これら、明治、大正、昭和期の研究者の業績から得ている。

特に関東大震災前の記録を保存してあり、その後の研究の土台を造った。1977酒井雁高/浮世絵学、日本浮世絵学会、日本浮世絵博物館

酒井義好(1810-1869) 理兵衛・よしたか 信州・松本の紙問屋 藤兵衛→庄吉→藤吉→信夫(雁高)

酒井理兵衛義好(1810-1869)信州・松本の紙問屋

理兵衛義好-酒井藤兵衛-酒井庄吉-酒井藤吉-酒井雁高(信夫)-酒井邦男

若井兼三郎(1834-1908) 「若井おやぢ」印

・1873-  ウイーン博覧会

・1874-  起立商工会社* 日本美術の制作、販売 *国策会社 

高畠藍泉(1838-1885) *たかばたけ らんせん 本名・和雄

本間耕曹(1841-1905)*出羽、政治家 ほんま こうそう

・1870s- 地方の大地主、豪商、政治家として、肉筆浮世絵を購入

・1870s-1880s 外国人向けに多くの模写、偽筆が制作された

・1873 ドイツへ渡る

・1880s  アメリカに留学 肉筆浮世絵が歓迎されていた。 

・1880s これ以前、肉筆浮世絵を購入したが、多くの偽筆が含まれている

・1887(明治20頃)吉金で、肉筆浮世絵、特に北齋を買う 

飯島虚心(1841-1901)

・1901 小林文七氏(旧本間耕曹所蔵)所蔵の肉筆に多くの偽筆

フランシス・ブリンクリー(1841 – 1912)Francis Brinkley、イギリスのジャーナリスト、海軍 軍人

・1841、アイルランドのミーズ県の名門貴族の家に生まれた。

・1867、香港を経由して日本駐屯イギリス砲兵 中尉として横浜に来日、勝海舟らに見いだされて海軍省 …

酒井藤兵衛(1844-1911)、とうひょうえ 信州から東京・神田淡路町へ出て、酒井好古堂を創業。

*浮世絵の収集・管理、研究・整理、公開・展示。売買を行い、復刻を行う。三兵衛の一人、

・1880s-1890s  肉筆浮世絵を集める。

・1901(明治34) 好古堂の酒井藤兵衛(1844-1911)、帝室博物館に梅祐軒勝信/立美人図を売る(geocities.jp/tgftn614/nikuhitsu.index.htm)

・酒井藤兵衛さんも、肉筆を盛んに集められたようです。私は知りませんが、蔭で聞いているところでは、大畑さんという方がナカナカ肉筆を集められたようです。この方も震災で、焼いてしまったでしょう。九鬼さん、高嶺さん、桑原さん、服部さんも、酒井さんから集められたそうです。(1990竹田泰次郎(談)/反町/紙魚の昔がたりp574)

吉田金兵衛  *よしきん

*古書籍 浮世絵業者

大槻如電(1845-1931)、じょでん

左:大槻如電(磐溪の次男)  中央:大槻磐溪  右:大槻文彦(磐溪の三男)

内藤鳴雪(1847-1926)、めいせつ

内藤鳴雪

 

山中共古(1850-1928)、民俗学、メソジスト派牧師 きょうこ

ビゲロー(1850-1926)

服部一三(1851-1929) 兵庫県知事、肉筆浮世絵蒐集

九鬼隆一(1852-1931)帝室博物館 (総長)

・1878 パリ万国博覧会

・1884-1885(明治17-18)この頃から、肉筆浮世絵を買う(1890sまで)

・1888 帝室博物館初代館長

・1893-1895(明治26-28)大谷政蔵から190点(5回分)、前田健蔵から110点(3回)

*大谷政蔵 3年間に神戸市、京都市、兵庫県八部(やたべ)郡へ度々転居(東京国立博物館絵画室列品台帳)

*前田健蔵 殆ど何も解らない。

村田金兵衛(1852-1916)*明治期の浮世絵商、三兵衛の一人。日本橋中通り 古書籍 浮世絵業者

フェノロサ(1853-1908)

・1879 来日

林 忠正(1853-1906)

・1878(明治11) パリに渡る

・1900 パリ万国博覧会事務官長

・1900s   築地に西洋印象派の西洋美術館の設立を企画

高嶺秀夫(1854-1910)(歴史部長)高等師範学校長

野崎左文(1858-1935)、狂歌 さぶん 魯文(ろぶん)の弟子 

淡島寒月(1859-1926)、おもちゃ、こけし、軽焼きの淡島屋

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坪内逍遥(1859-1935)、文学者、シェークスピア全集の訳業 しょうよう 雄藏

 

岡野知十(1860-1932)、俳人 

吉田金兵衛(1860-1916)*明治期の浮世絵商、三兵衛の一人。下谷御徒町、神田豊島町

・1880s 夜店でベンケイさんに売る

・1880s-1890s 林忠正に小林文七を紹介す

・1885 歌麿/蚕養草の復刻

・1894(明治27)吉金(吉田金兵衛)、平(なら)し屋を止め、御徒町、御成道、末広町へ移る。

・1916 金兵衛の死後、版木の一部を好古堂へ。

 章林堂 元禄堂 末広町で堂号を換える。

・1878-1879(明治11-12) 

・浮世絵商(古錦絵屋)の始まり(三兵衛)

・吉金(吉田金兵衛)、村金(骨董も)、酒井藤兵衛が率先者(竹田泰次郎(談)/反町茂雄/紙魚の昔がたりp558)

・1879-1880(明治12-13)

・吉田金兵衛が、横浜山下町のブリンクリー(通商、ベンケイ)の屋敷へ入ろうとすると、

・神田淡路町の酒井藤兵衛(1844-1911)さんも、草鞋ばきで売りにやって来た…

・この酒井さんも浮世絵商としては実に元祖の一人でしょう。元祖というのも変ですが…

(竹田泰次郎(談)/反町茂雄/紙魚の昔がたりp558)

中野忠太郎(1862- 1939)  明治・大正・昭和期の実業家 (石油王・中野財閥2代目)       

岡倉覚三(1862-1913)(美術部長) 天心

森 鷗外(1862-1922)、陸軍軍医総監、文学者、小説家、東京帝室博物館館長

關根默庵(1863-1923)、演劇

桑原羊次郎(1864-1937)、キリスト

武岡豊太(1864-1931)、 神戸、実業家 肉筆浮世絵蒐集

・1880s-1890s

小林文七(1864-1923) 浅草亀岡町の富豪の一人息子 20代

・1880s 吉金が世話をして、浅草の駒形へ店を出す。田久(たきゅう)を番頭に。

-        平川(山中商会)を番頭にして、外国人へ売る。

・1880s- 本間耕曹より大量の肉筆を買う

・1894- 浮世絵歴史展覧会品目

・1900- 北齋展

・1900s-欧米旅行

・1920s-肉筆浮世絵の美術館設立の企画

・1923  文七氏は、大震災の前に亡くなる。

・1923- 関東大震災で膨大な肉筆、錦絵など所蔵作品の総てを焼失する

山中定次郎(1866-1936)   山中商会 著名な美術商であるが、浮世絵は後発

・1884-1885(明治17-18)

・外国人が買って行くので、山中商会が買い集めて海外で捌(さば)く。

・1880s-1910s吉沢商店 河浦謙一 肉筆は扱わなかった

・1887(明治20頃)本間耕曹、吉金で、肉筆浮世絵、特に北齋を買う 

・1889-1890(明治22-23)

・復刻(再版)を拵える。

・売りに出る古板(ふるいた)を買う。歌麿の「本読み」(娘が行燈で)、「針めど」(おふくろさんが、いぼじり巻きして、針の目めど、を通す)。歌麿/蚕手業草(小林永興<小林永濯の息子>に版下を作ってもらった)

(雁註)原板ではなく、再刻(復刻)。新たに彫り直す。煤(すす)を塗って汚くして古く見せた

・1894-1895(明治27-28)

・日清戦争前後から大正

・肉筆画をいじくる者は東京でも、私の叔父(吉田金兵衛)と酒井(藤兵衛、庄吉)さんと小林さん(小林文七)の三人位しか居ないようでした(竹田泰次郎(談)/反町茂雄(編)/紙魚の昔かたり、p571)

宮武外骨(1867-1955)、此花(大阪)   

宮武外骨(がいこつ)

夏目漱石(1867-1916)、イギリス文学、作家、教授、小説家、朝日新聞

幸田露伴(1867-1947)、漢学者、文学者、小説家

 

齋藤緑雨(1867-1904)、小説家

 尾崎紅葉(1868-1903)、小説家

 

星野朝陽(1870s-1940s)、学校の先生                                  

笹川臨風(1870-1949)、学者、東京帝室博物館 

三田村鳶魚(1870-1952)、鳶魚(えんぎょ)、本名は玄龍(げんりゅう)。こちらの方が雅号めいている

三田村鳶魚(えんぎょ)

国木田独歩(1871-1908)、小説家

小島烏水(1873-1948)、*うすい  本名、久太 横浜正金銀行、浮世絵収集(廣重ほか)、登山家 

*学術誌「浮世絵」の編集者

漆山天童(1873-1948)、書誌学者。露伴に師事。好古堂/浮世絵の常連投稿者 *本名、亦四郎

高浜虚子(1874-1959)、俳人

林  若樹(1875-1938)、本名は若吉  明治天皇の侍医・林研海の息子 *学術誌「浮世絵」の投降者 三田村鳶魚、三村竹清と三羽烏   

三村竹清(1876-1953)、京橋 竹清(たけせい)  三田村鳶魚、林 若樹、三羽烏

朝倉無聲(1877-1927)、此花(東京) むせい

酒井庄吉(1878-1942)、雑誌浮世絵(好古堂版)(全55) *酒井文助、酒井忠吉  

 1915-1920学術雑誌・浮世絵 全55、浮世絵社(酒井好古堂)

永井荷風(1879-1959)、フランス語、銀行家、小説家

 

田中豊蔵(1881-1948) * たなか とよぞう 美術史家 支那文学専攻 中国美術の研究 日本美術の研究

橋口五葉(1881-1921)、

小山内 薫(1881-1928)、演劇

大曲駒村(1882-1943)、川柳

油井夫山(1884-1934)、

山口 剛(1884 – 1932)  *やまぐち たけし 近世文学 早稲田大学

高橋誠一郎(1884-1982) *日本浮世絵博物館設立賛同者 芸術院

竹田泰次郎(1886-1937)(51)談話 玩古堂(がんこどう)   吉田金兵衛の甥

*もと、銅(あかがね)の平(なら)し屋。金槌で叩いて薄く引き延ばす。

井上和雄(1889-1946) 浮世絵研究家、好古堂の学術誌・浮世絵を編輯

 

森 銑三(1895-1985) *日本浮世絵博物館設立賛同者 近世写本、伝記

横山 重(1896-1980 ) *よこやま  しげる 琉球史料, 室町時代物語, 古浄瑠

守随憲治(1899-1983) *日本浮世絵博物館設立賛同者 演劇 義理論 東京大学

渋井 清(1899-1992) 慶應大学

 

村上清造(1901-1987) *富山売薬

佐藤 信彦(1902- 1977) *慶応義塾大学 さとう のぶひこ、

森 暢(1903-1985)  *とおる

楢崎宗重(1904-2001) 立正大学、文学博士

奥平英雄(1905-2000)

暉峻康隆(1908-2001) *日本浮世絵博物館設立賛同者 早稲田大学

出井祐治(1909- ?) *没年不明

 

近藤市太郎(1910-1961) 東京帝室博物館

鈴木 進(1911-2008) 美術史家 文化庁

岡田 譲(1911-1981) *じょう

水野   ( 1911- 1997)  *日本浮世絵博物館設立賛同者 みずの みのる 山東京伝*研究 

森 武之助(1911-1990) 浄瑠璃物語研究

川村博通(1912-1980) *日本浮世絵博物館設立賛同者 慶應義塾幼稚舎の教員 酒井信夫の担任 

*小学校から、中学、高等学校、大学、そして社会人になっても、生涯、御世話になった。

岡畏三郎(1914 – 2010) 美術史家 文化庁

池田 彌三郎(1914- 1982) いけだ やさぶろう 慶応義塾大学 国文学者・民俗学者・随筆家

酒井藤吉(1915-1993) 日本浮世絵博物館・館長 貞助、泉三郎

鈴木重三(1919-2010)  

ハリー・パッカード(1919- ) 収集品は、MMAが買いあげた。

 

吉田 漱(1922-2001)  *すすぐ

菊地貞夫(1924-2017) *東京国立博物館

神保 五彌(1923 – 2009) *日本浮世絵博物館設立賛同者 *じんぼ  かずや  早稲田大学

瀬木慎一(1928-2011)  *西洋美術 写楽

山口桂三郎(1928-2012) *国際浮世絵学会

檜谷昭彦( 1929-1998)  *慶応義塾大学

 

松平 進(1933-2000) *神戸 上方(かみがた、大坂、京都)の浮世絵師

稲垣進一(1937-    *日本大学

村重 寧(1937- 

延廣 眞治 (1939-   *のぶひろ しんじ

 

小林 忠(1941-   *学習院大学

石田泰弘(1942-  

ロジャー・キーズ(1942-2020)

吉田隆志(1942-  ) *写真家

横山 實(1943-  ) *国学院大学

内田保廣( 1946-    *共立女子大学 馬琴研究

酒井信夫(雁高)(1946- ) 二代日本浮世絵博物館・館長  酒井好古堂主人 浮世絵学・創設@

狩野博幸(1947-

松木 寛(1947- 

加藤好夫(1948-

吉田俊英(1949-  *しゅんえい

 

浅野秀剛(1950- 

松永 薫(1951-

岩崎均史(1953-  *ひとし

鈴木浩平(1953-

安村敏信(1953-

杉本隆一(1955-

佐藤 康宏(1955-   *さとう やすひろ 東京大学

 

永田生慈(1974-

 

 


〇1931井上和雄/浮世絵師傳、渡辺版画店 浮世絵師の伝記は、殆ど好古堂/雑誌浮世絵から引用している。

その他、浮世絵師の伝記

//浮世絵学*3ur/1941小島烏水(1873-1948)/浮世絵類考(序文)9,868項目 落款、五十音 Biography of ukiyo-e artists  酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人)

2021-09-18浮世絵類考(うきよえるいこう)/綜目録_五十音_9968項目

http://www.ukiyo-e.co.jp/1783      *1941大曲駒村/浮世絵類考 序文

//浮世絵学01/落款(画号ほか)伝記_総目録 浮世絵類考(うきよえるいこう)10,025項目 五十音 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人)  *検索 浮世絵学 類考   絵師 浮世絵学 えし(うたまろ、ひろしげ、ほくさゐ)

◯小島烏水(1873-1948)は、浮世絵収集家で、横浜正金銀行、そして登山家。イギリスの W. ウエストン(1860-1940)を上高地へ案内しました。ウエストンは、初めて日本アルプスと命名をしました。

烏水(うすい)さんは、好古堂発刊の学術誌「浮世絵」の編集を主宰しました。当時、「浮世絵類考の定本」を作れと提唱しています。烏水さんが、横浜正金銀行LA支店長の時、槇有恒さんが訪ね、アルプスを目指すならば、スイスのグリンデルワルドへ行きなさいとの助言を請けました。のち、槇さんはアイガー北壁の登頂に成功します。

1982、父・酒井藤吉、叔父・酒井貞助、酒井泉三郎らが、高橋誠一郎先生ほか、多くの賛同者と共に、父祖の地である信州・松本郊外に、日本浮世絵博物館を創立しました。

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◯1915小島烏水/浮世絵類考の定本を作れ

2021-09-18浮世絵類考(うきよえるいこう)/綜目録_五十音_9968項目

 

1796-1797(寛政8−寛政9)南畝/浮世絵類考・本文 29項目 

*小林ふみ子 類考の原撰は1796(寛政8秋以前)から執筆、1797(寛政9)に一端、完成したか(2023-06-26)

*小林ふみ子 政美 紹真と改 1797(寛政9)

*浅野秀剛 歌舞伎堂艶鏡 1796(寛政8春)01-07

1800笹屋/浮世絵類考・始系 54項目 系譜

1802京傳/浮世絵類考・追考 26項目

曳尾庵/浮世絵類考・曳尾庵本 29項目

⚪その他、諸本

1818瀬川富三郎/江戸方角分_930項目    *原本配列順 多くの狂歌師を含む 三代目瀬川富三郎(1780s-1833c)

1982GUD原色浮世絵大百科事典2/浮世絵師_574項目

*浮世絵類考、浮世絵師伝などを含め集大成  *浮世絵師傳を含め、多くの伝記テキスト、重複、その他

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〇狂歌

2020狂歌(きょうか)/総目録_五十音_3425項目

http://www.ukiyo-e.co.jp/866  狂歌師を含む  2791項目

http://www.ukiyo-e.co.jp/1016  類考(五十音順) 

http://www.ukiyo-e.co.jp/1783  小島烏水/浮世絵類考の定本を作れ

小島烏水/浮世絵類考の定本(序文)  *1941大曲駒村/浮世絵類考(序文) 好古堂版/浮世絵

http://www.ukiyo-e.co.jp/10336´

http://www.ukiyo-e.co.jp/11173  江戸方角分 狂歌師を取り上げている

http://www.ukiyo-e.co.jp/11064  江戸方角分

http://www.ukiyo-e.co.jp/19592 

1982原色浮世絵大百科事典(2)*浮世絵師の略伝記も参考になる

以下、浮世絵学も参照のこと。

酒井 雁高(がんこう) 学芸員 curator

酒井 邦男(くにお)  学芸員 curator、副代表

浮世絵・酒井好古堂   http://www.ukiyo-e.co.jp
[浮世絵学]文化藝術懇話会  浮世絵鑑定家
100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14
電話03-3591-4678

Your PURCHASES Support the oldest ukiyo-e gallery.   Thank you ![浮世絵学**]    浮世絵学 – 酒井好古堂 

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G浮世絵学00/御案内 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)




複製・復刻 reproduction

R浮世絵学00/複製・復刻 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)
 
*Your PRCHASES Support the oldest ukiyo-e gallery

*日本浮世絵博物館・監修     尤も信頼のおける複製・復刻です

ほぼ浮世絵学に沿って、ソートされている。案内、複製・復刻、落款、刊年、判型形態、外題、版元、内題、出典…

http://www.ukiyo-e.co.jp/category/ukiyo-e-judge-professional-adviser

浮世絵学04/外題(絵本*)デジタル *影印で全頁掲載 color woodblock prints albums, picture books digital images

年代順に整理し、デジタル全ページを掲載した。

http://www.ukiyo-e.co.jp/28725

浮世絵学04/外題(版本*)デジタル *影印で全頁掲載 type printed books, digital images 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

カラー図版でないものを収めたが、カラーも含む。

http://www.ukiyo-e.co.jp/22447

浮世絵学04/外題(活字本*)デジタル *全頁を影印で掲載 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

これらは膨大な量があるが、絶版の資料、史料を中心に公開してある。

http://www.ukiyo-e.co.jp/30598

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原則、(えし) *ここに「ひらがな」で入力。五十音にソートできる。

浮世絵学01/落款(うたまろ1) 哥麿1、歌麿1

浮世絵学01/落款(くにさだ1) 國貞1

浮世絵学01/落款(くにさだ2) 國貞2

浮世絵学01/落款(えいざん) 英山

浮世絵学01/落款(えいせん) 英泉

浮世絵学01/落款(しげまさ) 重政

浮世絵学01/落款(まさのぶ) 政演(京傳)

浮世絵学01/落款(まさよし) 政美(蕙齋、けいさい)

浮世絵学01/落款(ちょうき) 長喜 *子興と同人

浮世絵学01/落款(しゅんろう)春朗

浮世絵学01/落款(そうり)  宗理

浮世絵学01/落款(ときまさ) 辰政

浮世絵学01/落款(ほくさゐ) 北齋 *ほくさゐ

浮世絵学01/落款(たいと1) 戴斗1 *初代は算用数字で表わす

浮世絵学01/落款(ゐいつ)  爲一

浮世絵学01/落款(まんじ)  卍

浮世絵学01/落款(ほっけい) 北溪

浮世絵学01/落款(がくてい) 岳亭

浮世絵学01/落款(諸家)浮世絵類考(うきよえるいこう)9848項目 五十音 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人)

http://www.ukiyo-e.co.jp/1016

ダウンロード

*狂歌師を含む。俳諧師、狂歌師、浮世絵師は、かなり錯綜している。

それぞれ別の分野であるが、かなり重複している。

ダウンロード

明治、大正期の研究を集大成した、浮世絵師の伝記として最も信頼のおけるもの。

浮世絵学02/刊年(支那學・暦法) 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人)

浮世絵学02/刊年*(DB)編[年月][行事][名主] 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人)

http://www.ukiyo-e.co.jp/5029

浮世絵学02/刊年(影印)編 極改印ほか  GUD(原色浮世絵大百科事典) 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人)

http://www.ukiyo-e.co.jp/5032

浮世絵学02/刊年(影印)編 GUD(原色浮世絵大百科事典) 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

http://www.ukiyo-e.co.jp/6642

浮世絵学02/刊年*(検索)(名主印、入力)(極印+干支年月+行事+名主)酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人)

http://www.ukiyo-e.co.jp/280

 
 

浮世絵学03/判型形態(浮世絵法量)酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人)

http://www.ukiyo-e.co.jp/13712

 
 

浮世絵学04/外題(浮世絵版画精粋)1924(大正13)松木善右衛門/浮世絵版画精粋 191項目 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

http://www.ukiyo-e.co.jp/64940

浮世絵学04外題/三原繁吉氏藏浮世絵版畫展覧会目録、1930(昭和5)帝國美術印附属美術研究所 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

http://www.ukiyo-e.co.jp/64036

浮世絵学04/外題(平木コレクション)1970-1971月報1-20 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

*平木コレクション(約6,000点)は松木と三原コレクション(約3000点)、そして仙台の齋藤報恩会コレクションを集大成したもので、理事長宛に問い合わせたが、棒目録まだ総目録は無いようだ。

http://www.ukiyo-e.co.jp/62236

浮世絵学04/外題(浮世絵尽くし)2020横山実/浮世絵尽くし 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人)

*浮世絵を楽しみ、収集し、鑑賞し、また批判を加えている。

http://www.ukiyo-e.co.jp/56161

 

浮世絵学05/板元_2020板元(はんもと)/屋号_五十音_5,736項目 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

http://www.ukiyo-e.co.jp/60580

浮世絵学05/版元(1824江戸買物独案内)デジタル *全頁を影印で掲載 1824江戸買物独案内 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人)

http://www.ukiyo-e.co.jp/8550

浮世絵学05/版元(1852地本草紙問屋名前帳)_デジタル *全頁を影印で掲載 1852地本草紙問屋名前帳(影印) 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人)

http://www.ukiyo-e.co.jp/7587

浮世絵学05/版元(1982原色浮世絵大百科事典)デジタル *全頁を影印で掲載  1982原色浮世絵大百科事典(3)酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人)

http://www.ukiyo-e.co.jp/7582

浮世絵学05/版元(1989Gobbi)1989Gobbi: Firme, Sigilli, Stemmi Filologia dell’Ukiyo-e 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人)

http://www.ukiyo-e.co.jp/7558

浮世絵学05/版元(はんもと)屋号五十音 6,374項目 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人)

http://www.ukiyo-e.co.jp/8867

浮世絵学05/版元(はんもと)版元/総目録 板元番号_Publishers No. (M. Number, i.e. Marks) 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

マルクス博士による浮世絵版元の集大成。末尾の極、改印一覧は最も詳細なもの。

http://www.ukiyo-e.co.jp/6200

 

無内題もあり、内題があっても、要領を得ないものもある。

無内題は括弧して、(内題と相応しいもの)を付ける。

 
 

必ず出典を書く。西暦・著者・書名などの順序。

検索の時、西暦があれば、編年順に整理できる。

原文通り、記録する
 
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浮世絵学04/外題(歌舞音曲)DB データベース 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

http://www.ukiyo-e.co.jp/60425

こちらは本来、K-FINAL で処理。

特に、全文は「役名(役者)」があり、刊年の決めてになる。

役者は改名年月が明確であるので、刊年の確定に有効である。

83,337項目(2020-09-12現在)

ダウンロード
ダウンロード
ダウンロード

浮世絵編(U-FINAL)と合わせると、266.994項目となる。

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こちらは、浮世絵学 U-FINALで処理する。

183,657項目(2020-09-12現在)

歌舞音曲(K-FINAL)と合わせると、266.994項目となる。

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何か御気付きの点があれば、御教示ください。

酒井 雁高(がんこう) 学芸員 curator

浮世絵・酒井好古堂   日本最古の浮世絵専門店

http://www.ukiyo-e.co.jp/56701  ◁  浮世絵学 御案内

[浮世絵学]文化藝術懇話会  浮世絵鑑定家

100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14

電話03-3591-4678  携帯090-8171-7668

 

 酒井家は、三河郷に発す。

(1)酒井利左衛門(1600s-1610s- 1660s)

(2)酒井小左衛門(1630s-  ) 松本藩主・」水野家祐筆を勤める。菩提寺・生安寺。

(3)酒井利兵衛(  -1700) 春雲(入木道の免許名)

(4)酒井利兵衛(1689-1765) 遠州屋平助(遠平)と号す

(5)酒井利兵衛(1726-1796) 菩提寺・生安寺を再建

(6)酒井平助義明(1776-11842) 松本商問屋総代を勤める

(7)酒井義好(1810-1869) 翠隠舎主人、松園千鶴

*廣重(1797-1858)は、狂歌集・百人一首鐘聲抄(1836)に信州松本酒井氏、酒井義好の肖像を描いている。

幕末の開明思想家・佐久間象山(1811-1864)が信州松本の紙問屋・酒井義好の書斎号を好古堂(こうこどう)と命名した。

(8)酒井藤兵衛(1844-1911) 三兵衛の一人

(9)酒井庄吉(1878-1942)好古堂から学術雑誌・浮世絵を発刊、全55

(10)酒井藤吉(1915-1993)弟・貞助、泉三郎らと協力して、松本市郊外に日本浮世絵博物館を創立した。浮世絵展覧会を世界各地で開催し、浮世絵博物館創立を働き掛けた。

(11a)酒井信夫(1946- )学芸員、館長として、日本浮世絵博物館の基礎を築き、浮世絵学を創立。台湾で篆刻名「酒井雁高(がんこう)」を彫って貰った、以降、今日まで雅号として使っている。

(11b)酒井邦男(1948- )信夫の後、学芸員、館長を勤めた。

酒井浩志  *現館長

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◯版本の全図紹介   版本 全図紹介   →    http://www.ukiyo-e.co.jp/22447

1697(元禄10)清信/好色大福帳 外題(好色大福帳) http://www.ukiyo-e.co.jp/34899

1759抱一(ほういつ)/鶯邨(おうそん)画譜    http://www.ukiyo-e.co.jp/22643 

鶯邨(おうそん)は抱一(ほういつ)の画名。姫路の殿様である。

1759抱一(ほういつ)/鶯邨(おうそん)画譜   http://www.ukiyo-e.co.jp/22643 

http://www.ukiyo-e.co.jp/80468 1782(天明2)翠釜亭(1750s-1790s -)/翠釜亭戯画譜 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

http://www.ukiyo-e.co.jp/8036 1783(天明3)流光齋[如圭]/やくしゃ ものいはひ 旦生言語備 デジタル *影印で全頁掲載 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

http://www.ukiyo-e.co.jp/19978 浮世絵学04/外題(富嶽百景1.2.3)富嶽嶽百景* デジタル *影印で全頁掲載 1835、1836、1849前北齋爲一(ゐいつ)筆 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

http://www.ukiyo-e.co.jp/22447  *富嶽百景 北齋漫画 鳥獣畧画式 一筆画譜など

北齋/一筆画譜

http://www.ukiyo-e.co.jp/22052  1823爲一(ゐいつ)/一筆畫譜 

蕙齋(ケイサイ)政美/鳥獣略画式

http://www.ukiyo-e.co.jp/22488  1797蕙齋(ケイサイ)/鳥獣畧画式     Choujuu Ryakugashiki

蕙齋/人物畧画式

http://www.ukiyo-e.co.jp/28069  1799蕙齋(ケイサイ)/人物略画式     Jinbutsu  Ryakugashiki

蕙齋(ケイサイ)政美/草花畧画式

http://www.ukiyo-e.co.jp/27955  1813蕙齋(ケイサイ)/草花略画式     Kusabana Ryakugashiki

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北齋漫画、下記でも、ご覧になれます。

◎北齋漫画 E永楽屋   N版元なし T東壁堂 Y吉川弘文館

http://www.ukiyo-e.co.jp/34105   北齋漫画 デジタル影印で全頁掲載 Hokusai or Taito Manga

http://www.ukiyo-e.co.jp/31956       無版元   北齋漫画N01…N10と表記する

http://www.ukiyo-e.co.jp/21976       吉川弘文館 東壁堂 北齋漫画Y01…Y15 と表記 

戴斗(タイト)/北齋漫画

*北齋は文様も割り出しについても専門家であった。

これらの文様、実に多彩、縦横無尽である。日本の文様は、世界的にも最高水準の意匠である。

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http://www.ukiyo-e.co.jp/20497  1814戴斗(たいと)/北齋漫画3(三編)

爲一(ゐいつ)/富嶽百景 全3

http://www.ukiyo-e.co.jp/19978    1835爲一(ゐいつ)/富嶽百景

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版本 全図紹介                 http://www.ukiyo-e.co.jp/22447

書名(絵本) *クリックして、さらにリンクをクリック  Click and then Click Link Site

http://www.ukiyo-e.co.jp/22447       版本(絵本)

http://www.ukiyo-e.co.jp/1014  *Picture Book 

浮世絵学         

http://www.ukiyo-e.co.jp/5995     浮世絵学

http://www.ukiyo-e.co.jp/162  浮世絵学・複製1    

http://www.ukiyo-e.co.jp/33    浮世絵学・複製2    

http://www.ukiyo-e.co.jp/17     浮世絵学・複製3    

http://www.ukiyo-e.co.jp/100  浮世絵学・複製4    

http://www.ukiyo-e.co.jp/41     浮世絵学・複製5    

http://www.ukiyo-e.co.jp/209  浮世絵学・複製9    

http://www.ukiyo-e.co.jp/211    浮世絵学・複製10   

http://www.ukiyo-e.co.jp/1809       浮世絵学*1      

http://www.ukiyo-e.co.jp/233    浮世絵学*2      

http://www.ukiyo-e.co.jp/1783  浮世絵学*3      

http://www.ukiyo-e.co.jp/226    浮世絵学*4      

http://www.ukiyo-e.co.jp/3879  浮世絵学*5      

http://www.ukiyo-e.co.jp/7780  浮世絵学*6      

http://www.ukiyo-e.co.jp/782    浮世絵学*7      

http://www.ukiyo-e.co.jp/1041  浮世絵学*8      

http://www.ukiyo-e.co.jp/1014  浮世絵学*9   * 書誌

版本(絵本)の紹介

http://www.ukiyo-e.co.jp/22447  浮世絵学04/外題(書名)                                 

http://www.ukiyo-e.co.jp/22565  1719祐信/艶女玉すだれ(非公開)   

http://www.ukiyo-e.co.jp/22643  1759抱一/鶯邨(おうそん)画譜             Ohson(Hohitsu) Gafu

http://www.ukiyo-e.co.jp/28549  1780耳鳥齋/絵本水也空         Ehon Mizu ya Sora

http://www.ukiyo-e.co.jp/27664  1794蕙齋(ケイサイ)/諸職画鏡                  Shoshoku Ekagami

http://www.ukiyo-e.co.jp/22488  1797蕙齋(ケイサイ)/鳥獣畧画式     Choujuu Ryakugashiki

http://www.ukiyo-e.co.jp/28069  1799蕙齋(ケイサイ)/人物略画式     Jinbutsu  Ryakugashiki

http://www.ukiyo-e.co.jp/28386  1802蕙齋(ケイサイ)/龍の宮津子    Tatsuno Miyatsuko **龍の宮津子(俳諧)は初版、掲載図は魚貝略画式(俳諧なし)

http://www.ukiyo-e.co.jp/28494  1803双鳩子(齋藤秋圃)/廓中艶譜    Kakuchuu Empu

http://www.ukiyo-e.co.jp/28618  1803耳鳥齋*/歳時滅法戒          SaijiMeppoukai      

http://www.ukiyo-e.co.jp/27955  1813蕙齋(ケイサイ)/草花略画式     Kusabana Ryakugashiki

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http://www.ukiyo-e.co.jp/20858  1814-1878北齋漫画1-15編        Hokusai Manga            

http://www.ukiyo-e.co.jp/20859  1814北齋/北齋漫画 全編                                     

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http://www.ukiyo-e.co.jp/20319  1814北齋(ほくさゐ)/北齋漫画(一編) 

http://www.ukiyo-e.co.jp/20452  1814戴斗(たいと)/北齋漫画2(二編) 

http://www.ukiyo-e.co.jp/20497  1814戴斗(たいと)/北齋漫画3(三編) 

http://www.ukiyo-e.co.jp/20584  1816戴斗(たいと)/北齋漫画4(四編) 

http://www.ukiyo-e.co.jp/20656  1816戴斗(たいと)/北齋漫画5(五編) 

http://www.ukiyo-e.co.jp/20768  1817戴斗(たいと)/北齋漫画6(六編) 

http://www.ukiyo-e.co.jp/20808  1817戴斗(たいと)/北齋漫画7(七編) 

http://www.ukiyo-e.co.jp/27067  1817戴斗(たいと)/北齋漫画8(八編) 

http://www.ukiyo-e.co.jp/27109  1817戴斗(たいと)/北齋漫画9(九編) 

http://www.ukiyo-e.co.jp/20866  1817戴斗(たいと)/北齋漫画10(十編) 

*戴斗(たいと)は北齋漫画を十編を大尾としている。十一編以降、戴斗は関与していない。

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http://www.ukiyo-e.co.jp/20598  1820-1833爲一(ゐいつ)/北齋漫画11(十一編)    

http://www.ukiyo-e.co.jp/20994       1834爲一(ゐいつ)/北齋漫画12(十二編)      

http://www.ukiyo-e.co.jp/21037  1849爲一(ゐいつ)/北齋漫画13(十三編)      

http://www.ukiyo-e.co.jp/21075  1850-1877爲一(ゐいつ)/北齋漫画14(十四編) 

http://www.ukiyo-e.co.jp/21112  1878爲一(ゐいつ)/北齋漫画15(十五編)      

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http://www.ukiyo-e.co.jp/21358  1816墨僊(ぼくせん)/墨僊叢畫                      

http://www.ukiyo-e.co.jp/21321  1818戴斗(たいと)/傳神畫鏡                       

http://www.ukiyo-e.co.jp/22052  1823爲一(ゐいつ)/一筆畫譜                       

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http://www.ukiyo-e.co.jp/19978    1835爲一(ゐいつ)/富嶽百景1

                   1836爲一(ゐいつ)/富嶽百景2

                   1849爲一(ゐいつ)/富嶽百景3                            


◎ここは好古堂の複製、および研究報告などを紹介しています。

目次

1)酒井好古堂

http://www.ukiyo-e.co.jp

2)浮世絵学*3 1941小島烏水/浮世絵類考(序文)

3)復刻、複製などの御案内

4)浮世絵学 書誌

5)日本浮世絵博物館/日本浮世絵学会 図録など

6)最近の展覧会(浮世絵関連)

7)浮世絵学* 御案内

DBデータベース各種

     http://www.ukiyo-e.co.jp/226

8)吉原遊廓  書誌

9)歌舞音曲

10)偽筆 肉筆浮世絵

11.a)最近の研究・投稿(名数 源氏物語 五十三帖説)

11.b) 廣重/東海道五十三次(保永堂+僊鶴堂)の刊年、その画証

11.c)北齋および戴斗(たいと)/北齋漫画 1、2、3、4、5、6、7、8*、9*、10、11、12、13、14、15 全画像を紹介

*現在、初版本が手元に無いので、吉川半七版を紹介

11.d)1818戴斗/傳神畫鏡 全図、掲載する。

12)明治初年、画廊・酒井好古堂を神田淡路町に創設。

*書廊(しょろう)の琅玕堂(ろうかんどう)から暗示を受けた。

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1)酒井好古堂    http://www.ukiyo-e.co.jp

[浮世絵学・複製] *Reproduction by traditional handmade

*Uki-yo does not mean “floating” “world”.  It means “feeling of excitement” “people and society”.

So “ukiyo-e” means exactly “the pictures for feeling of excitement”, never “floating “.

Ukiyo-e never floats but SINKS under the water.

浮世は、浮いている世の意味ではなく、むしろ「浮き浮きした」という意味です。

従って歌舞音曲、吉原遊廓、江戸文学、狂歌、川柳などが生まれています。

  [http://www.ukiyo-e.co.jp]

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2)浮世絵学*3 1941小島烏水(うすい)/浮世絵類考(序文)

[1941大曲駒村/浮世繪類考0a/01-06]

浮世繪類考  全              小 島 烏 水  識[大曲 駒村]

大正四年夏、余は酒井好古堂主人と相咨り、雜誌「浮世繪」を同堂より發行し、余自ら暫く編輯の任に當りたることあり。當時「浮世繪」に寄稿を賜はりたる故人今人は、殆ど斯道の権威を網羅したりと言ふも過ぎたりとは考へず、殊に故人に就いて言へば、大槻如電、坪内逍遥、林若樹、橋口五葉、内藤鳴雪、淡島寒月、朝倉無聲、岡野知十、武岡豊太、野崎左文、關根默庵、星野朝陽、油井夫山、山中共古等の諸先生を舉ぐべく、微々たる薄名の小雜誌としては、空前の光輝として、出版と編輯に携はりたる者の、感謝に堪へざるところなりき。就中林若樹氏は、最も多く寄稿せられたるが、さすがに珍藏の資料豊富なりしためか、今に及んで忘れ得ざる名篇尠からず、その最も重要なるものを選べば「浮世繪類考の底本を作れ」の一文と爲す。
要旨を摘記すれば、從來浮世繪を研究するに際し、畫工の傳記、系統、批判等に亘れる唯一の參考書たりし浮世繪類考の著者に就いて二説あり。即ち笹屋新七(邦教)なる者が、類考の本文を撰し、附録として同人の始系を追加せりと言ふ説と、類考の本文は、大田蜀山の原撰にして、附録の浮世繪始系のみが、笹屋新七の編となす説と、並び行はる。同氏家藏の加藤曳尾庵が手抄せし浮世繪類考の跋文に依れば、蜀山人藏本を借摸したるものにて、類考が蜀山人の原撰なることを明らかにし、尚ほ最初の浮世繪類考より、京傳の追考、三馬の補記、英泉の續浮世繪類考(私註、本書は无名翁随筆の別名あり、明治四十年刊行の、燕石十種第二編に収む)齋藤月岑の増補浮世繪類考(私註、明治二十四年刊行、温知叢書第四編に収む)龍田舎秋錦の新増補浮世繪類考(私註、明治二十二年に、單行本として刊行せらる)に至る迄の間には、各人の補記混淆して、其間に脱文あり、誤記あり、彼此錯雜して判別に苦しむ。例へば、前述曳尾庵手寫本を以て、新増補浮世繪類考と比較するに、後者は誤謬多く一筆齋文調を、狂歌師岸文笑別名頭の光と混合し、寫樂の條には、他の流布本が、舉つて寫樂の行はれざりし所以を、俳優の眞實相を描かんと有らぬさまに寫したるに歸因せるに對し、寫樂筆力の雅趣愛すべきあるを認めたる、鑒要なる一行の追加ある如き相違あり、差し當り、從來唯一の引用書とせられたる浮世繪類考を、その原撰、曳尾庵の補記、京傳の追考、三馬補記等及びその他の新出本に至るまで、各本の底本を作ること、最も必要なりと信じ、茲に同好者に檄すと言ふにあり。
此一文は、洵に故人の卓見にして、類考の原撰者笹屋邦教説を打破し、大田蜀山と確定したる業蹟は、必ずしも故人の説を以て、最初のものとなすを得ざれども、底本問題の提唱は、浮世繪研究者の間に、大なる關心を喚起して、爾來今日に至るまで、浮世繪類考の善本を獲ることは、研究者間の忽せにせざる所なり。
偶ま、昭和七年に、島田筑波氏校訂浮世繪類考曳尾庵本が、孚水畫房より翻刻せられしも、本書は三田村鳶魚氏が、昭和二年九月一日の午後、林若樹氏の藏本を借り、即夜寫畢せられたるものに依りたるものにして、三田村氏の寫本は、時間の制限上、充分校合の暇無かりしが如く、往々誤寫ある旨を、校訂者自らが指摘せり。即ちこの翻刻曳尾庵本は、原書よりの直接謄寫に非ざる上に、他の類考本を參考して聚合したるが故に、假令曳尾庵本の寫本を主としたるに相違なしとするも、是を以て直ちに曳尾庵本の正寫と言ふを得ず。
次に、善本として酉山堂本なるもの、世に傳へらる。狩野亨吉博士、三田村鳶魚氏等の藏本なりと云ふ。余は未だその原書を閲覧せずと雖も「酉山堂浮世繪類考」と題する寫本を獲て、一見するに、これにも誤寫ありて安心ならず。例へば歌麿の住所に「久石三ノ町」とあれど、正しくは久右衛門町なるべく、又七十翁蜀山人の跋記の後に「右進産山東京傳手書本」とあれども、進産は追考の誤寫なること、言を俟たず。本書は、筆者の手蹟、美事にして、字劃も、いと明晰に、寫本としては理想に近し。且つ、上述の孚水ぶんこ浮世繪類考に、挿圖として挿入せられたる酉山堂本の一枚と對照するに筆蹟は正に同一にして、孰れが原本、孰れが寫本なるかの區別に苦しむ、即ち同一人の筆寫に出でたるものにして、無責任なる當推量の筆耕とは考へられず。換言すれば、原本通りを、忠實に寫したるものと信ぜられるだけに、酉山堂原本なるものゝ正確性に就いて、一點の疑ひなしとせず。
思ふに「浮世繪類考」の善本としては、蜀山の自筆本、或はその舊藏本に依らざる可らざるものならむが、余は未だ蜀山が、果して類考、附録、追考等の三部を纏めて、その全部又は一部を自筆したるものなりやを審らかにせず。舊藏本にしても、年月の隔たりは、その存否、又は眞贋を明白にするに惱まざるを得ず。要するに、浮世繪類考は、結局寫本に依らざるべからず。寫本なるものは、傳寫に次ぐに傳寫を以てし、その間、時代の推移に從つて増補を加へられ、粗より密に入る傾向あり。それも、正確の資料に據りたるものならば、却って嘉(よ)みすべきものならむも、あられもなき道聽塗説などを書き加へ、(例へば二代豊國が、恩師初代豊國の寡婦に入夫して、二代目の名を冐せりといふが如き、弱冠薄命の故人をして、久しく地下に冤(えん)を泣かしむ)又寫字の上にも、魯魚の誤を重ね、玉石混淆の鵺本となりたるもの、比々皆然りと言ふも過言に非ず。
余は浮世繪類考の研究者にあらず。然れども、往々古書展覧會及びその他に於て、觸目の類考寫本を入手することあり、おのづから貧弱なる一蒐集を成せり。その中、藏因の判明せるものを拾へば、曰く椎園本(椎園は、蜂屋茂橘の號なり、天保年間の人、寫本椎の實筆九十巻あり、帝國圖書館に藏せらると聞く)故角田竹冷の藏本にして「竹冷挿架」なる長方形の朱印あり、本文の鼈頭(べっとう)に、椎園の書き入れあり、跋文に言ふ、「右一本旦過■(草冠+合+廾)主人藏書を借模す、南畝翁所藏の原本を模せしもの也と主人言へり、天保五年甲午夏椎園」と。曰く野中本、跋文の後に、天保十三年壬寅五月、蘭女史寫とあり、野中完一といへる人の藏印あり。曰く仙寓庵本、天保十二年八月百樹京山方にて、藏書借受寫者也とあり、伊香保仙寓庵の藏印あり。曰く森文庫藏本、文久三癸亥季仲冬石川一正寫之とあり。曰く林忠正藏本、押印あり、序文に柳亭種彦記、跋文に「山東百樹翁が編せし類考に、おのれ、僅見聞にふれて、一ツ二ツを書加へしのみ、尚同志の補正を乞、明治十三年一月柳亭主人」とあれど、柳亭種彦の名に就いては疑惑あり、百樹翁とは京傳の弟、山東京山のことにして、京山自編の類考本ありとは考へられざれど、本文中には、新増補の採るべきものあり、一概に捨てられず。其他の諸寫本には、藏印なく、特に記すべきものなし。外に、飯島虚心の浮世繪年表あり、扉に明治二十四年十月虚心堂として、花押めきたるものあり、浮世繪年表と大書すれど、自筆なるや否やを知らず、明治の浮世繪師までを補筆す。多少の新發見あれど、誤謬なお亦存す。以上の諸寫本は、要するに天保以後のものにして、新増補本の參考としては用ふべし、浮世繪類考の底本としては推すを得ず。
最も善き底本を作る方法如何。須らく諸家愛藏の浮世繪類考善本を、翻刻又は忠實なる寫本に複製して世に弘布すべし。而して彼是對校檢討の勞を執るべし。前述の孚水ぶんこ曳尾庵本、及び寫本酉山堂本の如きは、恐らくはこの要求に應じて立てるものなるべし。
今茲に、友人大曲駒村君は、川柳研究家の第一人者にして、又浮世繪研究の先覺者なり。浮世繪類考の底本問題に潜心すること多年にして、君に愛玩の二善本あり。同君執筆の文中に述べられる如く、松平確堂公の舊藏本、及び荒尾本の二部とす。同君は、その中の松平本を選び、底本の一種として、敢然翻刻の擧に出でらる。勞多くして功少なきは、この種の刊行者が、經驗するところなれど、それをしも、忍ぶに非ざれば、研鑽の途開けざるなり、同君の勇敬すべし。
問題は、君自ら言へる如く、本書が果して底本たり得る程の善本なるや否やに在り。把つて一讀、二讀、三讀、大曲君幸ひに眼識あり、從來の諸刊行本、及び信用さるべき傳寫本の間に介在して、善本を以て呼ばるゝに躊躇せず。今のところ、何の浮世繪類公か、是れ最善本なるやを決定し能はざるに於て、最も優良なる一本なるを疑はず。
現今、浮世繪の研究大に進みたるは、曩日の談に非ず。然れども、浮世繪研究書の祖先本「類考」の底本を完成せずしては、根柢に空虚を感ずるを奈何。大曲君の、松平本を提げて立つや、宜矣(むべなり)。
昭和十三年歳末
小 島 烏 水  識

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◯1984小島烏水全集 第13巻月報 *小島烏水(1873-1948)

1984酒井藤吉/小島烏水先生の思い出

私の父、二代目酒井好古堂酒井庄吉は、日本最初の浮世絵研究誌「浮世繪」を1915大正4年6月うより大正9年9月まで六年間にわたり、全55冊を発行いたしました。小島烏水、坪内逍遥、宮武外骨、三田村鳶魚、石井研堂、桑原羊次郎、星野朝陽、漆山天童、大槻如電、林若樹、内藤鳴雪、淡島寒月、朝倉無聲、岡野知十、武岡豊太、野崎左文、関根黙庵、油井夫山、山中共古、山下詳光、井上和雄、藤懸静也、橋口五葉、相見香雨、島田筑波、永井荷風ほか錚々たる当時の文人、研究者が執筆陣で、多くの人々の注目を集め絶賛を博しました。今は、浮世絵研究者にとって貴重な資料となっております。

私は1915大正4年3月15日、酒井庄吉の長男として生まれました。父は早速、次弟文助、三弟平造、四弟忠吉の四人兄弟で酒宴をひらいたそうです。そこに偶然にも小島烏水、宮武外骨両先生の同席を得、席上、両先生のすすめによって、雑誌「浮世繪」と「浮世繪逸品集」(月刊、全揃80枚)の発刊を決意したとのことです。

父は損得を度外視して「浮世繪」及び「浮世絵逸品集」を発刊し、当時の金で毎月300円位損をしたと云っておりました。子供心にもおぼえていますが、税務署から署員2名来て、「商売人が損するバカはないだろう」と云っておりました。いろいろ調べられ、相当高い当時の戦時利得税を取られたため、六年間余で廃刊のやむなきに至りました。父は1942昭和17年(行年65歳)死去しましたが、生前私共三兄弟(藤吉、貞助、泉三郎)に、「浮世繪」を百号まで、「逸品集」を百枚まで出版したかったとよくこぼしていました。「浮世繪」第1号には、烏水先生の「江戸の錦繪店」が巻頭をかざっています。それをみても、先生と父と深い関係があったのはよくわかります。山と藝術に七十五年の生涯をささげられた先生と、哲学的思考の持主の父庄吉とはなにか相性がよかったようです。

(以下畧)(酒井藤吉 財団法人日本浮世絵博物館理事長、酒井好古堂三代目主人)

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3)復刻、複製などの御案内

2017-8-07

浮世絵学・複製1    http://www.ukiyo-e.co.jp/162
浮世絵学・複製2    http://www.ukiyo-e.co.jp/33
浮世絵学・複製3    http://www.ukiyo-e.co.jp/17
浮世絵学・複製4    http://www.ukiyo-e.co.jp/100
浮世絵学・複製5    http://www.ukiyo-e.co.jp/41
浮世絵学・複製9    http://www.ukiyo-e.co.jp/209
浮世絵学・複製10     http:// www.ukiyo-e.co.jp/211

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4)浮世絵学 書誌

G浮世絵学12_御案内_ 浮世絵書誌、出典 Bibliography, reference books, illustrated catalog … 浮世絵学*複製 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人)☎️ 03-3591-4678 http://www.ukiyo-e.co.jp/1014

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5)日本浮世絵博物館/日本浮世絵学会 図録など

◯日本浮世絵博物館 展覧会案内ほか

http://www.japan-ukiyoe-museum.com/exhibition/nendo

 

井上和雄/浮世絵師傳 学術雑誌浮世絵を中心に纏めたもの

✓検索 浮世絵学 類考

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酒井雁高/浮世絵学 約30,000点の著者別編年目録

✓検索 浮世絵学 書誌

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酒井雁高/超豪華復元浮世絵 歌川廣重/東海道五十三次、小学館

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酒井雁高/廣重・江戸風景版画大聚成、小学館

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6)最近の展覧会(浮世絵関連)

◇2018西井正気/芳年、練馬区美術館

京都の日本画家・西井正気画伯の収集品、約260余点が展示されている。

芳年

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_2018DIRKS-Popular Impressions _166項目

dirks

◯2017堀井瑞子/北壽/城西大学水田美術館

北壽の本格的なモノグラフである。

北壽

*堀内瑞子さま、ありがとうございました。

2018北壽(ほくじゅ)/総目録_296項目

2018北壽(ほくじゅ)/伝記集成_6項目

*北壽は浮絵(うきえ)の名手であるが、詳しい伝記はない。

北齋の画号は、1798-1814(寛政10-文化11)。

つまり、この期間に弟子入りした。浮絵は豊春(1735-1814)(80)を先達として、1800s-1810s(享和、文化)に流行した。豊春の浮繪は、古く1780s-1790s(天明-寛政)を最盛期としている。

当初、浮繪(うきゑ)と肩書きを付けていたが、暫くすると不要となり、全ての景色画が浮繪のような

遠近画法となる。

◯2017赤木美智/菊川英山展、太田美術館

英山/伝記集成9項目

2017英山/総目録_2168項目

英山/総目録 大1

英山/総目録_大2

英山/総目録_大3

英山/総目録_大5ほか

英山/総目録_大巾

浮世絵学01/落款(はるのぶ)春信_2017MFA_春信(千葉市美術館)酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) http://www.ukiyo-e.co.jp/16639

G浮世絵学07_御案内_JUM Ukiyo-e World Exhibitions 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人)sakai kohkodo gallery (Tokyo, yurakucho) ☎️ 03-3591-4678 http://www.ukiyo-e.co.jp/16270

  [http://www.ukiyo-e.co.jp]

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[浮世絵学01][浮世絵学02][浮世絵学03]…浮世絵学*1      www.ukiyo-e.co.jp/1809 *酒井好古堂
浮世絵学*2      www.ukiyo-e.co.jp/233  *酒井好古堂(English)
浮世絵学*3      www.ukiyo-e.co.jp/1783 *酒井好古堂(小島烏水)
浮世絵学*4      www.ukiyo-e.co.jp/226  *浮世絵学DB
浮世絵学*5      www.ukiyo-e.co.jp/3879 *日本浮世絵博物館
浮世絵学*6      www.ukiyo-e.co.jp/7780  *日本浮世絵博物館 浮世絵展覧会(国際)
浮世絵学*7      www.ukiyo-e.co.jp/***   *新聞報道
浮世絵学*8      www.ukiyo-e.co.jp/1041  *DB入力方法
浮世絵学*9      www.ukiyo-e.co.jp/1014  * 書誌

浮世絵学  www.ukiyo-e.co.jp/5995

8)吉原遊廓  書誌    Bibliography

吉原01 書目 www.ukiyo-e.co.jp/462
吉原02 年表 www.ukiyo-e.co.jp/1545
吉原03 参考書目 www.ukiyo-e.co.jp/5784
吉原04 細見 www.ukiyo-e.co.jp/1536
吉原05 吉原本 www.ukiyo-e.co.jp/1538
吉原06 語彙 www.ukiyo-e.co.jp/1542
吉原07 細見年表 www.ukiyo-e.co.jp/1548
吉原08  www.ukiyo-e.co.jp/15893 *吉原遊廓
吉原09 細見 www.ukiyo-e.co.jp/3134
吉原10 細見ほか www.ukiyo-e.co.jp/1534
吉原11 語彙DB www.ukiyo-e.co.jp/3131

9)歌舞音曲 Kabu-Ongyoku (Dance and Music on Stage)

歌舞音曲* DB                 www.ukiyo-e.co.jp/15940
歌舞音曲* 出典別 DB www.www.ukiyo-e.co.jp/16073
歌舞音曲00
歌舞音曲01
歌舞音曲02
歌舞音曲03
歌舞音曲04 外題
歌舞音曲09 DB 役名(役者) www.ukiyo-e.co.jp/15940

10)偽筆 肉筆浮世絵     Fake (Ukiyo-e Paints)

浮世絵学01/偽筆*_落款(肉筆) 浮世絵・酒井好古堂(酒井雁高) http://www.ukiyo-e.co.jp/16126

偽筆
浮世絵学01/落款(北齋)/偽筆*01 http://www.ukiyo-e.co.jp/4166
浮世絵学01/落款(北齋)/偽筆*02 http://www.ukiyo-e.co.jp/4367
浮世絵学01/落款(北齋)/偽筆*03 http://www.ukiyo-e.co.jp/4246
浮世絵学01/落款(歌麿)/偽筆*04 http://www.ukiyo-e.co.jp/3660
浮世絵学01/落款(歌麿)/偽筆*05 http://www.ukiyo-e.co.jp/1764
浮世絵学01/落款(歌麿)/偽筆*06 http://www.ukiyo-e.co.jp/1776
浮世絵学01/落款(歌麿)/偽筆*07 http://www.ukiyo-e.co.jp/13131
浮世絵学01/落款(歌麿)/偽筆*08 http://www.ukiyo-e.co.jp/4420
浮世絵学01/落款(歌麿)/偽筆*09 http://www.ukiyo-e.co.jp/2016
浮世絵学01/落款(歌麿)/偽筆*10 http://www.ukiyo-e.co.jp/2011

浮世絵学01/落款(歌麿)/偽筆*11 http://www.ukiyo-e.co.jp/10024
浮世絵学01/落款(歌麿)/偽筆*12 http://www.ukiyo-e.co.jp/4400
浮世絵学01/落款(應挙)/偽筆*13 http://www.ukiyo-e.co.jp/12529
浮世絵学01/落款(春章)/偽筆*14 http://www.ukiyo-e.co.jp/10946
浮世絵学01/落款(廣重)/偽筆*15 http://www.ukiyo-e.co.jp/10586
浮世絵学01/落款(廣重)/偽筆*16 http://www.ukiyo-e.co.jp/12102
浮世絵学01/落款(絵師)/偽筆*17 http://www.ukiyo-e.co.jp/11808
浮世絵学01/落款(歌麿)/偽筆*18 http://www.ukiyo-e.co.jp/4213

肉筆浮世絵に関して、作品経歴(プロブナンス)が重要である。

その作品が何年何月に確認され、展示され、掲載されているか。

つまり、新しいものは、プロブナンスが無く、偽筆の可能性が著しく高いことになる。

むろん、明治、大正、昭和期の作品でも、偽筆は存在する。

落款+印章、これを一緒にして款印(かんいん)という。

これらの偽印も出回っている。

しかし真印とは明らかに違うので、慎重に画体、画技などを見極めて、判断する必要がある。

日本浮世絵博物館は、永年かけて、基準作品を豪華図録にまとめた。

むろん、多少、疑問の作品もあるが、執筆者の意見を尊重して掲載した。

驚いたことに、これらの図版を転用して、既に偽筆が何本も製作されていた。

酒井藤吉(監修)日本浮世絵博物館所蔵/肉筆浮世絵撰集、学研

*各項目の検索 浮世絵学(〇〇)で表示されます。

浮世絵学(歌舞音曲)

浮世絵学(吉原遊廓)

浮世絵学(書誌)

浮世絵学(狂歌)

浮世絵学(文化藝術懇話会)

11.a)最近の研究・投稿(名数 源氏物語 五十三帖説)

http://www.ukiyo-e.co.jp/16158

浮世絵学04/外題(名数)_源氏物語序説 五十三帖説/尾州家河内本を底本とする 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) http://www.ukiyo-e.co.jp/16158

浮世絵学04/外題(名数)(五十三)帖_源氏物語、善財童子、名数五十三の一致 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) http://www.ukiyo-e.co.jp/3718

浮世絵学04/外題(名数)(源氏物語)/源氏文字ぐさり 五十三帖  酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) http://www.ukiyo-e.co.jp/19353

江戸期の五十三帖の覚えた方、これでも五十三帖になっている。

若菜(上下二帖、もっとも長い帖で、心理描写)は一回だけ、数えられている。

雲隠れが入っているが、これは光源氏の光が消え入る(亡くなる)ところなので、最初から、書かれていない。

源氏物語 名数 五十三帖説   www.ukiyo-e.co.jp/16158
春信 千葉市美術館 2017MFA www.ukiyo-e.co.jp/16639

11.b) 廣重/東海道五十三次(保永堂+僊鶴堂)の刊年、その画証

廣重が1830.03文政13.03、伊勢へ出掛けていた。三枚続の画証を見付けた。

浮世絵聚花で、廣重/総目録を作成していたが、刊年が分からなかった。

廣重研究の先達、小島烏水翁がおられれば、飛び上がって喜ぶだろう。

鈴木重三先生も、きっと驚くに違いない。

1829文政12年は御遷宮、1830文政13.03年は御蔭参り。

三枚続の中(大3-2)、ここに年月が刻記されている。

廣重は、御馬献上に随行して出掛けたが、東海道は宮から桑名、そして四日市まで。鈴鹿越えをしないで、伊勢へ向かっている。従って、四日市から京師まで、廣重は名所図会をもとに描いたことが分かった。

浮世絵学02/刊年 1830.08-12(文政13.08-12)に版下画成る。ひろしげ 廣重/東海道五十三次(保永堂+僊鶴堂)とうかいどう 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) http://www.ukiyo-e.co.jp/17992

11.c)北齋および戴斗(たいと)/北齋漫画 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15 全画像を紹介

明治期の吉川半七版などを紹介

北齋漫画

1814-1817北齋/北齋漫画       http://www.ukiyo-e.co.jp/21976

1814北齋(ほくさゐ)/北齋漫画(一編)      http://www.ukiyo-e.co.jp/ 20319
1814戴斗(たいと)/北齋漫画2(二編)     http://www.ukiyo-e.co.jp/20452
1814戴斗(たいと)/北齋漫画3(三編)     http://www.ukiyo-e.co.jp/20497
1816戴斗(たいと)/北齋漫画4(四編)     http://www.ukiyo-e.co.jp/20584
1816戴斗(たいと)/北齋漫画5(五編)     http://www.ukiyo-e.co.jp/20656
1817戴斗(たいと)/北齋漫画6(六編)     http://www.ukiyo-e.co.jp/20768
1817戴斗(たいと)/北齋漫画7(七編)     http://www.ukiyo-e.co.jp/20808
18**戴斗(たいと)/北齋漫画8(八編)     http://www.ukiyo-e.co.jp/27067

18**戴斗(たいと)/北齋漫画9(九編)      http://www.ukiyo-e.co.jp/27109

1817戴斗(たいと)/北齋漫画10(十編)     http://www.ukiyo-e.co.jp/20866
1820-1833爲一(ゐいつ)/北齋漫画11(十一編)   http://www.ukiyo-e.co.jp/20598
1834爲一(ゐいつ)/北齋漫画12(十二編)    http://www.ukiyo-e.co.jp/20994
1849爲一(ゐいつ)/北齋漫画13(十三編)    http://www.ukiyo-e.co.jp/21037
1850-1877爲一(ゐいつ)/北齋漫画14(十四編)   http://www.ukiyo-e.co.jp/21075
1878爲一(ゐいつ)/北齋漫画15(十五編)    http://www.ukiyo-e.co.jp/21112

北齋漫画、下記でも、ご覧になれます。

http://www.ukiyo-e.co.jp/31956       無版元   北齋漫画N01…N10と表記する

http://www.ukiyo-e.co.jp/21976       吉川弘文館 東壁堂 北齋漫画Y01…Y15 と表記 

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その他、各種の検索で、多岐多様の浮世絵学に関する情報を表示してございます。

*源氏物語の名数

最近と云っても、実ハ、学生時代からから疑問に思っていた源氏物語の名数について、

やっと最近、50数年にわたり多岐多様な学問を検証し、解明できました。

定家本は一つだけの鈔本ですから、紫式部の原本に忠実とは云えません。

その点、河内本(尾州家河内本)は二十一種の写本の義理(筋道を通し、疑問点を解明)を追求して校合しています。

河内本が、紫式部の原本に、より忠実であろうかと思われます。(影印、翻刻あり)

源氏物語は五十三帖、五十四ではありません。紫式部は仏典から暗示を受けて、

源氏物語を五十三という素数の名数によって書き上げました。

五十三では二で割れてしまいます。

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11.d)1818戴斗/傳神畫鏡   全図、掲載する

http://www.ukiyo-e.co.jp/21321

*秀画一覧の改題というが、秀画一覧を確認していないので不明。

恐らく版面は全く同一かと推測する。

◯2017堀口瑞子/北壽/城西大学水田美術館

本格的な北壽のモノグラフである。

北壽

2018北壽(ほくじゅ)/総目録_296項目

2018北壽(ほくじゅ)/伝記集成_6項目

更に作品、伝記について増補訂正が望まれる。

◯春信 千葉市美術館 2017MFA ボストン美術館所蔵

150点の内、春信は100点ほど。後は別の絵師でガッカリ。

2017春信_総目録

http://ukiyo-e.co.jp/16639

  [http://www.ukiyo-e.co.jp]

[浮世絵学**][浮世絵学*1][浮世絵学*2][浮世絵学*3]…

[浮世絵学01][浮世絵学02][浮世絵学03][浮世絵学04]…

御電話いただければ、御迷惑を掛けません。

酒井 雁高(がんこう) 学芸員 curator

浮世絵・酒井好古堂   http://www.ukiyo-e.co.jp

文化藝術話会    浮世絵鑑定家

100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14

電話03-3591-4678

12)明治初年、画廊・酒井好古堂を神田淡路町に創設。

書廊(しょろう)の琅玕堂(ろうかんどう)から暗示を受けて、画廊・酒井好古堂を神田淡路町に創設。
高村光太郎*(1883-1956)の書廊(しょろう)・琅玕堂(ろうかんどう)に啓発されて、曽祖父・酒井藤兵衛(1844-1911)、祖父・酒井庄吉(1878-1942)らが、日本で初めての浮世絵画廊(がろう)・酒井好古堂を明治期の一等地、神田淡路町に創設した。その経緯について、父・酒井藤吉(1915-1993)は三回にわって書き記している。詳細について、神田学会の下記のサイトを御覧いただきたい。父は、そのミニコミ誌三冊を浮世絵博物館の書棚に、大事に保管していたのを覚えている。明治初期は漢籍が主流で、多くの中国人(当時、シナ人)が亡命して在日していたことが分かる。一般人では来日が無理で、医師とか特別な人物に限られていた。このため、書跡、漢籍が主流であった。

ろうかんどう

琅玕堂(ろうかんどう)

高村光太郎が開設した日本初の書廊(しょろう)

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酒井好古堂

酒井好古堂、日本で初の画廊を東京神田淡路町に開設。

◯1941小島烏水/浮世絵類考
1941小島烏水/浮世絵類考/序

雑誌浮世絵

(本図は「よみがえる浮世絵」から転載しました)

◯財団法人日本浮世絵博物館の設立1982、賛同者

1982年、酒井藤吉、貞助、泉三郎の三兄弟は、多くの諸先生がたの賛同を得て、父祖の地・長野県松本市郊外に浮世絵専門の博物館を創設した。賛同者は、高橋誠一郎、森銑三、守随憲治、暉峻康隆、水野稔、川村博通、鈴木重三ら諸先生方である。また、その後、多くの先生方は、浮世絵の蒐集・保管、研究・整理、公開・展示を目的とする博物館のために協力を惜しまなかった。その報恩に報いるため、博物館は公益性、公共性の観点から、世界各地、また国内各地にて展覧会、講演会など浮世絵の普及活動を続けている。

◯浮世絵・酒井好古堂

ご来店を心より、お待ちしております。

なお、「浮世絵」を「浮いている世の中」(Floating World)と誤訳されていますが、

浮世絵は紙ですから、浮きません。むしろ水の中に、沈んでしまいます。

これは完全に誤訳です。「浮き」は、浮き浮きしている意味ですから、英語ではfeeling of excitement になります。

*Uki-yo: does not mean “floating” “world”.  It means “feeling of excitement” “people and society”.

So “ukiyo-e” means exactly “the pictures for feeling of excitement”, not “floating world”.

Ukiyo-e never floats but sinks under the water.

[浮世絵学・複製] *ここのサイトに複製(木版、カラーシート、一筆箋など)の画像があります。御覧下さい。

*[浮世絵学・複製]で検索して下さい。

◇接続URL

http://www.ukiyo-e.co.jp/22447 版本(絵本) Picture Book → http://www.ukiyo-e.co.jp/1014

http://www.ukiyo-e.co.jp/1809  浮世絵学*1/ukiyo-e oldest gallery 

http://www.ukiyo-e.co.jp/233    浮世絵学*2/ (English): SAKAI Koh.ko.do Gallery

http://www.ukiyo-e.co.jp/1783   浮世絵学*3 1941小島烏水(1873-1948)/浮世絵類考(序文)

http://www.ukiyo-e.co.jp/226    浮世絵学*4/浮世絵学(データベース)1978SAKAI gankow’s_ukiyo-e data base method 

http://www.ukiyo-e.co.jp/1014   浮世絵学*9/ 浮世絵書誌 (bibliography, reference books, illustrated catalog …) 

何か御気付きの点があれば、御教示ねがいます。
酒井 雁高(がんこう) 学芸員 curator
浮世絵・酒井好古堂   
[浮世絵学]文化藝術懇話会  浮世絵鑑定家
100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14
電話03-3591-4678 



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