浮世絵学04/外題(漱石の思い出)1928(昭和3)夏目鏡子/漱石の思い出、改造社 http://www.ukiyo-e.co.jp/67425
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浮世絵学04/外題(漱石の思い出)1928(昭和3)夏目鏡子/漱石の思い出、改造社 http://www.ukiyo-e.co.jp/67425

1982-04-29現在(2020-10-12更新) 浮世絵学:ukiyo-e study  浮世絵鑑定:judge

SAKAI_gankow, curator, professional adviser of ukiyo-e

酒井 雁高(がんこう)(浮世絵・酒井好古堂主人) *学芸員  *浮世絵鑑定家 📞 Phone 03-3591-4678

酒井 邦男(くにお)  酒井好古堂・副代表    *学芸員        *浮世絵鑑定家

100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14(東京・有楽町 帝国ホテルタワー前) 日本最古の浮世絵専門店

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 *The BEST Japanese Traditional Woodblock Prints, Handmade reproduction (adm. by JUM) 

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浮世絵学 すべて(浮世絵・酒井好古堂)

日本で最古の浮世絵専門店。幕末の開明思想家・佐久間象山(1811-1864)(しょうざん)が、酒井義好(1810-1869)*よしたか の書齋を「好古堂」と命名しました。1982、酒井藤吉(とうきち)・十九子(とくこ)、酒井貞助(ていすけ)・富美江(ふみえ)、酒井泉三郎(せんざぶろう)・美代子(みよこ)らは、好古堂蒐集品を基として、父祖の地、松本市郊外に、日本浮世絵博物館を創立しました。

父・藤吉が亡くなってから、酒井信夫・雁高(がんこう)、そして酒井邦男が継承し、世界各地で65回の浮世絵展覧会を開催して今日に至っています。皆様のご指導ご鞭撻を御願い致します。

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 *Sakai Kohkodou Gallery  酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂主人) Japanese Traditional Woodblock Prints   

 


○浮世絵学04/外題(漱石の思い出)1928(昭和3)夏目鏡子/漱石の思い出、改造社

ほぼ、年代順に紹介する

○浮世絵学04/外題(懇話会79)2020-10-24(土)17.00-17.40 夏目漱石(1867-1916)酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂) http://www.ukiyo-e.co.jp/66344

○浮世絵学04/外題(吾輩ハ猫デアル)1905(明治38)漱石/吾輩ハ猫デアル 

http://www.ukiyo-e.co.jp/63018

○浮世絵学04/外題(漾虚集 1906(明治39)漱石/漾虚集 単行本 

http://www.ukiyo-e.co.jp/63113

○浮世絵学04/外題(鶉籠うずらかご)1907漱石/鶉籠、春陽堂 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

*坊ちゃん、二百十日、草枕が収められている。従って、坊ちゃんなどの単行本は無い。

http://www.ukiyo-e.co.jp/67073

○浮世絵学04/外題(虞美人草)1907漱石/虞美人草、春陽堂 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂) 

http://www.ukiyo-e.co.jp/66812

○浮世絵学04/外題(門)1911(明治44)漱石/門(もん)、春陽堂 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

http://www.ukiyo-e.co.jp/67172

○浮世絵学04/外題(行人)1914(大正3.01)漱石/行人(こうじん)、大倉書店 

http://www.ukiyo-e.co.jp/67371

○浮世絵学04/外題(明暗)1916(大正5)漱石/明暗(めいあん)、岩波書店

http://www.ukiyo-e.co.jp/66842  

○浮世絵学04/外題(漱石の思い出)1928(昭和3)夏目鏡子/漱石の思い出、改造社 

http://www.ukiyo-e.co.jp/67425

○浮世絵学04/漱石と十弟子 1948(1974)津田青楓/漱石と十弟子 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)

http://www.ukiyo-e.co.jp/66487

(雁註)506頁の分厚い、布装丁の本。女婿(漱石の長女・筆子の夫)の松岡譲が漱石の妻・鏡子の述べたことを記述している。

あとがき、ここに経緯が述べられている。十三回忌を契機として、やっと纏められたと。巻頭に多くの写真が掲載されている。

さすがに、妻にしか分からない、漱石の一面を書いている。特に、あたまが可笑しくなる時、顔が火照ってくる。

本文目次

1 松山行

2 見合

3 結婚式

4 新家庭

5 父の死

6 上京

7 養子に行った話

8 草枕の素材

9 書生さん

10 長女誕生

11 姉さん

12 犬の話

13 洋行

14 筆の日記

15 留守中の生活

16 白紙の報告書

17 帰朝

18 黒板の似顔

19 別居

20 小刀細工

21 離縁の手紙

22 小康

23 猫の家

24 猫の話

25 有難い泥棒

26 猫の出版

27 生と死

28 木曜会

29 朝日入社

30 長男誕生

31 最後の転居

32 坑夫

33 謡の稽古

34 所謂煤煙事件

35 猫の墓

36 満韓旅行

37 修禅寺の大患

38 病床日記

39 経過

40 帰京入院

41 病院生活

42 博士号辞退

43 良寛の書など

44 善光寺行

45 二つの縁談

46 朝日講演

47 破れ障子

48 雛子の死

49 私の迷信

50 呑気な旅

51 二度目の危機

*顔が火照って、てかてかして居る時、例の頭がひどくなっている。

耳から始まる。幻聴(げんちょう)。女中が何か自分の悪口を噂している…

行人(こうじん)を書いている時、中断した。細工をしている…人を邪魔にし、馬鹿にする…

胃の病気が起きると、頭の病気の救いになった。

52 酔漢と女客

53 自費出版

1914(大正3)岩波が、金の融通を頼みにきた。岩波の自費出版。「心」(こころ)、漱石が自分で装丁した。表紙は石鼓文。

54 芝居と角力

1914(大正3)此の年、無闇と縮刷本が出た。菊判の大型から、ポケットに入る縮刷本になり、大変、悦ばれた。

55 京都行

津田青楓が油画の先生。彼岸の入り、漱石は京都へ出掛ける。青楓は京都の桃山に移ったので、遊びに来ないかと誘った。

津田の兄、西川一草亭も来て、賑やかになる。木屋町御池(きやまちおいけ)の北ノ大嘉(たいか)という静かな宿に宿泊。

祇園のお多佳(おたか)さんに会うと良いと勧められた。文学藝者で、一中節は大のお得意。そこへ、お君さん、金之助さんも来る。

漱石は、お多佳さんの一中節、特に道行ばかり何度も聴いていた。

56 子供の教育

57 糖尿病

1916(大正5)此の夏ごろから、何となく生気がなく、背中にアセモが出来た。一日、一日と痩せていった。明暗に打ち込んでいた。

58 晩年の書畫

滝田樗陰が、いろいろ書かせ、すぐ表装をして、函書きまでさせた。

漱石、気に入らないとビリビリ、破った。滝田が持ってきた書畫に揮毫したので、かなりの量の漱石書が残った。

59 二人の雲水

儀礼と感謝の念の篭っているのが、痛く夏目を関心させました。

60 死の床

明暗を気にしていた。十一月二十日。痩せ細って、死相が出てくる。

61 臨終

62 解剖

63 葬儀の前後

64 其後の事ども

附記 あとがき

(雁註)松岡は、ほぼ年代順に聞き書きをしている。鏡子は記憶を確かめながら、文字通り、漱石の思い出を語っている。妻でしか分からない漱石の一面、二面が現れている。

1 1912(大正元年九月)撮影、四十六歳
2 夏目家累代の墓 東京市小石川区小日向臺本法寺内にあり

左上 父、夏目小兵衛直克 明治30年84歳にて没す

左下 母、夏目ちゑ 明治24年53歳にて没す

右上 五歳頃の漱石 右は養父・鹽腹昌之助(しょうのすけ)

右下 十歳頃の漱石 右は養父・鹽腹昌之助

3 右橋、十二、三歳頃の漱石。左橋、次兄夏目榮之助(明治20年歿)中央、義兄高田庄吉

左 長兄夏目大一、後に大助と改名 明治20年31歳にて没す

右 兄夏目直矩(前名和三郎)現存

4 左 予備門時代の漱石。右、臼井龜太郎氏。

右 大学時代の漱石(26歳)右、米山保三郎氏(天然居士)明治25年2月、撮影

5 右 冨士登山記念写真。中央、漱石。右、中村是公氏、左、山川信次郎氏 明治24-25年頃撮影

左 右、二人目、漱石。三人目、中川小十郎氏、左端、太田達塵氏、右端、佐藤友熊氏。

6 右 明治25年12月撮影、

左 正岡子規居士

7 右 明治25年6月、撮影

中 同上裏面

左 明治27年撮影

8 明治27年、上野講演不忍池畔に於ける帝大英文学会記念写真、後列、左二人目漱石

9 上 松山市二番町の下宿。明治28年5月頃から上野といふ老夫婦の宅に寄寓す。表八畳。

下 同上裏二階。同年夏、子規居士松山に帰着して同宿す。

それより裏二階に移り、居士は病身の故もあって階下に起臥し、漱石は二階に居ったといふ。(昭和3年5月撮影)


10 松山中学校卒業記念写真。第三列左から二人目、漱石。臨終の主治医者、真鍋嘉一郎氏は当時の生徒として、前列右から三人目にあり。
明治29年4月撮影(30歳)
11 右 明治27年撮影(28歳)見合ひ写真

左 中根鏡子 見合ひ写真、明治28年撮影(19歳)

下 貴族院書記官長官舎 見合ひの場所(昭和3年10月撮影) 円内 岳父・中値重一

12 上 熊本市光琳寺町の家。結婚式を挙げた離れ座敷(昭和3年5月、針山豊氏撮影

下 熊本市外大江村(現大江町)の家にて 左から土屋忠治氏、漱石、ワンちゃん、鏡子、女中、明治31年撮影(31歳)


13 上 熊本市外小天字湯ノ浦、俗稱漱石館庭園。ここは草枕の地と称せられ、今に当時の建物を遺す。
左の棟は明治30年暮から正月にかけて逗留した部屋(昭和3年5月、針山氏撮影)

下 上図右方の棟の内部。前田案山子の居室にして、逗留中しばしば招かれたという部屋。

この写真は明治30年頃の写真であって、右端に端座せる白髯の人が前田案山子である。

14 右 明治31年撮影(32歳)

左 明治33年撮影(34歳) 左端、漱石。右端、湯浅廉孫氏、右二人目、行徳俊則、左二人目、加藤氏

15 熊本第五高等学校教授時代 第二列右二人目、漱石。

16 上 明治39年3月撮影(40歳)千駄木の家の書斎にて

下 東京市本郷区駒込千駄木町57番地の家玄関

17 明治39年、帝大英文科卒業生記念撮影。前列左二人目、漱石。同列右端、上田敏氏、左端、中川芳太郎氏、

後列左二人目、二宮行雄氏、三人目、野村傳四氏

18 右 明治40年2月撮影、一高玄関前にて

左 明治40年5月撮影(41歳)

19 上 本郷西片町の家

下 早稲田南町の家の玄関

20 左上 明治41年12月撮影(42歳)

右上 明治43年4月撮影(44歳)

下 早稲田南町の家の書斎外観

21 森成氏送別会記念写真。明治44年4月撮影(45歳)。前列左から、次女恒子、鏡子、長男純一、四女愛子、長女筆子、三女榮子、小宮豊隆氏。

後列左から、松根東洋城氏、森成麟造氏、東新氏、漱石、野上豊一郎氏、安倍能成氏、坂元雪鳥氏、野村傳四氏、

(左円内)、森田草平氏。(右園内)、鈴木三重吉氏、早稲田南町庭前にて。

22 右 猫の墓 最初、猫の墓はささやかな墓標で此の下に、稲妻おこる宵あらん、という句が題され居たのであるが、いつの間にか朽ちて捨てられ、

ただ目印に澤庵石程の自然石が据えられてあった。其うちに文鳥の墓が出来、犬の墓が出来た。猫の十三回忌に、それらを合祀して供養塔を立てた。

中 犬の墓 家犬の爲めに、秋風の聞こえぬ土に埋めてやりぬ、と書かれてあるが、下の部分は白蟻に喰われてぼろぼろになって居る。

左 森成氏に贈った銀のシガレットケース。

23 右 明治43年撮影 左、漱石。中央、行徳俊則氏。右、長女筆子。

左 五女雛子(明治43年生、44年歿)

24 右 大正1年9月撮影 右、漱石。中央、犬塚信太郎氏、左、中村是公氏。

25 上 大正3年12月撮影(48歳)、早稲田南町の書斎にて

下 大正2年撮影。左、漱石夫妻。右、森巻吉氏夫妻

26 上 大正3年12月撮影、早稲田南町庭園にて、右、長男純一。左、次男伸六。

下 大正4年7月、鳥居素川氏撮影(49歳)、早稲田南町書斎南縁にて。

27 大正5年12月撮影(50歳)臨終直面

28 死面 大正5年12月9日逝去常夜。新海竹太郎羽jいの手によって原型をとる。

後これをブロンズに鋳て、一面を漱石山房に保存し、一面を朝日新聞社に贈る。

29 上 書斎 現在も財政当時のまま保存さる。

下 霊前 書斎に遺骨を安置して居った時の写真。正面の位牌は宗演禅師の筆になり、文献院古道漱石居士位とある。

30 右 晩年の筆跡

中 最初の墓 最初遺骨を埋めた舊墓地の墓。一周期に新墓地へ移す。市外雑司が谷墓地にあり。墓標の字は菅虎雄氏の筆になる。

31 墓 雑司が谷墓地にあり。鈴木禎次氏の雪景、菅虎雄氏の筆

32 遺児 大正4年撮影。左から、長男純一。四女愛子、長女筆子、次女恒子、三女榮子、次男伸六

33 第一回九日会 左から安倍能成、野上豊一郎、鏡子、内田百間、津田青楓、

書棚の前の正面の顔、左から芥川竜之介、森田草平、和辻哲郎、

角火鉢に手をかざしてるもの、左から小宮豊隆、岩波茂雄、阿部次郎、阿部氏の後方、速水滉、右端、滝田樗陰の諸氏。

何か御気付きの点があれば、御教示ください。

酒井 雁高(がんこう) 学芸員 curator 浮世絵鑑定家

浮世絵・酒井好古堂   日本最古の浮世絵専門店

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