浮世絵学01/落款(肉筆)/偽筆*03 ほくさゐ/北齋_すみだ北齋美術館 Fake FAKE or NOT “CHECK” Ukiyo-e paintings in early Meiji 1880s-1890s, collectors and scholars 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)[ukiyo-e.co.jp]
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浮世絵学01/落款(肉筆)/偽筆*03 ほくさゐ/北齋_すみだ北齋美術館 Fake FAKE or NOT “CHECK” Ukiyo-e paintings in early Meiji 1880s-1890s, collectors and scholars 酒井雁高(浮世絵・酒井好古堂)[ukiyo-e.co.jp]

2016-11-27現在 酒井雁高(酒井好古堂主人)浮世絵鑑定家

原画を見ていないが…図版を熟覧するだけでも、やはり偽筆の可能性が高い。

http://www.ukiyo-e.co.jp/4400 歌麿? 中国の仙女

http://www.ukiyo-e.co.jp/4420 歌麿の肉筆 真筆は世界に数本

http://www.ukiyo-e.co.jp/4246 明治期の肉筆鑑定

http://www.ukiyo-e.co.jp/4213 偽筆 外国向け 明治期

http://www.ukiyo-e.co.jp/2011 歌麿? 女達磨? 鍾馗? 三福神角力?

http://www.ukiyo-e.co.jp/1776 無款 歌麿? 深川の雪?

2015-04-20現在 酒井雁高(酒井好古堂主人) 浮世絵鑑定家(浮世絵専門) 学芸員

酒井雁高 浮世絵・酒井好古堂   [HP: ukiyo-e.co.jp]

酒井好古堂主人 SAKAI_gankow,  curator,  professional adviser

酒井雁高(酒井好古堂主人)SAKAI_gankow,  curator,  

浮世絵・酒井好古堂   [HP: ukiyo-e.co.jp]

professional adviser of ukiyo-e, sakai koukodou gallery  

2015-03-28[ukiyo-e.co.jp]  *You might also see [japan-ukiyoe-musem.com]

明治初期、外国人が浮世絵(版画)を購入し始めて、慌てて日本でも蒐集する機関、個人が出始めた。しかし、肉筆浮世絵に関しては、極少数の専門家しか鑑定が出来ず、真偽も分からず、妙なものが多く売買されている状況であった。

肉筆浮世絵の専門家として、当時、三兵衛がいた。その三兵衛を中心に談話、記録などを基に再構築してみた。

◇酒井藤兵衛(1844-1911)

1934(昭和9)反町茂雄/紙魚の昔がたり *1990竹田泰次郎(談)反町/紙魚の昔がたり、洋装本で再版

◇竹田泰次郎(1886-1937)(51)談話 玩古堂

吉田金兵衛の甥。通称、吉金(よしきん)は浮世絵商の魁。三兵衛の一人(酒井、吉田、村金)

もと、銅(あかがね)の平(なら)し屋。金槌で叩いて薄く引き延ばす。

(編年順)

◯若井兼三郎(1834-1908) 「若井おやぢ」印

1873-  ウイーン博覧会

1874-  起立商工会社* 日本美術の制作、販売 *国策会社 

◯本間耕曹(1841-1905)*出羽

1870s- 地方の大地主、豪商、政治家として、肉筆浮世絵を購入

1870s-1880s 外国人向けに多くの模写、偽筆が制作された

1873 ドイツへ渡る

1880s  アメリカに留学 肉筆浮世絵が歓迎されていた。 

1880s これ以前、肉筆浮世絵を購入したが、多くの偽筆が含まれている

1887(明治20頃)吉金で、肉筆浮世絵、特に北齋を買う 

◯飯島虚心(1841-1901)

1901 小林文七氏(旧本間耕曹所蔵)所蔵の肉筆に多くの偽筆

◯酒井藤兵衛(1844-1911)好古堂

1880s-1890s  肉筆浮世絵を集める。

1901(明治34) 好古堂の酒井藤兵衛(1844-1911)、帝室博物館に梅祐軒勝信/立美人図を売る(geocities.jp/tgftn614/nikuhitsu.index.htm)

酒井藤兵衛さんも、肉筆を盛んに集められたようです。私は知りませんが、蔭で聞いているところでは、大畑さんという方がナカナカ肉筆を集められたようです。この方も震災で、焼いてしまったでしょう。九鬼さん、高嶺さん、桑原さん、服部さんも、酒井さんから集められたそうです。(1990竹田泰次郎(談)/反町/紙魚の昔がたりp574)

◯ビゲロー(1850-1926)

◯服部一三(1851-1929) 兵庫県知事、肉筆浮世絵蒐集

◯九鬼隆一(1852-1931)帝室博物館 (総長)

1878 パリ万国博覧会

1884-1885(明治17-118)この頃から、肉筆浮世絵を買う(1890sまで)

1888 帝室博物館初代館長

1893-1895(明治26-28)大谷政蔵から190点(5回分)、前田健蔵から110点(3回)

*大谷政蔵 3年間に神戸市、京都市、兵庫県八部(やたべ)郡へ度々転居(東京国立博物館絵画室列品台帳)

*前田健蔵 殆ど何も解らない。

◯村田金兵衛(1852-1916)*明治期の浮世絵商、三兵衛の一人。日本橋中通り

◯フェノロサ(1853-1908)

1879 来日

◯林 忠正(1853-1906)

1878(明治11) パリーに渡る

1900 パリ万国博覧会事務官長

1900s   築地に西洋印象派の西洋美術館の設立を企画

◯高嶺秀夫(1854-1910)(歴史部長)高等師範学校長

◯吉田金兵衛(1860-1916)*明治期の浮世絵商、三兵衛の一人。下谷御徒町、神田豊島町

1880s 夜店でベンケイさんに売る

1880s-1890s 林忠正に小林文七を紹介する

1885 歌麿/蚕養草の復刻

1894(明治27)吉金(吉田金兵衛)は平(なら)し屋を止め、御徒町、御成道、末広町へ移る。

1916 金兵衛の死後、版木の一部を好古堂へ。

 章林堂 元禄堂 末広町で堂号を換える。

1878-1879(明治11-12) 

浮世絵商(古錦絵屋)の始まり(三兵衛)

*吉金(吉田金兵衛)、村金(骨董も)、酒井藤兵衛が率先者(竹田泰次郎(談)/反町茂雄/紙魚の昔がたりp558)

1879-1880(明治12-13)

*吉田金兵衛が、横浜山下町のブリンクリー(通商、ベンケイ)の屋敷へ入ろうとすると、

*神田淡路町の酒井藤兵衛(1844-1911)さんも、草鞋ばきで売りにやって来た…

この酒井さんも浮世絵商としては実に元祖の一人でしょう。元祖というのも変ですが…

(竹田泰次郎(談)/反町茂雄/紙魚の昔がたりp558)

◯ブリンクリー, F  横浜

1879-1880s 浮世絵を買う

1901 Japan-its history, arts and literature

◯岡倉覚三(1862-1913)(美術部長) 天心

◯桑原羊次郎(1864-1937) 

◯武岡豊太(1864-1931) 神戸、実業家 肉筆浮世絵蒐集

1880s-1890s

◯小林文七(1864-1923) 浅草亀岡町の富豪の一人息子 20代

1880s 吉金が世話をして、浅草の駒形へ店を出す。田久(たきゅう)を番頭に。

-       平川(山中商会)を番頭にして、外国人へ売る。

1880s- 本間耕曹より大量の肉筆を買う

1894- 浮世絵歴史展覧会品目

1900- 北齋展

1900s-欧米旅行

1920s-肉筆浮世絵の美術館設立の企画

1923  文七氏は、大震災の前に亡くなる。

1923- 関東大震災で膨大な肉筆、錦絵など所蔵作品の総てを焼失する

◯山中定次郎(1866-1936)   山中商会 著名な美術商であるが、浮世絵は後発

1884-1885(明治17-18)

外国人が買って行くので、山中商会が買い集めて海外で捌(さば)く。

1880s-1910s吉沢商店 河浦謙一 肉筆は扱わなかった

1887(明治20頃)本間耕曹、吉金で、肉筆浮世絵、特に北齋を買う 

1889-1890(明治22-23)

復刻(再版)を拵える。

売りに出る古板(ふるいた)を買う。歌麿の「本読み」(娘が行燈で)、「針めど」(おふくろさんが、いぼじり巻きして、針の目めど、を通す)。歌麿/蚕手業草(小林永興<小林永濯の息子>に版下を作ってもらった)

(雁註)原板ではなく、再刻(復刻)。新たに彫り直す。煤(すす)を塗って汚くする。

1894-1895(明治27-28)

日清戦争前後から大正

肉筆画をいじくる者は東京でも、私の叔父(吉田金兵衛)と酒井(藤兵衛、庄吉)さんと小林さん(小林文七)の3人位しか居ないようでした(竹田泰次郎(談)/反町茂雄(編)/紙魚の昔かたり、p571)

◯小島烏水(1873-1948)浮世絵蒐集家、登山家、横浜正金銀行 好古堂の浮世絵編纂者の一人

1941小島烏水/浮世絵類考/序

◯竹田泰次郎(1886-1937)(51)玩古堂

吉田金兵衛の甥。通称、吉金(よしきん)は浮世絵商の先覚者。

もと、銅(あかがね)の平(なら)し屋。金槌で叩いて薄く引き延ばす。このためトンカチと渾名。

1930s

◯中野忠太郎(石油成金)肉筆浮世絵を大々的に買うようになる。

酒井 雁高(がんこう) 学芸員 curator
浮世絵・酒井好古堂 [HP: ukiyo-e.co.jp]
[浮世絵学]文化藝術懇話会  浮世絵鑑定家
100-0006東京都千代田区有楽町1-2-14
電話03-3591-4678 Fax03-3591-4678



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