浮世絵学04/1796(寛政8)哥麿+百琳宗理/春の曙 絵入狂歌本 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂) http://www.ukiyo-e.co.jp/45996
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1982-04-29現在(2022-05-22更新) 

浮世絵学:ukiyo-e study  浮世絵鑑定(肉筆浮世絵、錦絵):judge

SAKAI_gankow, curator, professional adviser of ukiyo-e

酒井 雁高(がんこう)(浮世絵・酒井好古堂主人) 

*学芸員 *浮世絵鑑定家 📞 Phone 03-3591-4678(東京・有楽町)

酒井 邦男(くにお)  酒井好古堂・副代表    *学芸員     *浮世絵鑑定家

100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14(東京・有楽町 帝国ホテルタワー前) 

日本最古の浮世絵専門店

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御案内

G浮世絵学00 御案内 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

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複製・復刻

R浮世絵学00/複製・復刻 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

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*1946、私、酒井雁高(がんこう)、(戸籍名、信夫のぶお)は、酒井藤吉、酒井十九子の次男として生まれた。生まれた時から、浮世絵に囲まれ、浮世絵博物館に組み込まれていたように思う。1966、兄・正一(しょういち)が冬山のスキー事故で死亡。いきなり、私に役目が廻ってきた。それにしても、子供が先に亡くなるとは、両親の悲しみは察して、余りある。母は、閉じこもったきり、黙ったままの父に、何も話すことが出来なかったという。

*1967、私は大学の経済学部を卒業し、すぐ文学部国文科へ学士入学。何とか、源氏物語など、各種日本文学、江戸文学も多少、学ぶことが出来、変体仮名なども読めるようになった。http://www.ukiyo-e.co.jp/wp-admin/edit-comments.php

*1982年以来、浮世絵博物館と一緒に過ごしてきた。博物館が女房替わりをしてくれたのかも知れない。

*それでは子供、というと、これら浮世絵学、1,172項目であろうか。一所(浮世絵学)懸命、学問としての浮世絵学を成長させてきたつもりである。今後も、御支援、御指導を賜りたい。2021-06-20酒井雁高・識

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日本で最古の浮世絵専門店。幕末の開明思想家・佐久間象山(1811-1864)(しょうざん)が、酒井義好(1810-1869)*よしたか の書齋を「好古堂」と命名しました。1982、酒井藤吉(とうきち)・十九子(とくこ)、酒井貞助(ていすけ)・富美江(ふみえ)、酒井泉三郎(せんざぶろう)・美代子(みよこ)らは、好古堂蒐集品を基として、父祖の地、松本市郊外に、日本浮世絵博物館を創立しました。

 

1803葵衛(齋藤秋圃)/葵氏艶譜

父・藤吉が亡くなってから、酒井信夫・雁高(がんこう)、そして酒井邦男が継承し、世界各地で65回の浮世絵展覧会を開催して今日に至っています。皆様のご指導ご鞭撻を御願い致します。

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 *Sakai Kohkodou Gallery  酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) Japanese Traditional Woodblock Prints  

SAKAI_gankow, curator, professional adviser of ukiyo-e

2022 SAKAI, gankow   酒井雁高

 

2018 SAKAI gankow

 

2020 SAKAI kunio

*現在、ファックスは使えません。

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⚪1796(寛政8)哥麿+百琳宗理/春の曙 絵入狂歌本

画像が小さく、誤認、誤読もあるが、一応、一通り、翻刻した。適宜、訂正を願います。

後半はルーペを使い、細かい仮名文字を読めるようになった。ルーペ、必需品。

「東洋文庫」の押印が画像の真ん中にあり、解読、翻刻、鑑賞に著しく弊害がある。

アーサー・モリソンの東洋文献を購入して東洋文庫を創立した岩崎久弥、そして歴代の文庫長、例えば榎一雄らの意図を全く考えていない。理事会で、叱るべき措置を速やかに取るべきである。今マ時キ、このような暴挙は許されない。この所蔵者は、根本的に所蔵資格が欠如していると断じて良い。

1796(寛政8)哥麿+百琳宗理/春の曙_ 176項目

狂歌の中に幾つもの「春の曙」が詠まれている。芍薬亭は、1810s文化後期の狂歌師であり、この当時は未だ駆け出しであった。寛政8、辰であるから、天明の著名な狂歌師が狂歌を寄せている。

角横(18.5x22.9)x2、この大きさとなり、所謂、絵入狂歌本とは全く別のように思う。

断ち切りがあるので、実際は小さくなる。

俊満(1757-1820)(64)*しゅんまん 哥麿は吉原の雛妓と関係し、吉原の規則に違反した。このため、密かに廓外に出た。

俊満は、これをスッパ抜いて、三圍(みめぐり)あたりを描いている。

哥麿(1750s-1806)は恐らく、1757前後で同年と考えて良い。宗理(1760-1849)は少し後年代、つまり年上である。

 

哥麿画/婦人、御簾を巻き上げる* ほか三美人  *残念なことに、画像が不鮮明である。

*これは枕草子に因む逸話を、支那の香炉峰の雪について、定子(977-1001)が質問した。清少納言(966c -1025c)は機転を利かせ、香炉峰の雪はどうかしらと、御簾を巻き上げた。香炉峰は、白居易の詩にもあるが、中国江西省九江の南西、廬山にある山で、形が香炉に似ていて、 廬山中の景勝の一つ。本図は、哥麿が枕草子の故事・香炉峰の雪、清少納言が御簾を巻き上げたことを知っていた。枕草子の注釈書、北村季吟1625–1705/春曙抄を踏まえている。

「雪いとたかく降りたるを、れいならず御格子をまいらせて、すびつに火おこして、もの語などして、あつまりさぶらふに、少納言よ、かうろほうの雪は、いかならんと仰られければ、みこうしあげさせて、みす高くまきあげたれば、わらはせ給ふ。人々も皆さる事は、しり歌などにさへ、うたへど、思ひこそよらざりつれ。猶、此宮の人には、さるべきなめりといふ。」

*岩崎美隆(1804-1849)/紅園抄、国文名著刊行會、巻四、此詞、后宮なるべし。但基俊の悦目抄には、一條院の勅言とある。

*北齋の二枚の絵半切より、哥麿の御簾を巻き上げる画像が、より春の曙に相応しい画題といえる。

画狂人北齋画/座敷舞披露*

百琳宗理画/三美人、座敷より春景色を觀る*

落款:

百琳宗理画

刊年:辰の東し(寛政8)

版型形態:角横x2 絵半切? 通常の絵入狂歌本は大横を内側に折り、胡蝶装に貼り合わせている

外題:春の曙(画中、「春曙抄」とあり) *書名は無い

板元:無版元

内題:芍薬連の狂歌師の狂歌 表紙、裏表紙を含めて全16丁

内題1:婦人、御簾を巻き上げる*  清少納言の機転

内題2:画狂人北齋画/座敷舞披露*

内題3:百琳宗理画/三美人、座敷より春景色を觀る*

所蔵:東洋文庫 *他の所蔵品と比較すると何か分かるかも知れない。

http://124.33.215.236/gazou/201111/3-F-a-HE-74/show201111.php?booktitle=%E6%98%A5%E3%81%AE%E6%9B%99&pgtitle=%E6%9D%B1%E6%B4%8B%E6%96%87%E5%BA%AB%E7%94%BB%E5%83%8FDB&img=3-F-a-he-74_00_001.jpg

類考(狂歌)のDBも御覧ください。本書も含む。難読の狂名も多い。

2019類考(狂歌)/類考(狂歌)_3296項目

何か御気付きの点があれば御教示ください。

酒井 雁高(がんこう) 浮世絵・酒井好古堂主人 学芸員 curator 

浮世絵・酒井好古堂 浮世絵鑑定家 [浮世絵学] 検索 http://www.ukiyo-e.co.jp 

SAKAI_gankow,  curator,  professional adviser of ukiyo-e

文化藝術懇話会 

100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14

電話03-3591-4678



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